理由は不明
米証券取引委員会(SEC)が公式サイトからリップル社との訴訟関連情報を削除したことが注目を集めている。X(旧Twitter)ユーザーが29日、SECの訴訟セクションで「Ripple」検索結果が消えたことを指摘した。
2020年12月に始まったリップルに対するSECの訴訟は、2023年7月のトーレス判事による判決で、個人投資家向けXRP販売が証券法違反に該当しないと判断された。しかし、SECは2024年8月の罰金判決後も控訴を続け、11月に発足したトランプ政権下でも訴訟を継続する姿勢を示していた。
SECサイトの情報削除を受け、複数の法律専門家はPACERシステム上で進行中の訴訟手続きをスクリーンショット付きで公開し、「SECのウェブ管理上のミスである可能性が高い」との見解を示した。
ゲンスラー前委員長が率いるSECは、トランプ大統領就任直前にリップル社に対する控訴を提出し、個人投資家向け販売と機関投資家向け販売を区別した2023年の判決に異議を唱えた。リップル社の代表弁護士スチュアート・アルデロティ氏はこれについて、「SECの控訴趣意書はすでに破綻した議論の焼き直しに過ぎず、次の政権によって放棄される可能性が高い」とコメントしている。
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