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「2024年まで20もの仮想通貨ETPを提供へ」上場取引型金融商品発行企業Valour

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欧州でETP拡張へ

カナダの仮想通貨ETP発行会社Valourは4日のプレスリリースで、2024年まで欧州で20もの仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)を提供する目標を掲げた。上場取引型金融商品とは、上場投資信託(ETF)や上場投資証券(ETN)といった商品の総称で主に欧州の証券取引所で取り扱われる。

Valourは機関投資家及び個人投資家向けに欧州でビットコインやイーサリアム、ソラナ(SOL)、エイダ(ADA)、ポルカドット(DOT)など13種類のETPを提供している。

取り扱われる取引所はナスダック・ノルディックなどのスウェーデンの証券取引所で、11月末付けで出来高が42.71%上昇し、資産運用額が3.2億カナダドルから3.56億カナダドル(387億円)に増えたという。機関投資家の資金流入がを示唆したものだ。

Valourは今後ETP商品拡張について、最近の仮想通貨ICPのETPのような財団とのコラボレーションや、テーマ別バスケット、ショートおよびロングのレバレッジ商品、アクティブな投資戦略に基づくETPなどが含まれると説明した。

欧州では2019年から米国の伝統ETFに似た、さまざまな銘柄の仮想通貨ETPが各地で上場し投資家からのアクセスを容易にしてきた。現在米国でArkと提携しビットコインETFの上場申請を進めているスイスの21Sharesや、英CoinShares、米フィデリティやWisdomTreeなども欧州のETP市場に参入している。

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