はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

トランプ大統領、ビットコイン準備金設立の大統領令に署名 サックス特命官が報告

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン準備金設立の大統領令に署名

7日9時15分追記:サックス特命官が「トランプ大統領は数分前、戦略的ビットコイン準備金を設立する大統領令に署名した。この準備金は、刑事または民事の資産没収手続きの一環として没収された、連邦政府が所有するビットコインから構成される。これにより納税者の負担は一切発生しない」とXで報告した。

トランプ大統領は署名の場で「約束はしっかりと果たした」と発言した。

米国政府は約20万ビットコインを所有していると推定されているが、これまで完全な監査は行われていなかった。今回の大統領令では、連邦政府の仮想通貨保有量の完全な会計調査が指示されている。

また、サックス氏によると、政府はこの準備金に預け入れられたビットコインを一切売却せず、価値保存手段として保持する方針だ。この準備金は、デジタル版フォートノックス(米国の金塊保管施設)のような役割を果たすことになるという。

今後の追加購入(BTC新規購入)について

サックス氏は「なお、財務長官と商務長官には、追加のビットコインを取得するための予算中立的な戦略を策定する権限が与えられた。ただし、これらの戦略は米国の納税者に追加的なコスト(購入のための追加徴税)を生じさせないことが条件となる」とも話した。

さらに、刑事または民事訴訟で没収されたビットコイン以外の仮想通貨銘柄からなる「米国デジタル資産備蓄(U.S. Digital Asset Stockpile)」を設立することも決定したという。

「政府は没収手続きを通じて得られた資産以外に、追加で仮想通貨を備蓄のために取得することはなく、この備蓄の目的は、財務省の下で政府が保有する仮想通貨の責任ある管理を行うことにある」とサックス氏は説明した。

大統領の内容を受け、コインベース幹部などの業界関係者は今後市場から約2.6兆円相当のビットコイン売圧が取り除かれると意見している。

サミットについて(7時20分の報道内容)

ブルームバーグやSolid Intelなどの情報源によると、トランプ大統領は明日、ビットコイン(BTC)準備金を設立する大統領令を検討し、発表する可能性が浮上した。

大統領令の発表は7日に予定されている「ホワイトハウスの仮想通貨サミット」で実施されるとみられ、準備金は最初から新規購入ではなく、現在米政府が管理している約2.6兆円相当の19万8109 BTCから構成される見込みだ。

また、別の準備金案の可能性としては、さらに多くのビットコインを購入すると予想される。関係者の一人によると、もう一つの潜在的な提案は仮想通貨の税制上の取り扱いに影響を与えるもので、議会の審査と承認が必要になる可能性が高いという。

これに先立ち、ハワード・ルトニック商務長官は5日、トランプ大統領はビットコイン(BTC)を中心とした独自の仮想通貨戦略を検討しており、他の銘柄についても前向きながら、差別化された対応を計画していると話した。

特集:米国の仮想通貨「準備金」構想:トランプ政権・各州の注目点

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/12 金曜日
16:00
AIと仮想通貨がもたらすサイバー空間の新たな脅威|WebX2025で語られた国家安全保障・金融リスク
大型Web3カンファレンス「WebX」では「クリプト・サイバーリスク: 国家安全保障、金融、Web3」をテーマとしたパネルセッションが開催され、金融犯罪や仮想通貨犯罪を助長すると同時に防止にも役立つという二面性を持つテクノロジーの使用に焦点が当てられた。
14:52
GateグループCEOのハン博士がCEX・DEX市場動向を解説、今後の日本展開計画も明らかに|WebX2025
Gate.ioのリン・ハンCEOがWebX 2025で登壇。世界3,600万ユーザーを抱える同社がCEXとDEXの市場分析を発表。2030年までのビットコイン価格予測や日本でのライセンス取得、2025年中の日本市場参入計画について言及した。
13:55
ギャラクシー・デジタル、800億円相当のソラナを取得 ノボグラッツCEOは「ソラナシーズン」と評価
「ソラナシーズン」とみなすギャラクシー・デジタルは過去24時間で231万SOLを取得。フォワード・インダストリーズへの16.5億ドル投資参加に関連する動きか。
13:14
米国でハイパーリキッドETF申請計画|Paypalもステーブルコイン提案へ参加
バンエック社が米国でハイパーリキッドのステーキングETFを米国で申請予定。パクソス社もペイパル連携でステーブルコイン提案を発表。
13:00
ソラナ(SOL)の将来価格予測|ETF承認期待と今後の見通し
ソラナ(SOL)は「イーサリアムキラー」として注目される暗号資産です。イーサリアムより圧倒的に速くて安いため、多くのアプリで使われています。 2025年は特に注目の年です。米国…
12:02
CryptoQuantがETH上昇サイクルを高評価 Hyperliquid(HYPE)最高値更新はETF申請など追い風に
データ分析企業CryptoQuantがイーサリアム(ETH)の上昇サイクルを高く評価した。一方、資産運用大手VanEckがHyperliquid(HYPE)の現物ステーキングETF申請を発表。これらが材料視され、HYPEは過去最高値56.1ドルを記録するなど前週比23%上昇。機関投資家のアルトコイン投資拡大が鮮明になっている。
11:45
アーサー・ヘイズ、今週2.2億円相当のENAを大量購入 その背景は?
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が9月14日予定のハイパーリキッドステーブルコイン投票を前に、過去3日間で2.2億円相当のENAトークンを購入したが、Ethenaは昨日提案を取り下げた。
10:22
ビットコイン市場は依然として岐路、重要な下値水準は? Glassnode分析
Glassnodeによる仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートは短期的に市場回復する価格基準などを分析。機関投資家のリスク管理が安定した市場構造へ導いているとも述べる。
09:35
DigiFT・チェーンリンク・UBS、香港でトークン化ファンドの自動運用を開始
香港サイバーポートの支援制度でDigiFT、チェーンリンク、UBSが共同プロジェクト承認。トークン化ファンドの配信・決済・ライフサイクル管理を自動化へ。
09:00
Chainlink Data StreamsがSeiで稼働、米商務省データのオンチェーン化も発表
ChainlinkのData StreamsがSeiで本格稼働。市場価格データを1秒未満で更新・提供。米商務省との提携で経済指標のオンチェーン化も発表され、機関投資家向けインフラが大幅強化された。
08:35
JPモルガン分析、ストラテジーのS&P500編入見送りで「仮想通貨トレジャリー企業に打撃」
JPモルガンのアナリストは、ストラテジーのS&P500指数編入見送りは仮想通貨財務戦略企業全体への打撃と分析。他の指数提供会社の方針変更リスクも指摘。
07:35
NYSE上場のクリーンコア、187億円相当ドージコインを取得
クリーンコア・ソリューションズがドージコイン財務戦略で5億トークン超を取得。ドージコイン財団と連携し、流通量5%獲得を長期目標に設定。
07:10
アニモカジャパン、上場企業の仮想通貨戦略の支援事業を本格始動
Animoca Brands Japanは、上場企業への仮想通貨トレジャリー戦略支援を本格開始すると発表。親会社を含めた知見とネットワークを活かし、企業価値向上を多角的にサポートするとしている。
06:55
米上場のセーフティー・ショット、BONK特化子会社設立で90億円超のトレジャリー構築
セーフティー・ショットがBONKホールディングス設立を発表。500万ドル追加購入でBONK財務を6300万ドル超に拡大、総流通量の2.5%超を保有。
06:00
米上場のフォワード・インダストリーズ、2400億円調達でソラナ財務戦略を本格化
フォワード・インダストリーズがギャラクシー・デジタル主導で16.5億ドルを調達。調達資金でSOLトークンを購入し、ソラナ中心の企業財務戦略を展開予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧