はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの冬は終わるのか?|過去の下げ相場の例から考察

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価格の低迷
投資家は、現在ビットコインの価格が低迷していることを不安視しています。しかし、そんな時こそ、事実やデータを確認することが大切です。
過去との比較
過去12回の下げ相場と比較しても、現在の下げ相場は異常なものではないようです。現在の下げ相場の要因の一つと思われる規制についても、最近の規制は前向きなものとなっており、規制により仮想通貨が閉鎖されてしまうというのは言い過ぎでしょう。

ビットコインの価格の低迷

最近のビットコインの価格の低迷は、ビットコイン”最後の日”が近いのではないかと投資家たちを不安にさせているようです。

そして、仮想通貨市場は現在低迷している訳ではなく、市場にとって現状が通常状態なのではないか、つまり価格は元に戻らないのではないかと心配しています。

このような時期は、感情に頼るのではなく、事実やデータを確認することが大切です。

そこで、一度立ち戻って、過去と比較し、現在のビットコインの傾向を確認しましょう。

過去との比較

過去何度も、ビットコインは低迷を経験してきましたが、その時と比べ、現在の価格低迷は危機的な問題なのでしょうか。

過去の例と比較するため、過去12回の下げ相場を視覚化し、まとめました。

日付 期間 下落率
2012年1月12日-2012年1月27日 16日間 -30%
2012年8月17日-2012年8月19日 3日間 -57%
2013年3月6日-2013年3月7日 2日間 -33%
2013年3月21日-2013年3月23日 3日間 -35%
2013年4月10日-2013年4月12日 3日間 -83%
2013年11月19日-2013年11月19日 1日間 -50%
2013年11月30日-2015年1月14日 411日間 -87%
2017年3月10日-2017年3月25日 16日間 -34%
2017年3月25日-2017年3月27日 3日間 -33%
2017年6月12日-2017年6月16日 35日間 -39%
2017年9月2日-2017年9月15日 14日 -40%
2017年11月8日-2017年11月12日 5日間 -30%

BitStampのデータを基に特定の期間の価格の下落率を表しています。

最近の下げ相場では、2017年12月17日から2018年2月6日の48日間の間で、70%の下落を見せていますが、これはビットコインにとって異常なことではありません。

2013年4月10日から2013年4月12日の3日間では、83%下落し、2013年11月30日から2015年1月14日の411日間では、87%も下落しています。

これまでのビットコインの価格の推移をみると、短期間では価格が急落していることはありますが、長期投資をしている投資家が離れていってる訳ではないようです。

また、仮想通貨への規制についても、一時期投資家によって危惧されていた規制によって仮想通貨市場が閉鎖されてしまうといったようなことは現状ありません。

仮想通貨は比較的新しい概念で、価格が上下することはありますが、ビットコインには想像を超える価格の回復力があるように思われます。

CoinPostの関連記事

仮想通貨価格上昇トレンドに転換か|考えられる3つの要因
5月半ばから下落し、低迷していた仮想通貨の価格ですが、6月末から反転し、7月2日夜半にもさらに価格が上昇する展開に。直近で考えられる3つの要因を考察しました。
ビットコインのトレンド転換を見極める2つのインジケーター:4/13以来のサインが点灯
2018年以降に低迷する仮想通貨市場だが、テクニカル分析における2つのインジケーター上では、DVANのストップラインとトレンドラインが交差するなど、相場転換の予兆を示すサインも点灯している。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
17:20
モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大
モブキャストHDがSolana財団の公式バリデータプログラムに採択。累計3億円・約1.1万SOLの取得実績が評価され、将来的には50万SOL規模の運用を目指す。
17:00
韓国大手取引所アップビット、約48億円の不正流出 全額を自社資産で補償へ
韓国最大の仮想通貨取引所アップビットがソラナネットワークで約48億円の不正流出を発表。24銘柄が流出も全額補償へ。ホットウォレットから未承認送金、入出金サービスは一時停止中。
15:07
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」、アブダビADGMが正式認定
中東での企業利用が加速へ リップル社は27日、同社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、アブダビ金融サービス規制庁(FSRA)により「法定通貨参照トークン」として正式…
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
07:02
大口投資家の売りが加速、ビットコイン平均入金額が1年ぶりの高水準に=クリプトクアント
クリプトクアントが報告したデータによると、ビットコイン価格が8万ドルまで下落した後、大口トレーダーによる取引所への送金が増加している。最近では9000BTCが送金され、その45%が100BTC以上の大口入金だった。
06:25
ビットワイズのドージコインETFも取引開始、グレースケールに続く
ビットワイズがドージコインETFの取引を米ニューヨーク証券取引所で開始した。管理手数料は0.34%で最初の1カ月間は資産5億ドルまで免除され、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧