米政府倫理課、公務員の仮想通貨保有を制限へ

政策作りに関与する公務員の仮想通貨保有を規制

米政府の政府倫理課(OGE)は5日、暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインを保有する公務員に仮想通貨関連の政策や規制策定に係ることを禁止する勧告を発表した。

従来、公務員にはデ・ミニミス(De Minimis)と呼ばれる法則の下、上場企業の株式や投資信託を保有することが可能。しかし、今回の勧告では仮想通貨やステーブルコインは「公開有価証券」に該当しない為、デ・ミニミスの原理が適用されない運びとなった。

De Minimisとは

ラテン語で「些細な事」を意味する。元来は「de minimis non curat lex」と言う法原理を指し、法的には重要でない(Immaterial)とされる。

一般的には、特定の資産クラスや行動がデ・ミニミスとして判断された場合はそれが事実上合法であることを示す。

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その為、仮想通貨やステーブルコインはデ・ミニミスと該当されない為、米政府は仮想通貨関連の政策に関与する公務員が仮想通貨を保有していることは利益相反(Conflict of Interest)であると判断した形だ。

また、仮に特定の仮想通貨銘柄が有価証券として判断された場合でも、デ・ミニミスには該当されない。政策や規制の動向が公務員の保有する銘柄に直接的かつ予測可能な効果をもたらす際は、公務員がポリシーメイキングに参加しない、または特定銘柄の売却する必要が生じる。

なお、既存の法律では、株式や投資信託など、従来の金融資産では保有総額が50,000ドル(680万円)分以下ならデ・ミニミス、法的には利益相反に該当しないという。

他にも、仮想通貨関連の投資信託に出資している場合、50,000ドル以下でなければならない。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します