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最重要ビットコインETF申請企業責任者が「ナスダック提携に関する詳細」を明かす|仮想通貨市場の展望も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VanEck社の仮想通貨部門トップがナスダックとの提携詳細を語る
VanEck/MVIS社仮想通貨戦略部門Gabor Gurbacs氏が、正式に発表された仮想通貨先物商品を目的としたナスダックとの提携について語り、注目される詳細が明らかになった。仮想通貨商品市場が20年後には約1100兆円(1000億円ドル)規模になるとデジタル通貨の将来性を大きく見込んでいる。

VanEck社仮想通貨部門トップがナスダックとの提携について語る

VanEck/MVIS社の仮想通貨戦略部門のディレクターであるGabor Gurbacs氏がNasdaqの番組Trade Talksに出演し、最近発表されたナスダックとの提携や今後提供が予定される仮想通貨先物商品について語った。

ナスダックとVanEck社の提携について

Van eck MVIS と Nasdaqが協業して規制されて、透明性の高い仮想通貨先物商品を提供すると改めて説明した。

VanEck社の傘下であるMVIS社が価格指標を提供し(11月21日発表)、世界2位の規模を誇る先物取引所を提供するNasdaqが協力し、仮想通貨と仮想通貨先物に「成熟した市場」提供を目指すとGurbacs氏は語った。

またGurbacs氏は先月末に仮想通貨カンファレンス「Consensus Invest」で発表されたVanEck社とナスダックの提携と、そのパートナーシップを通して提供が見込まれる仮想通貨先物商品の利点を3つ挙げた。

  1. 市場監視技術(NASDAQのSMART技術)
  2. 市場操作への耐性
  3. 適正な価格形成

さらに現在VanEck社側が6月末に米SECに申請したビットコインETFも前述の「成熟した市場」、または「クリプト2.0」に必要であると説明。

ビットコイン先物やビットコインETFの提供を通して規制当局に限らず、投資家から信頼を得て、市場参入を促したいのが狙い。

と述べた。

CboeとCMEのビットコイン先物との差別化

また既にCboeやCME、来年1月からはインターコンチネンタル取引所もBakktを通じてビットコイン先物を提供するが、他社との差別化できる点として市場監視技術と価格インデックスの優位性を挙げた。

NASDAQは世界有数の市場監視技術を有している。

(我々が)提供する先物取引と根となる取引所も全て監視される。

これは投資家と規制当局からの信頼獲得につながる。

さらにVanEck社の傘下企業であるMVISが先月発表したばかりの価格インデックスが適正な価格形成につながると言及。

正しい価格と市場の透明性は仮想通貨市場における信頼を生む。

現状まだ市場が正しく監視されているか、市場操作が行われているかに関する疑問が残っている。

しかし我々は市場操作が行われている不安、市場が監視されているかに関する心配を全て取り除く。

ナスダックと提供する仮想通貨先物商品が業界に与える影響

さらにナスダックとVanEck社が業界にもたらす一番の影響は信頼だと述べた。

規制当局の一部では、既に存在するソリューション(仮想通貨商品)は所々手が抜いているという声もあるが、我々は決して手を抜かない。

(この提携を通して)仮想通貨が他の資産クラスと見分けがつかなくなる事を目指し、必要な要素を築いていきたい。

Gurbacs氏の仮想通貨市場に対する今後の展望

さらにVanEck社の仮想通貨部門のトップであるGurbacs氏は低迷が続く仮想通貨市場の今後についても展望を語った。

価格は重要ではない。 ビットコイン価格が1000ドルでも50000ドルでも関係ない。

正しいカストディ、価格形成、そして市場監視の3つの市場構造が整っていなければならない。

それらが整えば、市場は繁栄して、20年後の2038年には1000億ドル規模の市場に成長するだろう。

今から20年後の2038年、この(仮想通貨商品)市場は1127兆円(1000億ドル)規模になるポテンシャルがある。

ETFは市場で取引が開始されてから約20年で670兆円規模に拡大しているが、私は仮想通貨に関してはもっと速く成長すると見込んでいる。VanEck社/MVIS、そしてナスダックと共にその1000億ドルの市場を築くことを楽しみにしている。

同氏の考える将来はかなり強気な予想と言えるが、Gurbacs氏は仮想通貨市場が急落する前の11月11日にも同様の内容をツイートしていた。

2038年にはデジタル資産は1000億ドル規模になると予想する。大胆だが、未来のプログラム可能なお金、価値の保存、そしてペイメントやプロトコルを甘く見るべきではない。

ETFは20年で0から600億ドルまで成長した。仮想通貨は明日の技術を見据えるとさらに速く成長するだろう。

VanEck社のここまでの動き

まず、VanEckとSolidXによるビットコインETFの申請は、今回が初めてではない。

以下の様にその経緯を追っていく。

  • SolidX(仮想通貨カストディ企業)が2015年からビットコインETFに携わり始め、2017年にVanEckと提携。
  • 両社は、2016年3月にNYSEと提携でビットコインETFを申請し、2017年7月に否決を受けた。
  • 2018年6月、上記両社はCboeとの提携で、再びビットコインETFの申請を行なった。
  • 8月、9月、12月、計3回の延期がSECによりなされた。
  • 最終判断期限まで延期=2019年2月27日まで(本日発表)

SECが最終判断を2月末への延期を正式発表

また本日未明、ビットコインETFの最終判断権限を有する米国証券委員会はVanEck社のビットコインETFに関する判断の最終締切日を2月27日まで延期する事を発表した。

これは最初の申請がSEC側からコメントを求める為に公開された7月2日から240日後に当たる為、来年初旬についにビットコインETFに関する発表がされる。

今回のSEC側の発表と専門家の意見はこちらから。

米SEC、VanEck版仮想通貨ビットコインETFの最終延期決定|判断期限は来年2月末
米国証券取引委員会(SEC)は米時間12月6日、VanEck版ビットコインETF(最有力とされている)の申請に対し、判断における最終延期の通知を発表した。最終判断期限は2019年2月27日。
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