売圧警戒に
並列処理を特徴とする高速レイヤー1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」による大型トークン・アンロック(解除)が11月に発生すると予定されている。
Token Unlocksなどのデータによると、2,000万APT(1.03億ドル相当)分が11月12日、初期投資家(VC等)やコントリビューターに分配される。この分は、現在のAPT流通数の10.8%に相当し、現在の基準だと日平均の出来高(過去30日間)の約110%に等しいため、投資家による売圧への警戒が高まっている。通常、VCなどへのトークン解除は一時的な悪材料となりやすい。
🚨 Unlocks Alert $APT 🚨
— Token Unlocks (@Token_Unlocks) September 11, 2023
🗓️ On November 12th, 2023
🔥 First team and investors unlock🔥
🌟 20m $APT for team and investors
🔓 Approximately $129m unlocks are coming
💸 10.8% of circulating supply will be unlocked
If you are a private investor, what's your move?
Don't miss out!… pic.twitter.com/s6w8PgBvaU
また、上述のアンロックのほか、毎月のステーキング報酬の解除(583万APT、1日平均取引量の32%、12月には615万APTに増加予定)も同時に行われる。さらに、昨年10月にメインネットローンチ以来、462万APTがコミュニティと財団へ毎月アンロックされている状況だ。
APTの時価総額は12.4億ドルで、完全希薄化後時価総額は55.7億で時価総額の約4.5倍だ。Bybitの分析によると、時価総額ランキングなどの基準をもとに類似のプロジェクトと比較し完全希薄化後時価総額が時価総額より10倍以上高い場合、割高とされるという。