WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、ビットコインETN等2つの仮想通貨関連商品の一時的な取引停止を決定|ETFとの違いとは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アメリカ証券取引委員会が仮想通貨関連の2商品の取引を決定
アメリカ証券取引委員会(SEC)は、9日の日曜日、二つの仮想通貨関連の金融商品の取り扱いを停止すると発表しました。これらの商品が市場においてETFかどうかといった混乱させているという理由での措置となった。
ETNとは
Exchange Traded Noteの略。上場投資証券などと呼ばれる上場商品となり、ETF(Exchange Traded Fund)と同様、価格が株式や商品の指数などに連動する商品のこと。

▶️ CoinPost:仮想通貨用語集

米SECが2つのETN取引を一時停止

アメリカ証券取引委員会(以下SEC)は声明で、Bitcoin Tracker OneとEther Tracker Oneの二つのexchange-traded notes(ETN)サービスをアメリカにおいて最低でも9月20日まで停止すると発表しました。

これは、商品がETFにあたるかどうかという点において市場を混乱させているという理由での措置となっています。

この二つのサービス(ETN)は、ビットコインとイーサリアムの価格に指数連動する商品であり、いずれもナスダック ストックホルムに上場、OTC取引にてアメリカでも取引が提供されていました。

SECは本件に関してウェブサイトにて公式文書を発表し、現時点で一貫した正確な情報は無いとした上で、アメリカに金融商品の販売や提供を可能にすると提出された申請資料、また、特定の取引用ウェブサイト上でも”上場投資信託(ETF)”と見做すこともできる文章が書かれていたとしました。

ETFとETNの違い

現在ビットコインETFは、米SECの許可で揺れる仮想通貨業界において、話題になることが多くあります。

その様な中で、先日本社をイギリスに置く投資ファンドCoinSharesが、2015年よりスウェーデンのナスダック ストックホルムにて提供を開始したビットコインETNを米ドル建てで取引が行える様、米国の証券ブローカーディーラーに提供したことが明らかになったことは、市場参加者にも混乱を招いたことは間違い無いでしょう。

これらETNは、ユーロかスウェーデン・クローナでの取引が行われており、SECによるビットコインETFを含む規制に乗じた形でドル建て取引の提供が行われていましたが、決済や清算、保管はスウェーデン市場で行われているものでした。

ETF(上場投資信託)とETN(指標連動証券)は、共に特定指数に連動する上場商品となり、証券として金融商品取引所で売買される共通点があります。

その一方で、複数の違いが見られますが、大きな違いはその裏付け資産の問題です。

ETF:投資信託委託業者が、指数に連動するように現物証券(ビットコインの場合はBTC)を集めた上で、指数連動する投資信託の受益証券を発行。

ETN:これらを発行する発行金融機関の信用を基に発行された証券を、受託有価証券として上場したもの。

このようにETNには、裏付け資産がなく、信用リスクに関して大きな差が生じてきます。

(ここでは基準価格の変動率と指数の変動率によるトラッキングエラーなど、ETFのリスクについては内容を省きます。=ETFにもETNには無いリスクがあるという意)

ETNでは、裏付けの資産が保有されていない上、指数連動は金融機関が保証するため、ETNを発行する金融機関の信用リスクに最も重要なリスクの違いが生じます。

ETNは、発行金融機関の信用力に基づく証券である点から、発行金融機関の企業財務状況や、最悪の場合の倒産などによる価格変動リスクだけでなく、信用がなくなることでの無価値化などの可能性が挙げられ、指数連動する商品のリスクとは違う重大リスクが生じることになり、この裏付け資産に大きな違いがあります。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:01
米業界2団体、イリノイ州仮想通貨税の差止め申立て
米ブロックチェーン・アソシエーション(BA)とクリプト・カウンシル・フォー・イノベーションは9日、イリノイ州の仮想通貨取引税の執行差止めを求め、州裁判所に予備的差止命令を申し立てた。2027年1月の施行を前に業界が反発を強めている。
10:45
イラン中央銀行、仮想通貨での輸出代金還流を容認=報道
イラン中央銀行が仮想通貨を使った輸出収益の還流を容認し、貿易企業が市場レートでの外貨交換や輸入決済を行えるようになった。米国の制裁下で仮想通貨は資金移動の新たな経路となっている。
10:15
米老舗レストラン、加盟店売上19%増 ビットコイン決済効果
米老舗レストラン「ステーキンシェイク(Steak 'n Shake)」が2025年5月に導入したビットコイン(BTC)決済の効果を発表。既存店売上高は2桁増が継続し、今四半期はフランチャイズ加盟店で19%増を記録したという。
10:00
ハイパーリキッド関連団体、無期限先物めぐりCFTCを支持 CME原告訴訟で
ハイパーリキッド関連団体は、CMEがCFTCによるカルシのビットコイン無期限先物承認を不服として起こした訴訟でCFTC支持の助言書を提出した。
09:40
USバンク、独自ステーブルコイン「USBDC」で越境送金実証に成功
USバンクがドル建てステーブルコインUSBDCの実証実験に成功し、ステラブロックチェーン上で北米・欧州拠点間の国際送金を完了した。凍結や強制回収などの機能も検証済みで、独自のデジタル資産基盤の実用性が確認された。
08:10
パンプファンがミームコインのカスタムペア導入、トークン化株に対応
ソラナミームコイン発行プラットフォームパンプファンがトークン化株式など多様な資産と連動するトークン発行機能「カスタムペア」を導入した。サンライズとの提携で新規20銘柄が加わり、収益の半分はPUMPの買い戻し・バーンに充当される。
07:05
ベッセント米財務長官、クラリティー法案審議の継続を上院に要請
ベッセント米財務長官が10日、クラリティー法案の審議継続を上院に再び要請した。9月15日の採決は審議入りの可否を問う手続き投票で、可決が法案成立を意味するものではない。
06:35
メタマスクが独立企業に、自己保管型金融に注力
コンセンシス・ソフトウェアが社名をメタマスクに変更し、プロトコル部門を新会社コンセンシスとして分離すると発表した。分社化は2026年末までに完了する見通しで、消費者向けと機関投資家向け双方の事業拡大に注力する狙いがある。
06:10
カナリー・キャピタル、トロン現物ステーキングETFを米国で初上場
米カナリー・キャピタルは9日、仮想通貨トロンの現物価格とステーキング報酬に連動する新ETF「TRXS」を米国で上場したと発表した。
05:50
イタリア中央銀行、決済・仮想通貨事業者に制裁順守強化を要請
イタリア中央銀行は決済・仮想通貨事業者向けに制裁順守の通達を公表した。仮想通貨事業者にはコンプライアンス体制の点検が求められる。
05:00
ドイツ財務省、仮想通貨売却益に一律25%課税を提案
ドイツの財務省が仮想通貨の税制改革案をまとめた。保有期間にかかわらず売却益を課税対象とし、2027年施行、28年から自動源泉徴収を始める方針で、長期保有者の税負担が変化する見通しだ。
09/09 水曜日
19:20
DeFiデベロップメント、優先株発行で17億円調達 大部分はソラナ取得へ
デファイ・デベロップメントが優先株CHADの発行を完了し、約1,100万ドルを調達。資金の大部分をソラナ取得に充て、1株当たりSOL保有量の増加を目指す予定だとしている。
17:40
オンチェーン金融サミット10月開催 登壇者第1弾に三井住友FGら12名
Pacific Metaは10月5日、ブロックチェーンと金融をテーマにしたカンファレンス「Blockchain Summit 2026 Autumn」を東京・大手町で開く。登壇者第1弾は三井住友FGやa16z cryptoの担当者ら12名。
17:00
ストラテジー、ビットコイン柄ジョーダン即完売 決済は仮想通貨非対応
ストラテジーが250ドルのBTC柄ナイキ製ジョーダンを自社ストアで発売し即完売した。決済はカード・Apple Payのみでビットコイン非対応のため、海外の仮想通貨コミュニティから皮肉交じりの批判が相次いでいる。
14:00
オンチェーン決済、勝ち筋は「カード」と「AIエージェント」=Dune分析
即時決済網の普及で「速い・安い」はもはや差別化にならない中、オンチェーン決済の強みは銀行口座不要のカード決済とAIエージェントによる超少額決済にあるとDuneは分析している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧