CoinPostで今最も読まれています

米政府倫理課、公務員の仮想通貨保有を制限へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

政策作りに関与する公務員の仮想通貨保有を規制

米政府の政府倫理課(OGE)は5日、暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインを保有する公務員に仮想通貨関連の政策や規制策定に係ることを禁止する勧告を発表した。

従来、公務員にはデ・ミニミス(De Minimis)と呼ばれる法則の下、上場企業の株式や投資信託を保有することが可能。しかし、今回の勧告では仮想通貨やステーブルコインは「公開有価証券」に該当しない為、デ・ミニミスの原理が適用されない運びとなった。

De Minimisとは

ラテン語で「些細な事」を意味する。元来は「de minimis non curat lex」と言う法原理を指し、法的には重要でない(Immaterial)とされる。

一般的には、特定の資産クラスや行動がデ・ミニミスとして判断された場合はそれが事実上合法であることを示す。

▶️仮想通貨用語集

その為、仮想通貨やステーブルコインはデ・ミニミスと該当されない為、米政府は仮想通貨関連の政策に関与する公務員が仮想通貨を保有していることは利益相反(Conflict of Interest)であると判断した形だ。

また、仮に特定の仮想通貨銘柄が有価証券として判断された場合でも、デ・ミニミスには該当されない。政策や規制の動向が公務員の保有する銘柄に直接的かつ予測可能な効果をもたらす際は、公務員がポリシーメイキングに参加しない、または特定銘柄の売却する必要が生じる。

なお、既存の法律では、株式や投資信託など、従来の金融資産では保有総額が50,000ドル(680万円)分以下ならデ・ミニミス、法的には利益相反に該当しないという。

他にも、仮想通貨関連の投資信託に出資している場合、50,000ドル以下でなければならない。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/24 水曜日
12:09
半値戻しのビットコイン、金融相場は投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。
06:35
バイナンスアプリの削除、フィリピン当局がアップルとグーグルに命令
フィリピンはバイナンスの顧客基盤における重要な構成国だが、同SECは2023年11月以降、バイナンスを投資に利用しないよう国民に積極的に警告していた。
05:50
エルサルバドルの国営ビットコインウォレット、ハッカーがコードを流出
今回の漏洩は、4月上旬に報告された510万人のサルバドル人の個人情報リークを含む、一連のChivoウォレット関連のハッキングに続くものだ。
04/23 火曜日
19:00
メゾンマルジェラ MetaTABI NFT発売
メゾンマルジェラがMetaTABI NFTを一般販売開始。デジタル専用設計のタビシューズはThe Fabricantとのコラボで、限定版タビブーツとレザーウォレットが付属。今後のWeb3ブランドイベントにも参加可能。
18:00
ライフカードVプリカ 仮想通貨で購入可能に
ライフカードが暗号資産(仮想通貨)決済サービス事業者Slash Fintechと提携。2024年5月15日から「Slash Vプリカ SHOP」でステーブルコイン等を使ったVプリカギフトの販売を開始する。インターネットショッピングやオンラインゲーム等、デジタルサービスでのプリペイド決済が拡大する見込み。
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧