はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「CZ氏にも恩赦を」バイデン大統領のハンター氏恩赦受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「CEOに戻る気はない」とCZ氏

暗号資産(仮想通貨)業界の一部は、仮想通貨大手取引所バイナンスの共同創設者で前CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏が、トランプ新政権で恩赦を受けるべきだと意見している。

仮想通貨取引所TelosXのジョン・リリック共同創設者が、次のように独自見解を述べた格好だ。

トランプ大統領は、CZ氏がバイナンスのCEOとして復帰し、業界の成熟とポテンシャルの発揮を助けることができるように恩赦を出すべきだ。CZ氏も、不当な訴訟戦略の犠牲者である。

発言の背景としては、現職のジョー・バイデン大統領が、息子のハンター氏に恩赦を与えことがある。バイデン氏は、ハンター氏が政治的な背景を理由として不当に起訴されていたと述べた。

リリック氏の投稿に対して、CZ氏は「CEOに戻る気はないが、恩赦についてはしてくれても構わない」と応じている。カルダノのチャールズ・ホスキンソン創設者らも、CZ氏に恩赦を与えるべきという意見に賛成した。

CZ氏は、2024年4月に、バイナンスのプラットフォームでマネーロンダリング防止システムの構築を怠ったとして、銀行秘密法違反で4か月の懲役に処された。5,000万ドル(約75億円)の罰金支払いにも同意している。

関連バイナンスCZ前CEO、懲役4か月の判決

CZ氏は禁錮4か月を終えて釈放され現在はすでに出所しているため、リリック氏は司法取引の条件に関して恩赦を提案しているものとみられる。

司法取引の一環として、バイナンスはCZ氏が同取引所の「運営または管理に現在および将来関与」することを禁じられることに同意していた。また、恩赦は有罪判決による汚名を軽減することも考えられる。

「シルクロード」設立者を減刑か

トランプ氏はCZ氏の件には言及していないとみられるが、5月時点で大統領再選の場合は、ダークウェブ「シルクロード」の設立者であるロス・ウルブリヒト氏を減刑する方針を示していた。

ウルブリヒト氏は2013年に逮捕され、2015年にマネーロンダリング、コンピューターハッキング、麻薬密売の共謀などの罪で終身刑を宣告されて服役中だ。同氏に対しては、過去に犯罪歴がなく暴力罪にも抵触していないことなどを理由として情状酌量の声が上がっていた。

関連約14万ビットコイン押収「シルクロード」創設者の逮捕から5年、情状酌量を求める嘆願書に8万5000人超えの署名

関連ビットコインは今後どうなる?2025年の価格予測と3つの注目材料

CZ氏は投資や教育に注力

CZ氏はバイナンス退任後、ブロックチェーン、人工知能、バイオテクノロジー分野への投資家として活動していく意向を表明している。

また、世界の子どもたちを対象とした教育イニシアチブ「Giggle Academy」も立ち上げた。「Giggle Academy」は、子どもたちが無料で読める物語の本を作成することでBNBコインがもらえるキャンペーンを開始したところだ。

関連バイナンスCZ前CEO、世界の子どもに向けた「Giggleアカデミー」を立ち上げ

関連BNBの買い方・取引所解説

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
18:39
イーサリアム将来価格2025展望 | ETF・機関投資家・開発動向の注目点
【2025年5月最新】イーサリアム(ETH)の将来価格と成長可能性を徹底分析。ペクトラ後の価格回復、ブラックロックのステーキングETF申請、機関投資家の700億円購入など最新動向を解説。
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧