- Binanceが4通貨の上場廃止を発表
- 世界最大の取引所Binanceは公式ブログ にて、ユーザーの利益を保護などを理由に、4つの仮想通貨(Bytecoin、ChatCoin、Iconomi、Triggers)を上場廃止と発表した。
Binanceが4通貨の上場廃止を発表
世界最大の取引所Binanceは公式ブログにて、「ユーザーの利益を保護するために」、以下4つの通貨を上場廃止(ディリストする)すると発表した。
- ・Bytecoin(BCN)
- ・ChatCoin(CHAT)
- ・Iconomi(ICN)
- ・Trigger(TRIG)
Binance Will Delist $BCN, $CHAT, $ICN, $TRIGhttps://t.co/B9KccEH4IQ pic.twitter.com/JgVgRME3zD
— Binance (@binance) 2018年10月9日
Binanceにて、上記4通貨が出金・取引停止される時間:日本時間2018年10月12日 19:00
さらに、今回の上場廃止するいくつかの要素(理由)に関して、以下のようにリストアップしてある。
- ・プロジェクトへのコミットメント
- ・開発アクティビティの質量とレベル
- ・ネットワーク/スマートコントラクトの安定性
- ・パブリックコミュニケーションとアクティビティのレベル
- ・Binance側の定期的デューディリジェンスに応答する速さ
- ・非道徳なアクティビティに関する証拠/不正行為
- ・健全かつ持続可能な暗号エコシステムへの貢献度
相場への影響は極めて大きい
Binanceは、現在の仮想通貨市場において、出来高のランキングで常に1位、2位に位置する取引所であるために、上場廃止による流動性減少懸念とその価格への影響は極めて大きいと言える。
上場廃止の発表を受け下落に転じた各通貨の相場状況(Binance 17時時点)は以下の通りだ。
Triggers (TRIG)
上場廃止から大きなナイアガラを受け20%近い下落を記録。直近の高値からは30%安の価格まで急落した。
Triggersの懸念材料としては、バイナンスの取引所の出金が一時的に停止しており、そのような状況の中で発表が行われたことで、売却への動きが強まった可能性がある。
Bytecoin (BCN)
Bytecoinは、前日比で14.2%安、直近の高値からは18%安の価格まで急落。価格単位が10サトシ単位となるため、今後の下落への影響がより高い%になる可能性が懸念される。
ChatCoin (CHAT)
ChatCoinは、他の2通貨と比較すると前日比8%安と下落幅は小さいが、以前下落の影響は確認されている。
Iconomi (ICN)
Iconomiも17時時点では5.4%安と、4通貨では最も低い下落率になった。
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