はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ演説の失望売りでBTC50万円下落やXRP現物ETFのローンチ予測など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(16日〜22土)

  • ビットコイン(BTC):84,338ドル +0.2%
  • イーサリアム(ETH):1,977ドル +2.7%
  • XRP(XRP):2.4ドル +2.5%
  • ソラナ(SOL):129.5ドル -3.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

この週のビットコイン価格は、16日の84,000ドル台から開始。18日に81,000ドル台まで値を下げたが、その後20日には87,000ドル近くまで上昇した。

ビットコインに限らないが、金融市場で今週注目集めた材料の1つが米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合。年内2回の利下げ見通しが据え置かれたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを再開するとの期待が強まり、市場はリスクオンの流れとなった。

関連:ビットコイン50万円上昇、FOMC・トランプ演説・SEC動向が影響|仮想NISHI

もう1つ注目を集めたのは、20日に開催されたデジタル資産サミットでのトランプ米大統領の演説。一方この材料では、新たな政策関連の発言や大統領令の署名に関する具体的な発表はなかったことで市場では失望売りが広がった。

関連:ビットコイン50万円下落、トランプ大統領演説で失望売り発生|仮想NISHI

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアムについては、英国の大手銀行スタンダードチャータードが、2025年価格予測を従来の1万ドルから4,000ドルへと大幅に下方修正したことが注目を集めた。

同行のデジタル資産調査部門グローバルヘッドであるジェフリー・ケンドリック氏は、「イーサリアム:ミッドライフクライシス(中年の危機)」と題した最新レポートで、レイヤー2、特にコインベースが開発したBaseの台頭がイーサリアムのエコシステムから価値を奪っていると指摘している。

関連:スタンダードチャータード、イーサリアム価格予測を1万ドルから4000ドルに

時価総額4位:XRP

XRPに関しては、米証券取引委員会(SEC)がリップル社に対する控訴を取り下げることが明らかとなったニュースが注目度が高かった。

同社のブラッド・ガーリングハウスCEOは19日、Xアカウントで法廷闘争が終結したことを宣言し、「待ち望んでいた瞬間だ」と主張した。

関連:SECとリップル社の法廷闘争終結へ ガーリングハウスCEOが「勝利宣言」

また、ガーリングハウスCEOが、ブルームバーグのインタビューで、XRPの現物ETFは2025年後半にローンチされるだろうとの見方を示したことも関心を集めた。

XRPのETP(上場取引型金融商品)はすでに米国外で成功していると指摘。今回は他にも米トランプ政権によるデジタル資産備蓄やリップル社の株式公開(IPO)の可能性についても語っている。

関連:「XRP現物ETFが2025年後半にローンチの可能性」リップル社ガーリングハウスCEOが予測

時価総額6位:ソラナ(SOL)

ソラナについては、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で先物取引が17日に開始されたことが関心を集めた。

16日に市場デビュー5周年を迎えたソラナは、時価総額で世界第6位のブロックチェーンに成長。CMEでの先物上場は、現物ETFの実現に向けた大きな前進だ。

関連:ソラナ5周年 実績振り返りと今後の展望

関連:CMEでソラナ先物取引開始、13件の現物ETF申請の承認可能性高まる

他にも、ソラナスマホ二代目の機種「Solana Seeker(ソラナシーカー)」の出荷を2025年夏に開始する予定だとソラナ・モバイルが発表。現在、テスト段階に入っていると説明している。

関連:二代目ソラナスマホ「シーカー」、2025年夏に出荷開始予定 現在はテスト段階に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/18 火曜日
07:10
仮想通貨投資商品、先週の資金純流出額が2月以降最大規模
仮想通貨投資企業CoinSharesは、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約3,100億円超の純流出だったと報告。今回もビットコインとイーサリアムが流出を主導した。
06:55
ビットコインの25%下落は「浅い調整」と米投資銀行が分析、トム・リーはイーサリアムのスーパーサイクルを予測
投資銀行バーンスタインがビットコインの約25%下落は大幅な下落の始まりではなく短期的な調整だと分析した。ビットコインETFの機関投資家保有率は2024年末の20%から現在28%に上昇。
06:25
95%のビットコインが採掘済み、2140年に完全流通へ
ビットコインのマイニング済みコイン数が1,995万BTCを超え、固定上限2,100万BTCの95%に達した。残りの5%は極めてゆっくりと放出され、2140年頃に最後の端数が採掘される見込みだ。
06:00
ビットコインが今年の上昇分を帳消し、新規投資家が14.8万BTC損切り 流動性悪化と日本債券ショックも影響か
ビットコインが約7カ月ぶりに9万3,000ドルを下回り、2025年の上昇分をすべて失った。新規投資家が14万8,000BTCを損切りし、流動性逼迫も下落要因となっている。
11/17 月曜日
20:08
暗号資産の金商法移行が本格化、分離課税実現へ最終局面=ブロックチェーン議連
金融庁が暗号資産を金商法に位置づけ、インサイダー取引規制を整備する方向を明示。業界団体は20%申告分離課税を要望。来年の通常国会での法整備を目指す。第31回ブロックチェーン推進議員連盟で議論。
17:41
IG証券、仮想通貨ETF CFD取引を終了へ 金融庁の新指針受け
IG証券が仮想通貨ETF CFD取引の終了を発表。金融庁が「望ましくない」との見解を示したことを受け、12月1日から新規建て停止、2026年1月末までに既存ポジションの決済が必要に。
16:43
ステーブルコイン取り付け発生ならECB金利再考も、オランダ中銀総裁が警告=FT報道
欧州中央銀行の政策委員がステーブルコインの取り付け騒ぎ発生時にはECBが金融政策見直しを迫られる可能性があると警告。米ドル建てステーブルコインの急拡大が欧州の金融主権に及ぼすリスクについて、ECB当局者や専門家の懸念が高まっている。
14:32
ハーバード大のビットコイン投資が急増 IBIT保有を前期比257%拡大
ハーバード大学がブラックロックのビットコイン現物ETF(IBIT)保有を257%増加し、685億円相当を保有していることが明らかになった。これによりIBITがポートフォリオ最大の銘柄となった。
12:15
金融庁、資金調達目的の暗号資産発行者への情報開示義務化へ=報道
金融庁は資金調達型暗号資産発行者に年1回の情報開示を義務化する方針。金融審議会では継続開示の必要性や頻度をめぐり議論が展開。ICO・IEOの構造的課題も指摘され、2026年の金商法改正案に盛り込まれる見通し。
11:40
デッドクロス形成のビットコイン、市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」水準で推移
ビットコイン急落に伴いテクニカル指標は弱気のデッドクロスを形成している。FRB利下げ期待の後退を受け、投資家がリスク資産から安全資産へシフト。市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」を示す水準まで悪化した。デリバティブ清算が連鎖しETF大規模償還につながったが、専門家は感謝祭後の回復を予測している。
11:30
「ビットコインは底値圏に達した」金融大手JPモルガンのアナリストらが見解
JPモルガンが、仮想通貨ビットコインの価格を生産コストの観点から分析。底値に到達したとの見解を示している。同社はビットコインの目標価格を17万ドルとしている。
10:45
カードン・キャピタル、888BTC取得完了 不動産とビットコインの融合プロジェクト
不動産投資大手カードン・キャピタルが「101 Mizner Boca Bitcoinプロジェクト」向けに888BTCの取得を完了。年内で3,000BTC超を購入し、不動産収益でビットコインを継続購入する独自の融合モデルを展開。マイクロストラテジー戦略を不動産に応用した新たな投資手法として注目を集める。
09:49
アーサー・ヘイズ、保有していたアルトコイン大量売却か 実際の価値提供が必要との意見も
著名仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏がイーサリアムやエセナなどのアルトコインを大量売却している。専門家は4年サイクル論の終焉と実需の重要性を指摘している。
11/16 日曜日
16:22
金融庁、暗号資産105銘柄の「金融商品」扱いを検討 金商法適用へ=報道
金融庁は暗号資産に金融商品取引法を適用し、交換業者が取り扱う105銘柄に情報開示とインサイダー取引規制を導入する方針。税率は最大55%から株式と同じ20%への引き下げを検討。2026年の通常国会で改正案提出を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRP現物ETFの米上場や世界初のZcash保有企業の91億円調達など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、ジーキャッシュといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧