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OasysのL2ブロックチェーンTCG Verse、「Schemes of ink」が採用 CryptoGamesのトレカ特化型ブロックチェーン

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Schemes of inkがTCG Versを採用

Oasysのレイヤー2ブロックチェーン「TCG Verse」を運営するCryptoGames株式会社は14日、新作ブロックチェーンカードゲーム「Schemes of ink」の基盤としてTCG Verseが選ばれたことを発表した。

Schemes of inkは、インドの開発企業Kirana Gamesが構築する「Play to earn(遊んで稼ぐ)」型のトレーディングカードゲーム。10体のヒーローと呪文を組み合わせて自分だけのデッキ(布陣)を構築し、ストーリーやランクマッチ、アリーナモードなどで遊べる。

TCG Verse上でNFTの販売や、他社ゲームとのコラボレーションなどを計画しており、ロードマップによると、次のステップとして「11,111個のヒーロースキンのNFT」のローンチを控えている。

「TCG Verse」はCryptoGames株式会社が開発・運用するOasysのレイヤー2トレーディングカード特化型ブロックチェーン。ユーザーは高速、ガス代無料でブロックチェーンゲームを遊べるよう設計されている。

CryptoGamesの独自タイトル「クリプトスペルズ」、「NFT Wars」の他、「Kyrie & Terra」、「The Nemots」といったタイや米国企業が開発するゲームで採用されている。

Play to earn(P2E)とは

ゲームをプレイして独自のトークンやゲーム内アイテムであるNFTを報酬として得ることができる、ブロックチェーンゲーム。それら報酬を売却することでお金を稼ぐことができる。国内ブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」では、毎日ゲーム内で特定の条件をクリアすると暗号資産である「MCHC」を得ることができる。

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関連:ブロックチェーンゲームの稼ぎ方「Play to earn(P2E)編」|廃猫

CryptoGamesとは

NFTサービスの開発を⾏うCryptoGames株式会社は、ウォレット・イーサリアムなしで遊べるブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ』を2019年6月25日に正式リリース、クラウドセールの売上は900ETHを突破し、当時日本最高記録となった実績を誇る。

CryptoGamesが手掛けるTCG Verseのベースレイヤーである「Oasys(OAS)」は、ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。初期バリデータ(チェーン運用主体)として構成される21社には、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、GREEなど国内最大手のゲーム企業やbitFlyerやAsterなどWeb3関連企業が参画。

Oasysの合意形成アルゴリズムには環境に優しいPoS(プルーフオブステーク)を採用。これまで大きな課題となっていたゲームプレイヤーの取引手数料(Gas代)無料化や取引処理の高速化を掲げる。

12日には、OasysのネイティブトークンOASが、OKX、Kucoin、Bybit、Gate、Huobiの5つの取引所に一斉上場を果たした。

関連:米株指数を受けビットコイン反発、国内発ゲーム特化型チェーンのOAS一斉上場

レイヤー2とは

「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、膨大な取引をレイヤー2で処理し、結果(状態データ)のみをメインチェーンに記録することで、負荷軽減や処理速度向上を図る。

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