はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ウルグアイ行政府、仮想通貨規制法案を国会に提出 監督権限は中央銀行に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中央銀行に仮想通貨規制の権限

南米ウルグアイの行政府は先日、暗号資産(仮想通貨)の規制法案を国会に提出した。この法案は、同国における仮想通貨の規制方法を明確にすることを目的としており、ウルグアイ中央銀行(BCU)に監督機関としての法的権限を与えると記されている。

法案ではBCU憲章の改正が提案されており、仮想通貨サービス・プロバイダーはBCUに属する金融サービス監督局(SSF)の監督下に置かれることになる。

仮想通貨サービス・プロバイダーは、「第三者に対して定期的かつ専門的に1つ以上の仮想資産サービスを提供する事業者」と定義され、以下のようなサービスが対象となる。

  • 仮想通貨の交換・取引
  • カストディと管理
  • 発行者による仮想通貨のオファー/販売に関する金融サービスへの参加及び提供

なお、BCUは仮想通貨を発行するためのソフトウェアを作成しただけでは、その開発者がサービスプロバイダーとは見なされることはないと明示した。

一方、仮想通貨の発行者は、仮想通貨サービス・プロバイダーとともに、SSFによる認可、規制、管理、処罰の対象となる新たな企業カテゴリーに組み込まれ、SSFの監督下に置かれることになるという。

証券市場法の改正

さらに、仮想通貨を証券保管機関に預託する証券(ブック・エントリー証券)として扱えるよう、証券市場法を改正することも法案では検討されている。法律で定められた要件に準拠した登録事業者のみが、仮想通貨を発行できるようなシステムを目指しているようだ。

ウルグアイの上下院の承認を経て法案が成立した場合、仮想通貨を取り扱う事業者は、新旧を問わずBCUの監督権限の下に置かれることになる。また、ウルグアイで仮想通貨サービスを提供する全事業者は、マネーロンダリング及びテロ資金供与防止に関する規制を遵守することが求められる。

BCUによる法案提出

現地メディア「El Observador」によると、BCUの理事会は今年5月に、昨年12月に公開された「ウルグアイにおける仮想通貨の規制上の取り扱いに関する概念的な枠組み」に基づいた、独自の法案を経済財務省(MEF)に提出していたという。

BCUは、その文書で、投資家及び消費者の保護、市場の適切な機能の確保、そして金融安定性と金融政策へのリスク軽減に努めることが不可欠であると述べた。

関連:ブラジルとウルグアイ、仮想通貨規制法改正の事例

仮想通貨を合法とする法案

ウルグアイでは、これまでにも仮想通貨を決済手段として合法化しようとする動きがあった。昨年8月、ウルグアイのJuan Sartori上院議員は、仮想通貨を合法的な決済手段とする法案を提出。「すべての合法的なビジネスで利用できる有効な決済手段」として、仮想通貨を受け入れるよう求めていたが、これまでに主だった進展はないようだ。

関連:ウルグアイ議員、仮想通貨決済の関連法案を提出

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/14 木曜日
23:09
フィスコが仮想通貨事業から撤退 FSCC施策を全終了へ 
フィスコが仮想通貨FSCCのステーキング・決済など全サービスの停止を発表。2025年12月期分のバーンも中止する。FSCCの即時消滅や取引所対応への影響はないとしている。
18:34
米上場のナカモト、第1四半期純損失約375億円 BTC5000枚超保有も価格急落の影響を受ける
米上場のナカモトが2026年第1四半期決算を発表。BTC価格下落による評価損で純損失は約375億円(2億3,880万ドル)に達した一方、BTC Inc.ら買収によりビットコイン特化型企業としての基盤を確立した。
17:11
ビットコイン現物ETF、7日平均が1日約139億円の純流出、2月中旬以来最大ペース=グラスノード
米国ビットコイン現物ETFの7日移動平均純流出が1日あたり8,800万ドル(約139億円)に達し、2月中旬以来最大の流出ペースを記録。当時と異なり価格は8万ドル台で推移しており、機関投資家が反発局面を売却に充てている実態をglassnodeが指摘した。
15:58
ムーディーズが予測、「トークン化は金融インフラを変えるが銀行の排除は起きない」
ムーディーズがトークン化資産と仮想通貨決済の将来を3シナリオで分析。既存金融機関の役割は維持されるとしつつ、ステーブルコインやトークン化預金の台頭に注目。
15:31
クラリティー法、審議前夜の超党派協議が決裂か 党派対立での審議へ=報道
米上院の超党派交渉が決裂し、クラリティー法の委員会審議は党派対立に。倫理条項とBRCA条文の溝が合意を阻んだ。
14:00
平将明元デジタル相が日本版Project Glasswing始動を明かす
平将明 元デジタル大臣がT4IS2026で明かした最新政策動向とは。日本版Project Glasswingが8日にキックオフ、AIオンチェーン金融構想PTは連休明けに政策提言を公表予定。
13:55
米CFTCが予測市場含むイベント契約のデータ報告義務を執行見送り、取引所手続きを一本化
米商品先物取引委員会(CFTC)は13日、完全担保型イベント契約に関するスワップデータ報告・記録保管義務について執行を見送るノーアクション措置を発表した。予測市場で広く採用されるイベント契約を巡り、取引所や清算機関の手続き負担が軽減される。
13:25
ConsensysとLedgerが米国IPOを延期・保留、仮想通貨の冬が上場計画に影響
LedgerとConsensysが市場環境の悪化を理由に米国IPOの延期・保留を決定した。Krakenも無期限延期するなど、仮想通貨企業の上場計画が相次いで見直されている。2026年唯一の上場事例となったBitGoはIPO後に株価が35%下落しており、投資家心理の不安定さが浮き彫りになっている。
11:35
ビットコイン上昇は利益確定売りと米国での需要低迷により抑制=クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインは主要な抵抗線まで上昇後、利益確定売りなどにより上値が抑制されていると分析する。
11:20
ソラナ基盤ジュピター、ビットワイズ関与のレンディング市場をローンチ
ソラナブロックチェーン基盤のジュピターは、仮想通貨運用企業ビットワイズが関与するレンディング市場をローンチ。機関レベルの監督をDeFiレンディング市場に提供する。
09:59
キヨサキ氏、インフレ警告 金・銀・ビットコイン・イーサリアムで資産防衛促す
著名投資家キヨサキ氏がXに投稿し、イラン情勢と国家債務を背景にインフレリスクを警告。金・銀・ビットコイン・イーサリアムによる資産防衛を呼びかけた。
09:35
米金融大手フィデリティ、チェーンリンク基盤のトークン化米国債ファンド「FILQ」ローンチ
フィデリティが仮想通貨チェーンリンク基盤の機関投資家向けトークン化ファンド「FILQ」をローンチ。ムーディーズよりAAA格付けを取得した。ステーブルコインでの投資が可能。
08:50
新興ブロックチェーンの資金調達の3つの示唆、ビットワイズの幹部が提示
ビットワイズの幹部は、アークとカントンネットワークとテンポの新興チェーンを取り上げて仮想通貨の3つの示唆を提示。それぞれの資金調達や大手企業との協業が同時期に明らかになったことに注目している。
08:15
アンソロピックとOpenAIの未公開株連動トークンが40%以上急落、無効警告を受け
ソラナ基盤のPreStocksが発行するアンソロピックとOpenAI連動トークンが暴落。両社がSPVやトークン経由の株式譲渡を無効と警告したことが背景にある。
07:25
人工知能Claudeが11年間紛失のビットコイン復元に成功、6200万円超資産を救出
アンソロピック社のAI「Claude」が、11年間アクセス不能だった仮想通貨ウォレットから5BTC(6200万円超)を復元した事例が話題に。既存の復旧ソフトの不具合を特定し、自ら復号ロジックを書き換えるという、AIの高度な推論能力が実証された。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧