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ビットコイン週足陰線、初期OGホルダーの売却傾向も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

前週末14日の米NY株式市場は、ダウ平均株価は前日比57.9ドル(0.15%)安の38,589ドル、ナスダック指数は21.3ポイント(0.12%)高の17,688で取引を終えた。

東京株式市場では、日経平均株価(前引け)は前日比700円(1.79%)安の38,117円となった。

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比0.3%高の1BTC=66,355ドルに。週足陰線で終えた。

時価総額上位の主要アルトコインでは、イーサリアム(ETH)が1.0%高、ソラナ(SOL)が2.8%高と反発した。

1,000〜10,000 BTCを保有するビットコインの大口保有者(クジラ)の動向と、ビットコインの価格推移について、アナリストのAli氏はアドレスの総保有量が大幅に減少していると指摘した。

過去10日間で約33億ドル相当の50,000 BTC以上が売却された可能性があるほか、マイナー(採掘業者)も保有分の売りを増やしており、これらが直近の下落要因の一つとみられる。

先週にはCPI(米消費者物価指数)や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、リスク回避売りが先行していた。

この点についてMichaël van de Poppe氏は、米国におけるイーサリアム現物ETFを取り巻く不確実性を挙げている。イーサリアム現物ETFについては、2部構成の承認プロセスの内、1つしか承認されておらず、証券取引所に上場して実際の売買可能になるのは7月以降になるとの見方が強い。

米国消費者物価指数(CPI)や米国生産者物価指数(PPI)など、最近のマクロ経済データの影響については、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル議長の記者会見内容が市場予想よりタカ派であったことも、アルトコイン相場にネガティブとした。

これに伴う米ドルの強さも仮想通貨のようなリスクオン資産のパフォーマンスには逆風だ。同氏は、欧州中央銀行(ECB)による最近の利下げにより、ドルがさらに強くなり、仮想通貨市場への圧力が悪化していると主張している。

一方で、Ali氏は海外の大手仮想通貨取引所HTX Global(旧Huobi)におけるビットコインのテイカー売買比率が急上昇したと指摘。特定の時間枠内で大量の買い注文が発生しており、底値とみなしていることを示唆する。

関連:ビットコインの買い方|投資メリットやリスク、おすすめ取引所は?

古参勢の売却

オンチェーンアナリストのWilly Woo氏は、ビットコイン現物ETFが機関投資家に買われる中、ビットコインOG(Original Gangsta)と呼ばれる初期ホルダーが売却していることを指摘した。

これはCoin Days Destroyed(CDD)の分析に基づくもので、CDDは特定の期間中に移動されたビットコインの量を移動されるまでの保持期間(日数)で重み付けした指標。「Coin Days Destroyed = 移動されたコイン数 × 保持日数」で計算され、古いビットコインが動かされるとCDDが上昇する。

したがって、グラフにおけるCDDの急上昇は、長期間保持されていたビットコインが大量に移動されたことを示している。これまでの相場サイクルでもブルマーケット(強気市場)では、多くの古参ホルダーが利益を確定するためにビットコインを売却し、CDDが高くなる傾向にあった。

Willy Woo氏の見立てによれば、現在の市場は、先物やオプション取引などのデリバティブ商品の取引量および契約数の増加が、ビットコインの価格上昇を抑制している

関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説

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