WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米BNYメロン、ビットコイン現物ETFの保管サービス提供に近づくか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースのライバルになるか

27日更新:SECはBNYメロンの申請を認めた。SECのゲンスラー委員長はブルームバーグの取材で、BNYメロンのデジタル資産構造はビットコインとイーサリアム現物ETF以外にも広がる可能性があると語ったという。

米大手信託銀行のBNYメロンは、現物ETF(上場投資信託)の顧客が保有する暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のカストディ(保管)サービスが実現に近づいているようだ。ブルームバーグが24日に報道した。

ブルームバーグによると、米証券取引委員会(SEC)の主任会計士室が今年初めに行ったレビューでは、規制対象ETFの顧客が保有する仮想通貨の保管について、BNYメロンがバランスシートに計上する必要がないとの判断に異議はなかったという。

また、SECはBNYメロンに対してSAB 121登録の適用除外を認めたようで、これにより、仮想通貨ETFの顧客向けに保管サービスを提供する道が開けたと報じられている。

SAB 121とは、2022年3月に発行された「Staff Accounting Bulletin No. 121」の略称で、仮想通貨の保管を行う企業がその資産を貸借対照表にどのように計上すべきかを指針として示しているものだ。

現在、米国で提供されるビットコインとイーサリアム現物ETFのデジタル資産のカストディ企業として中心的な役割を果たしているのは仮想通貨取引所のコインベースだが、伝統的な金融機関であるBNYメロンの参入によって、その市場シェアが奪われる可能性がある。実際、9つのイーサリアム現物ETFのうち8つ、および11のビットコイン現物ETFのうち8つのカストディアンはコインベースが担っている。

一方で、BNYメロンは2022年10月からすでに機関投資家向けに仮想通貨保管サービスを提供しており、ファンドサービス事業を通じて、SEC認可のビットコインおよびイーサリアム現物ETFの約8割をサポートしている。

BNYメロンはキャッシュ・カストディアンとして、ETF取引における現金のフロー管理を担当している。

仮想通貨のカストディ事業は巨大なビジネスチャンスである。ブルームバーグの報道によれば、ある推定では、現在の仮想通貨カストディ市場は約3億ドル(約430億円)の価値があり、毎年約30%の成長を遂げている。仮想通貨カストディサービスを提供する企業は、伝統的な資産よりも高いセキュリティリスクに対応する必要があり、そのため高額な手数料を請求できるとも報じられている。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/15 水曜日
07:40
米大手取引所コインベース、中国本土向け登録要件緩和
米大手仮想通貨取引所コインベースが、中国本土居住者への口座登録を開放したと報じられた。中国国民IDと本土住所での本人確認が可能になり、従来必要だった香港住所とパスポートの提示は不要に。同社は取引可否など詳細を公式には説明していない。
07/14 火曜日
21:55
テスタ × 渡辺創太 デジタル金融、ぶっちゃけ投資はどう変わる?|WebX2026
WebX 2026のデジタル金融対談を詳報。テスタ氏はビットコインを有事のヘッジと位置づけ、渡辺創太氏は株式トークン化の本命は2029年と予測。金商法移行とパーペチュアル合法化が市場に何をもたらすかを読む。
15:59
トークン化MMF・RWA、兆円市場への本格シナリオ|WebX2026
ブラックロック・フランクリン・テンプルトン・Securitize Japanが登壇。トークン化MMFの3つのユースケース、DeFiとの連携条件、トークン化株式の可能性、そして「2033年に3,000兆円市場」へ日本がどう挑むかを徹底討論。WebX 2026レポート。
15:10
ドップラーとSBIデジタルファイナンスが提携、XRP金融インフラを整備
ドップラーファイナンスとSBIデジタルファイナンスが機関投資家向けXRP金融インフラの整備に向けた戦略提携を発表。XRPおよびトークン化資産を活用した機関向けソリューション開発と日本市場でのトークン化金融インフラ普及を共同で進める。
13:55
ロビンフッドチェーン、初週でDEX取引量5000億円突破 ミームコインが牽引
ロビンフッドが1日にローンチした独自L2「ロビンフッドチェーン」が、稼働初週でDEX取引量31億ドル超を記録し、ソラナ・BNBチェーンに次ぐトップ5入りが判明した。一方、実際の取引を牽引したのは同社が注力するRWAではなくミームコイン市場だった。
13:12
暗号資産ETF解禁へ、金商法改正の意義と課題|WebX2026
金商法改正で暗号資産が投資商品として法認知される。WebX 2026で木原誠二議員・河合健弁護士・保木健次氏が議論したETF解禁・申告分離課税20%・責任準備金・レバレッジ規制緩和の論点をレポート。
11:35
米ニューハンプシャー州知事「ブロックチェーン基本法」に署名、仮想通貨の権利を保護
米ニューハンプシャー州でブロックチェーン基本法が成立。仮想通貨の自己保管や決済利用、マイニング、ステーキングなどを法的に保護し専門の裁判部門も設置する。
11:00
中国の幹部検察官ら、匿名仮想通貨やミキサーの利用をマネロンの推定根拠にすべきと提案
中国の最高人民検察院のウェブサイトに、仮想通貨を利用したマネーロンダリングの規制に関する提案が掲載された。現時点では法的拘束力はないが、中国の最高検察機関が掲載した内容であるため関心を集めている。
10:41
インフキュリオンとDCP、DCJPYの決済基盤連携で基本合意
インフキュリオンとDCPが、トークン化預金DCJPYを軸とした決済基盤の社会実装に向け基本合意書を締結。AIエージェントが自律的に決済を行う時代を見据え、カード決済・給付金・目的別貯金の3領域でユースケース検討を始める。
10:13
100億円から1兆円規模へ、JPYC・JPYSC両代表が語る円ステーブルコインの事業戦略
現在130億円規模にとどまる円ステーブルコイン市場。WebX 2026でJPYC・SBI VCトレード・Startale Group 3社が語った1兆円シナリオ、規制緩和の課題、機関投資家向け展開の全容をレポートする。
09:20
トランプ大統領、クラリティー法の可決を上院に要請
米トランプ大統領は急逝したグラム議員を追悼しつつ、仮想通貨市場構造法案(クラリティー法)の審議推進を上院に要請した。法案では倫理条項をめぐり与野党の対立が続いている。
09:02
次世代決済の分岐点、サークル・JPモルガン・ソラナ責任者が対談|WebX2026
ステーブルコインかトークン化デポジットか、サークル・JPモルガンキネクシス・ソラナ財団が「競合ではなく用途別の共存」と言う答えを示した。アジアでのUSDC実装事例から、エージェンティックコマースという次の波まで、WebX2026の議論をレポートする。
08:00
アジアは仮想通貨大国になれるのか?政策・信頼・流動性の三本柱を問う|WebX2026
台湾新法・信頼の設計・流動性のオンショア化——アジアが仮想通貨大国になるための三本柱を、立法委員葛如鈞氏、ジーエスアールCJ氏、バックパックのカン・サン氏が議論した。
08:00
米クラリティー法、上院審議再開で4週間の最終局面へ
米上院が会期を再開し、クラリティー法の採決に約4週間の審議期間が残された。グラム議員の死去とマコーネル議員の欠席で共和党の余裕は事実上ゼロとなり、倫理条項の決着と民主党票の獲得が法案の成否を握る。
07:45
JCB、USDCの訪日客向け決済を検証へ
JCBは、サークルの関連企業と協業することで合意。訪日客向けに都内の1店舗で米ドルステーブルコインUSDCの決済の検証を開始し、他の加盟店への拡大を検討する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧