CoinPostで今最も読まれています

米議員、CFTCの監督拡大法案の可決に前向き

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「23年1月までの可決」

米議会のデビー・スタバノウ上院議員が自身の提出した暗号資産(仮想通貨)法案が今後数週間以内に可決する見込みを明らかにした。CoinPost提携メディアのThe Blockが報じた。

スタバノウ議員が提出した法案は米CFTC(商品先物取引委員会)の仮想通貨規制における権限の強化を求めるもの。歴史的には、有価証券を取り締まるSEC(証券取引委員会)とは対照的に、CFTCは肯定的な姿勢を見せる傾向がある。

同議員は上院農業委員会の会長。提出した法案は同委員会の共和党議員らであるジョン・ブーズマン議員やジョン・トゥーン議員から支持を得ている。

今後数週間以内に投票して可決に至るとの前向きな展開を予想している。また、法案の上院における投票は今期中に可決して、実現する可能性があると期待感を示した。

ただ、米国議会では、会期は2年おきに閉幕。会期中に可決・施行しなかった法案は再び次の会期でも提出される必要が生じる仕組みだ。

今期の米上院は閉幕する予定だが、法案は超党派で支持を得ている点もスタバノウ上院議員が前向きな見方を続ける要因の一つとなる。

SECとCFTC

米SECのゲリー・ゲンスラー委員長はこれまでにも「大半の仮想通貨は有価証券に該当する」と発言、多数のプロジェクトや企業を証券法違反で摘発してきた。

一方で、CFTCは早期からビットコイン(BTC)をコモディティ(商品)として認めたほか、2017年にはビットコイン先物の取り扱いを認可。

これまでは、両機関が仮想通貨規制における監督権を主張する状況が続いていたが、今月に入り、SECのゲンスラー委員長が一転してCFTCに「有価証券に分類されない」仮想通貨の監督権限を付与する方向を支持している。

関連:ゲンスラー米SEC委員長、CFTCによるビットコインの監督権限を支持

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/08 水曜日
20:31
日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」、先着順の読者限定割引コードを配布開始
国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが企画・運営するWeb3カンファレンス「WebX2024」。先着順の読者限定割引コードを配布開始しました。
15:06
EVM互換のZKロールアップとして関心を集める「Zircuit(ザーキット)」とは
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム財団からL2研究助成金を獲得し、大手VCのPantera Capitalなどから出資を受ける「Zircuit(ザーキット)」について解説。ステーキングプロトコルは約2ヶ月で30億ドル以上を集めた。
14:35
懸念強まる仮想通貨業界へのSEC執行範囲、民主党と共和党議員が激論交わす
米国下院金融サービス委員会は、SECの暗号資産(仮想通貨)を念頭にした執行活動に関する公聴会を開催。民主党と共和党議員のスタンスの違いが鮮明となった。
12:50
FTXが再建計画書提出、すべてのユーザーに100%以上弁済の見込み
破綻した仮想通貨取引所FTXは、米破産裁判所に再編計画の修正版を提出した。すべての債権者が請求額の100%を受け取れるとしている。
11:25
米金融大手サスケハナ、1500億円相当のGBTCを保有
米大手投資・トレーディング会社サスケハナが約10億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETF「GBTC」を保有していることが確認された。
10:40
イーサリアムは穏やかなインフレ傾向に ETH焼却量減少で
仮想通貨イーサリアムは、主に取引手数料の低下により、焼却されるETHの量が大幅に減少している。DencunアップグレードやL2の活発化が背景にある。
09:30
「BTC相場は回復に転じた可能性」SCB銀が分析
「仮想通貨ビットコインの相場は回復に転じた可能性がある」とスタンダードチャータード銀行が分析。米大統領選の影響や今後の価格も分析している。
08:10
トレーダーに利回り提供へ、BybitがUSDeを取引担保に採用 
ENAトークン一時急騰 仮想通貨(暗号資産)取引所Bybitは7日、新しいステーブルコイン「USDe」をデリバティブ取引の担保資産に追加すると発表した。トレーダーに利回りを提供…
07:25
「仮想通貨市場には詐欺や問題が多い」ゲンスラー委員長
米SECのゲンスラー委員長は、仮想通貨の投資家保護の必要性を改めて強調。一方、イーサリアムの証券性については明言しなかった。
06:45
ワールドコイン過去一週間で35%上昇、その背景は
OpenAIのライバルであるGoogleは、5月15日に大規模な開発者カンファレンス「Google I/O」を開催する予定だがこれに先駆けChatGPTの検索エンジンを発表する観測だ。
06:10
米ビットコイン現物ETFに330億円純流入、2日連続プラスに
米ビットコインETFに回復の兆し。米月曜日、すべての仮想通貨ビットコイン現物ETFはプラスの資金流入を記録した。
05/07 火曜日
17:54
米決済大手Visa「ステーブルコイン取引高の約9割はbotによるもの」
決済大手Visaは、仮想通貨ステーブルコインについての記事を発表。ステーブルコイン取引活動の90%はボットなどによるものだと分析している。
14:32
米SEC、Invescoの「イーサリアム現物ETF」の可否判断を最終期日まで再延期
米国証券取引委員会は、InvescoとGalaxy Digitalが共同で申請した イーサリアム現物ETFの可否判断をさらに延期すると発表。次回の期限は7月5日で、これが最終期限となる。
14:22
米マラソンデジタル、ケニア政府とビットコインマイニングで協議
米上場ビットコインマイニング企業マラソン・デジタルは、ケニア政府と、仮想通貨政策やデーターセンター開発などで話し合っていると述べた。
12:30
前週末にかけてビットコイン大幅反発、ETFフローに好転の兆し
暗号資産(仮想通貨)相場は前週末にかけてビットコインが大幅反発し、暴落していたアルトコイン値を持ち直した。グレースケールGBTCへの資金流入など、ビットコイン(BTC)現物ETFのフローにも好転の兆しが見られる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア