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スプレッド取引のワンクリック注文、ParadigmとFTXが提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ParadigmとFTXの提携

暗号資産(仮想通貨)の流動性ネットワークを提供するParadigmは12日、FTX(グローバル)との提携により、「ワンクリック スプレッド取引」の提供を開始した。トレーダーはワンクリックでデルタニュートラルのポジションを保有し、ファンディング・レート(金利)を稼ぐことができる。

ParadigmがFTX.comと提携して提供する「ワンクリック スプレッド取引」は、FTXの現物および先物商品を活用して複数の通貨と限月でデルタニュートラルを作り、キャリートレードを簡単に実行するもの。また、先物取引において、満期を迎える建玉(ポジション)を期先のポジションに乗り換える、「ロールオーバー」も効率化できる。

デルタニュートラルは、ロングとショートのポジションを同量ずつ持ち、全体の資産変動をゼロに抑える状態。例えば、先物プレミアム(先物価格が現物価格より高い)が大きい場合、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)の現物を保有しながら、永久スワップや先物でショートするキャリートレードの利回りが上昇する。

2つの注文を個別に行うよりも「ワンクリック スプレッド取引」で一括した方が、手数料を半分に抑えられる利点があるという。

ParadigmとFTXの「ワンクリック スプレッド取引」が可能な仮想通貨は、BTC、ETHの他に、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、エイプコイン(APE)、ドージコイン(DOGE)、チェーンリンク(LINK)、ライトコイン(LTC)となる。

ParadigmのAnand Gomes最高経営責任者(CEO)は、新機能が投資家から大きな関心を集めると期待していると述べている。

スプレッド取引により、キャッシュ&キャリーを単一資産として取引できるようになった。将来的には、両社の顧客基盤と製品の専門性を組み合わせることで、さらなる相乗効果と新しい製品の提供につながるはずだ。

Paradigmは、仮想通貨デリバティブトレーダー向けの手数料ゼロの流動性ネットワーク。毎月100億ドル以上を取引する1,000社を超えるカウンターパーティーを擁し、仮想通貨ヘッジファンド、OTCデスク、マーケットメーカー等、様々なプラットフォームの複数の資産の流動性にオンデマンドでアクセスできる。

Paradigmは21年12月に、Jump Capitalと、FTXのSam Bankman-Fried最高経営責任者が共同創設したAlameda Researchが主導する資金調達ラウンドで46億円(3500万ドル)を調達した。

関連:Huobi創設者が過半数株売却に向けて交渉中、 FTXのサムCEOも参加か

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