相場の好材料に
ドナルド・トランプ次期大統領は6日、ベンチャーキャピタリストのデビッド・サックスを、新たに設置される人工知能(AI)および暗号資産(仮想通貨)担当の特命官に任命することを発表した。ブルームバーグが報じた。
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トランプは、サックス氏がAIと仮想通貨の2つの分野で「アメリカの世界的リーダーシップを明確にする」役割を担うと述べ、大統領の科学技術諮問委員会の長も務めることを明らかにした。サックス氏が運営するクラフト・ベンチャーズは、仮想通貨VCのマルチコイン・キャピタルを通じてソラナ(SOL)に投資した初期投資家としても知られている。
🚨BREAKING: President-elect Trump has appointed@DavidSacks as the White House AI and Crypto Czar, stating that Sacks will develop a legal framework to provide the crypto industry with the clarity it has been seeking.
— SolanaFloor (@SolanaFloor) December 6, 2024
Sacks was an early investor in Solana through Multicoin… pic.twitter.com/OJJ99Lu7cw
また、クラフト・ベンチャーズはdYdXやLightning Labs、River Financialといった仮想通貨やビットコイン関連企業にも投資している。
この新たな特命官ポジションは、トランプ氏が選挙戦で約束した仮想通貨業界の規制緩和を推進し、業界関係者がホワイトハウスに直接アクセスできる機会を提供することが期待されている。
トランプは、以前の大統領任期中に仮想通貨を批判していたにもかかわらず、今回はそれを強く支持する姿勢を示してきた。サックス氏は、業界が求めていた法的枠組みを構築し、米国内で仮想通貨産業が繁栄できる環境を整備する役割を担うことになる。
また、AI分野においても、サックス氏は急速に発展する技術に対する連邦政府の採用と規制の最前線に立つ予定だ。国家安全保障、プライバシー、雇用など、さまざまな領域に影響を与える可能性のある技術の発展に対して、トランプ政権の方針を形作る重要な役割を果たすことが期待されている。
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