トランプ氏就任前に延期
米SECは14日、Bitwiseが申請する暗号資産(仮想通貨)指数連動型ETFの判断を延期したことが判明した。
Bitwiseの指数連動型ETF「BITW」は、ビットコイン(BTC)やソラナ(SOL)、ADAやAVAXなどのパフォーマンスに連動するもので、投資信託として現在の運用資産総額が2,211億円に相当する。
今回の判断延期にどのような思惑があったのかは明確ではないが、SECはすでに昨年12月にHashdexとフランクリン・テンプルトンが提供する仮想通貨指数連動型ETFの上場申請を共に承認した背景があり、最終期限となる3月3日までにはBITWの申請も承認する見込みだ。
SECに関しては、現任のゲンスラー委員長がトランプ就任日である20日に退任する。次期委員長となる予定のポール・アトキンス氏が仮想通貨推進派の人物であることから、仮想通貨指数連動型ETFだけでなく、ソラナやXRPを含むより多くのアルトコイン銘柄の現物ETF実現も期待されているところだ。
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