31日朝の重要速報まとめ
日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。
PayPalステーブルコイン コインベースへ上場(注目度:★★★☆☆)
米仮想通貨取引所大手コインベースは31日、PayPal発行のステーブルコイン「PayPal USD(PYUSD)」の新規上場を発表した。PYUSDはすでに米クラーケンにも上場している。
Coinbase will add support for PayPal USD (PYUSD) on the Ethereum network (ERC-20 token). Do not send this asset over other networks or your funds may be lost. Transfers for this asset are available on @Coinbase & @CoinbaseExch in the regions where trading is supported.
— Coinbase Assets 🛡️ (@CoinbaseAssets) August 30, 2023
コインベースが取り扱うのはイーサリアムメインネットのPYUSDで、米時間31日9時(PTタイム)に取引開始予定。通貨ペアはPYUSD-USDの一種だ。
PYUSDはPayPalが今月上旬に発表した独自の米ドル連動型ステーブルコインで、現在の供給量は2,700万ドルに相当する。
関連:米PayPalのステーブルコイン「PYUSD」、立ち上がり3週間の伸びは苦戦か
EOS 日本初上場(注目度:★★★☆☆)
仮想通貨EOSは日本での初上場を果たす。取り扱う取引所はBitTrade(元フォビジャパン)。
【新規取扱いのお知らせ】
— BitTrade(ビットトレード)公式 (@BitTrade_jp) August 30, 2023
暗号資産 #イオス ( $EOS )の入出金、取引所・販売所での取り扱いを9月中に開始する予定です。
これにより、ビットトレードの取扱い銘柄数は【32銘柄】となります。
取扱い予定日時:2023年9月中
詳細はこちら:https://t.co/agQJwNtFrw#ビットトレード#新規上場#EOS pic.twitter.com/x2oZS0B15s
BitTradeはEOSの取引所・販売所での取り扱いを9月中に開始予定だ。
EOS(イオス)は中国版イーサリアム(ETH)とも呼ばれ、基盤となるブロックチェーンはスマートコントラクト機能を搭載している。2017年設立のBlock.oneは開発したイオスを、同年6月から約1年間に渡って実施したICO(イニシャル・コイン・オファリング)で販売。その際、ICOでの最高調達額として41億ドル相当(約4,400億円)の資金調達に成功し、今年の4月にはEOS EVMをローンチ。一方、ユーザー基盤拡大などの課題に直面し、近年ではコミュニティ離れが進んでいた。
米ロビンフッド ETH保有額世界5位か(注目度:★★★☆☆)
仮想通貨・株投資アプリの米ロビンフッドはイーサリアム(ETH)保有額で世界5位のようだ。Arkham Intelligenceの追跡によって明かされた。
Our identification of Robinhood as the owner of the third-largest Bitcoin wallet was widely covered.
— Arkham (@ArkhamIntel) August 30, 2023
But most coverage missed that we’ve also identified them as the owner of the 5th largest ETH wallet, holding $2.54B of ETH.
0x40B38765696e3d5d8d9d834D8AaD4bB6e418E489 pic.twitter.com/Sczj11uLlA
ロビンフッドが管理する顧客のビットコインの総額(122,076 BTC=約33億ドル)が世界3位であることは先日明らかになったが、ETHに関しては合計25.4億ドルに相当するという。
また、ETH以外にも、約2.77億ドル分のShiba Inuや、2,970万ドル分のLINK、1,000万ドル分のAVAXも含まれているという。
関連:蓄積され続ける仮想通貨ビットコイン、3年以上無移動の割合が過去最高に=Bitfinexレポート
Seba 香港での運営承認を原則的に取得(注目度:★★★☆☆)
スイス拠点の仮想通貨銀行Sebaは香港進出にあたって運営ライセンスが原則的に認められたと発表した。原則的承認とは完全なるライセンスへの第一歩とされる。
原則的承認(AIP)について、同社Franz Bergmueller CEOは「Sebaがスイス(FINMA)とアブダビ(FSRA)で確立したライセンスを補完する香港AIPは、当社のグローバルな規制準拠の成果を大幅に拡大するものだ。Sebaは香港政府およびその金融規制当局と連携し、デジタル資産業界の責任ある成長を支援する環境を促進していきたい」と語った。
SEBAは2018年に設立された仮想通貨取引やカストディなどを提供する企業。2019年にスイスで銀行業のライセンスを取得している。2022年にはグローバル進出を強化するために1.19億ドルの資金を調達していた。
重要経済指標(注目度:★★★★☆)
来週の重要経済指標
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) August 25, 2023
・8/30(水)21:15 米8月ADP雇用統計
・8/30(水)21:30 米4-6月期四半期GDP改定値
・8/31(木)21:30 米7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)
・9/1(金)21:30 米8月失業率
・9/1(金)23:00 米8月ISM製造業景況指数