BCH(ビットコインキャッシュ)ハードフォーク:新通貨付与に関する「仮想通貨取引所」対応一覧表

BCHハードフォーク:国内外の取引所対応表
ビットコインキャッシュのハードフォークにおいて、チェーン分岐の可能性が生じていることで、新通貨の付与を目的にBCH価格が高騰。国内外の仮想通貨取引所とウォレットサービスの対応方針を一覧表にまとめた。(随時更新)

BCHハードフォーク:国内外の取引所対応表

ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)は、ビットコインの技術的な限界を改善するため、2017年8月にビットコイン(BTC)のチェーンから分裂して誕生した仮想通貨だ。

日本時間11月16日1時40分頃に控える、ビットコインキャッシュのハードフォークにおいて、大幅アップデート内容について対立している、「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」の2チェーンに分裂する可能性が生じている。

海外取引所のバイナンスや、国内大手取引所のSBIバーチャル・カレンシーズなどが、いち早くサポートを表明しており、「新仮想通貨」が付与される可能性が生じていることで、11月3日頃よりBCH価格が高騰し始めた背景がある。

(ただし、本ハードフォークが、分岐しないアップデートに最終決定した場合、新通貨は付与されない)

このような状況にある中、BCHの取り扱いのある国内外の仮想通貨取引所と、ハードウェアウォレットの対応を一覧にまとめた。(空欄は、現時点では不明。随時更新予定)

分岐(新通貨の付与)が確定した場合、新通貨を受け取るためには、スナップショット(保有残高の記録)前に、保有するビットコインキャッシュを「新通貨付与をサポート予定のサービス」にあらかじめ送金・保管しておく必要がある。

サービス名 アナウンス内容
バイナンス

(海外)

ハードフォークをサポート。スナップショット:UNIX time 1542300000, 2018/11/15 4:40:00 PM (UTC)(日本時間16日午前1時40分)。

(公式情報)

Coinbase

(海外)

ハードフォークの約1時間前(16日午前1時)に全てのBCH送受を停止。Coinbaseのセキュリティ標準に見合うまでハードフォークのプロセスを見守り、アップデート完了後、今後の方針を明確化する。

(公式情報)

Poloniex

(海外)

BTCABCとBTCSVの先物取引 (プレフォーク取引)開始。ビットコインキャッシュABCと、ビットコインキャッシュSVの両方の取引をサポート予定。

(公式情報)

Bittrex

(海外)

新通貨付与のため、努力する方針(1:1の割合)。スナップショットは、11月16日の1:40。

(公式情報)

Huobi

(海外)

Huobi GlobalはBitcoin Cashハードフォークをサポート。スナップショットは11月16日00:40:00,(GMT+8)(日本時間01:40)。15日午後11時から入出金停止。

(公式情報)

OKEX

(海外)

Bitcoin Cash(BCH)のハードフォークをサポート。すべてのOKExアカウントのスナップショットをUNIXタイムスタンプ1542300000で取得する。

(公式情報)

BitMEX

(海外)

BCZ18商品の価格はBitcoin ABCチェーンの価格を参考にする予定で、Bitcoin SV側の価格は参照しない。

(公式情報)

BitPay

(海外)

Bitcoin ABCで進める予定で、新通貨発行の予定はなし。15日午後11時40分頃から取引を控えるよう推奨。 新通貨・チェーンは分裂後の経過を伺う。

(公式情報)

Kraken

(海外)

Bitcoin ABCのみをサポートする予定。ハードフォーク1時間前から入出金停止され、取引の停止はしない方針。

(公式情報)

Bitfinex

(海外)

入出金は日本時間16日0:30から停止。どの新通貨が成功するかの判断は全てユーザー判断で行われる予定だが、現段階ではどの通貨が生き残るのか不明。ハードフォーク後の16日に再度発表をする方針。

(公式情報)

HitBTC

(海外)

9日からプレフォーク取引はBCHABCとBCHSV両方のオプションが発表され、トレーダーに選択肢を与えることを重要視している模様。プレフォークの2種類の通貨とBTC・USDT建ての取引ペアが提供されている。

(公式情報)

Bitstamp

(海外)

取引は停止しないものの、入出金は15日23:30から停止。どちらかのチェーンが過半数からのサポートを得るまでこの停止は続き、長引く可能性もある。(2つのチェーンに分裂した場合は別途、判断を下して発表する予定。)新通貨の発行に対応しない可能性がある為、新通貨の配布を受け取りたい方には15日の前に出金することを推奨。

(公式情報)

Bitfinex

(海外)

16日午前0:30にスナップショット取得。予想されるチェーン分裂から生まれる「ABC」と「SV」のCST(チェーン・スプリット・トークン)を設置し、スナップショット後、BCHと同等のCSTが配布される。 なお、米ドルとBTC建てで取引される予定だがマージン・レバレッジは扱わない。

(公式情報)

bitFlyer

(口座開設)

15日午後10時頃からBCHの送受を停止。BCHの送受再開日時は、決まり次第別途連絡。

(公式情報)

コインチェック

(口座開設)

ハードフォークにより発生し得る新通貨の付与については、現時点で未定。利用規約によると、「ハードフォーク等により新たな仮想通貨が生じた場合であっても、登録ユーザーは、当社に対して、新たな仮想通貨の付与やその取扱いを請求できない」。ハードフォーク発生以降、引き続き、Bitcoin ABCが参照するチェーンをBitcoin Cash(BCH)として表記する。

(公式情報)

Zaif

(口座開設)

同時刻ころに顧客の保有残高スナップショットを取得。チェーンが分岐した際の新通貨付与、Zaifでの取り扱いについては未定。

(公式情報)

Liquid/QUOINE

(口座開設)

開発資源をサービス開発に集中させるため、新しいBitcoinSVをサポートする予定はない。BitcoinSVを受け取りたいユーザーは、Liquidから資産を出金し、BitcoinABCとBitcoinSVの両方のチェーンをサポートしている別のプラットフォームに資産を移管する必要がある。

(公式情報)

bitbank

(口座開設)

顧客資産のスナップショット(保有残高の記録)を2018年11月16日01時40分JST(Unixtime 1542300000)頃に取得、通貨付与に関しては現時点では未定。

(公式情報)

ビットポイント

(口座開設)

BCHのハードフォークへの対応は未定。

(公式情報)

GMOコイン

(口座開設)

2018年11月16日 1:40頃、顧客資産のスナップショットを取得。

(公式情報)

DMM Bitcoin

(口座開設)

16日0:00から3:00頃に取引を一時停止。取引停止対象銘柄は日本円とBTC建の取引ペアで、価格は「Bitcoin ABC」をサポートすることを表明している取引所価格を参照価格にする予定。

(公式情報)

SBIVC

(口座開設)

2018年11月15日時点前後の保有残高にかかるデータを確実に取得、保管。ハードフォークに対する準備を行い、BCH保有者には保有量に応じた形で新コインを供給する予定。(現金で支払う可能性あり)

(公式情報)

フィスコ 2018年11月15日(木) 12時(正午)頃にBCHの入出金の停止と新規アドレス取得停止。 入出金の再開は、ハードフォーク後、BCH・ブロックチェーンの安定稼動を確認した後に予定。 再開の際には改めて連絡。

(公式情報)

BTCBOX BCH 入出金の一時停止開始時刻は11月15日00時00分、スナップショット取得時刻16日午前1時40分。新通貨は、原則として付与する方針。

(公式情報)

Ledger

(ウォレット)

懸念点としてリプレイアタックが挙げられる。価格面と技術面において最も安定したチェーンが判明次第、対応方針を発表予定。

(公式情報)

Trezor

(ウォレット)

Trezorのサーバーは、bitcoin ABCのソフトウェアを採用している為、ABCの実装案に則る。リプレイプロテクションはない為、ユーザー自身の判断で新通貨、及びチェーンを選択する必要がある。

(公式情報)

Ginco

(ウォレット)

Gincoは取引所等とは異なり、仮想通貨資産の所有の証明となる秘密鍵は、顧客のもとにあるため、通貨がハードフォークした場合、自動的にBCHの保有量と同量の新通貨量が付与される。Gincoアプリでの新通貨の表示につきまして、対応は未定。

(公式情報)

Yenom

(ウォレット)

ハードフォークが行われた結果、チェーンが分岐(スプリット)して新通貨が生まれた場合、Yenom walletでBCHをお持ちの方は、ウォレットに紐づく秘密鍵に同額の新通貨が付与される。ハードフォーク後の対応方針については、公式情報参照。

(公式情報)

BTC.com

(ウォレット)

引き続きBitcoin ABCのサービスで続行。スナップショットを日本時間午前1:00に取得。チェーンのフォークが発生したら、フォーク通貨を送付する予定。フォーク前後は取引を控えるよう推奨。

(公式情報)

仮想通貨ウォレットなどで新通貨が付与された場合、「残高表示や送受信」に関しては、新通貨専用で対応サービスを作成後でないと行うことが出来ない点には注意が必要だ。

例えば、仮想通貨ウォレットのYenomでは、ハードフォーク後の新通貨の開発状況(リプレイプロテクションの実装、独自のアドレスフォーマットの実装等)や、マイニング状況、価格状況を加味し、方針を決定するとしている。

先物取引について

海外の大手仮想通貨取引所「Poloniex」は8日、先物取引商品としてプレフォーク取引(先物取引)を行うことを発表。早くも取引が可能となっている。

仮想通貨取引所Poloniexがビットコインキャッシュ分裂通貨2種類の先物取引を公開|最新情報まとめ
仮想通貨取引所Poloniexが、日本時間16日未明に実施されるハードフォークに先駆け、BCHABCとBCHSVの先物取引を開始した。ハードフォークに関する最新情報もまとめて掲載。

HitBTCも先物取引提供を開始

またPoloniexに続き、海外の仮想通貨取引所HitBTCも先物取引を9日に開始しており、15日のハードフォーク決行まではBCHからBCHABC又はBCHSV、もしくはその逆の交換が可能だ。

現在、以下の取引ペアが提供されている。

取引ペア

BCHABC・BTC

BCHABC・USDT

BCHSV・BTC

BCHSV・USDT

BitMEXがハードフォークモニタリングサイトを開始

ビットコインFXトレーダーの間で重宝されている、仮想通貨商品取引所「BitMEXの調査部門が、ビットコインキャッシュ等のフォークをモニタリング可能にするサイト「Fork Monitor」を開始した。

Fork Monitorでは、BitcoinとBitcoin Cashが、ソフトフォークやハードフォークした際、意図せずに発生するコンセンサスバグにより、ネットワーク障害を起こす前に検知できるというメリットがある。

現時点で、Bitcoin Cashのノード8つ、Bitcoinのノード5つと接続されており、常にネットワークの状況を監視している。

仮想通貨商品取引所BitMEXの調査部門、ビットコインキャッシュ等のフォークをモニタリング可能にするサイトを開始
レバレッジ最大100倍を誇るBitMEXがビットコインやビットコインキャッシュのフォークを監視するサイトを開始。また今月15日にはハードフォークが迫るビットコインキャッシュでカギを握るグループ等を解説した。

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