6銘柄を上場へ
米国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは7日、新規6銘柄の上場を念頭にしたロードマップに追加したことを発表した。
Assets added to the roadmap today: Convex Finance (CVX), Ocean Protocol (OCEAN),
— Coinbase Assets (@CoinbaseAssets) September 6, 2022
Pundi X (PUNDIX), Injective (INJ), Audius (AUDIO), and XMON (XMON): https://t.co/zu1IBdrD7X
対象銘柄は以下の通り。ロードマップに追加されたことは、今後の上場銘柄候補としてコインベースが視野に入れていることを示す。
- Convex Finance(CVX)
- Ocean Protocol(OCEAN)
- Pundi X(PUNDIX)
- Injective(INJ)
- Audius(AUDIO)
- XMON(XMON)
銘柄の説明
Convex FinanceはDeFi(分散化金融)大手Curve Finance上のイールドオプティマイザー。CVXは同プロジェクトのネイティブトークンだ。
イールド・オプティマイザーとは
自動で高い収益(APY)を追求するサービス。一般的にはVaultと呼ばれる口座に仮想通貨を預け入れる対価として得られる高いイールドをアルゴリズムなど自動的に最大化する。
▶️仮想通貨用語集
Ocean Protocolはデータマーケットプレイスの設立を可能にするプロジェクト。独自トークンのOCEANはネットワーク上の支払いにおいて利用する。
Pundi Xは仮想通貨決済に特化したプロジェクト。
以前はNPXSが独自トークンだったが、2021年3月以降からPUNDIXがPundi Xの新たなネーティブトークンとなり、1000:1の比率でスワップが可能となっていた。
Injective Protocolはクロスチェーンのデリバティブ取引に特化したレイヤー2のDeFiプロトコル。INJは同プロトコルのネイティブ資産となっており、ガバナンス投票や流動性マイニングにおいて利用する。
Audiusはソラナ(SOL)基盤の分散型音楽配信プラットフォーム。AUDIOトークンは同プロジェクトのガバナンストークンだ。
XMONは0xmonsと呼ばれるNFT(非代替性トークン)プロジェクトにおけるERC-20規格のユーティリティトークン。0xmonsはGAN(敵対的生成ネットワーク)と呼ばれる技術を応用して、AIが自動で生成するピクセルアートをNFTしたプロジェクト。