複数のトークンを追加
暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスは18日、今後の上場候補対象として初めて複数の銘柄を選別し公表した。
今回候補プールに編入されたのは、KOMA、Cheems、APX、ai16z、AIXBT、CKP、GEAR、SD、SYRUP、FARTCOINの10銘柄で、ミームコインやAIエージェントがメインとなっている。
特に今回の発表を受けて大きく上昇したのはAIエージェント兼ミームコインのFARTCOINで、時価総額が一時10億ドルを突破した。
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バイナンスのこの新たな上場検討候補プログラムは「バイナンスアルファー」と呼ばれるもので、17日に立ち上げられたばかりだ。
バイナンスによると、バイナンスアルファーは、バイナンスエコシステムで成長の可能性がある初期段階の仮想通貨銘柄に焦点を当て、バイナンス取引所に上場する前に先にバイナンスウォレットで取り扱うことで、上場が検討されているトークンの透明性を高めるという。
上場候補の選定基準については、コミュニティの強い関心と主要な市場トレンドとの整合性を重視し、バイナンスの業界専門知識を使用して選択すると説明している。
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