CoinPostで今最も読まれています

【アメリカ】仮想通貨に関する法整備を発表。取引所と銀行の統合を検討

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アメリカでは暗号通貨会社と銀行の統合が考えられている
将来的に仮想通貨投資家は、アメリカ財務省通貨監査局の監視下に入る可能性が高まります。
アメリカだけでなく日本でもライセンシングプログラムの実行が進んでいる
すでにアメリカのいくつかの州ではライセンスを取得し活動している団体もありますが、ベンチャー起業などにとってはハードルが高く不安視する声もあります。

先週、日本は金融庁により、10月1日の日本の取引所登録制度の施行に伴う、仮想通貨交換業者登録一覧が公開しました。

国でライセンスを付与し、正式に取引所を認定することで、取引所は法的金融機関として運営することが可能となりました。

金融庁が仮想通貨交換業者登録一覧を発表/16社がリスト入り、16社が審査中
10月1日の日本の取引所登録制度の施行を前にして、金融庁が仮想通貨交換業者登録一覧を発表しました。ビットフライヤー、SBI、Zaif等はリスト入りしましたが、コインチェックは未だリスト入りしていません。

日本に続く形でアメリカも仮想通貨に関する法案を発表しています。

アメリカ政府は9月末をもって仮想通貨通貨関連企業、また取引プラットホームを提供する取引所に対し、国の銀行業としてのステータスを付与し統合させることを発表。その計画により暗号通貨投資家はアメリカ財務省通貨監査局が取り締まる監視下に正式に置かれることになります。

アメリカ連邦準備銀行(FRB)が開催した2017年のイベントでKeith Noreika(ノレイカ氏)は、ビットコインビジネスのための国家免許プログラム a national licensing programを施行するための有効な手段を積極的に模索していると発表しました。

いくつかのアメリカの州はすでに仮想通貨事業の活動を正式に許可しています。そのうちの一つであるニューヨークはBitLicenceという名の州法の元で利用される仮想通貨用のライセンスを導入しています。しかし、この仮想通貨分野のいくつかのベンチャー企業や、取引所、またビジネス、及び取引プラットホームにとって、BitLicenseのようなライセンスの実装は、高コストやコンプライアンス面で現実的ではないため、多くの心配の声が上がっています。

しかし今回の日本の取引所がライセンス導入したことによる、認知度と取引量の増加があったように、仮装通貨取引の国による容認により、取引プラットホームのための全国的なライセンスの導入によってアメリカの機関投資家及び個人投資家からの需要が高まることが予想されます。

US Wants Bitcoin Operators to Apply for Bank Status

Oct 2, 2017 by Joshua Althauser

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/11 金曜日
08:00
トランプ氏の仮想通貨プロジェクト「WLF」、2200億円の評価額で445億円調達へ
米国のドナルド・トランプ前大統領と息子たちが関与する仮想通貨DeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」が、来週からトークンの初期販売を開始する計画が明らかになった。
07:30
リップル社、米SECを交差上訴へ
リップル社が仮想通貨XRPを巡る裁判で米SECを交差上訴へ。もう争点は残されていないことを明確にすると同社の最高法務責任者が述べている。
06:35
リップル、Ripple Custody拡充
米リップルは10月10日、銀行やフィンテック企業向けの仮想通貨カストディサービス「Ripple Custody」の機能を大幅に拡充したと発表した。
06:15
米SEC、カンバーランドを仮想通貨取引の「無登録ディーラー」として告発
米証券取引委員会は10月10日、仮想通貨取引会社カンバーランドDRWに対し、無登録のディーラーとして3,000億円以上の仮想通貨産取引を行ったとして訴訟を提起した。
10/10 木曜日
15:00
ステーブルコイン需要、ラテンアメリカで急増=Chainalysis
チェイナリシスの最新レポートによると、ラテンアメリカでステーブルコインの需要が急増している。同地域においてステーブルコインは、自国通貨の価値下落への対策として、重要な金融ツールとなっている。
14:05
イーサリアム創設者ヴィタリック氏、ノーベル経済学賞候補に値する? 著名経済学者が評価
著名経済学者コーエン氏とタバロック氏が対談。イーサリアム共同創設者ヴィタリック氏がノーベル経済学賞に値すると評価。ビットコイン創設者サトシ・ナカモトについても言及。
13:15
Bitlayer Labs、13億円追加調達 ビットコイン基盤のレイヤー2ネットワーク開発を加速
ビットコインのレイヤー2ネットワークを開発するBitlayer LabsがシリーズAの延長ラウンドで900万ドルの資金調達に成功した。
10:45
ポリマーケット、8割以上のウォレットが利益を得られず
分散型予測市場ポリマーケットで約87%のウォレットが利益を得られなかったことが、LayerHubのデータで示されている。また、多くの利益を獲得できることが珍しいこともわかった。
10:10
ビットコイン下落幅緩和、需要の影響で市場は安定か=Glassnode
Glassnodeの最新レポートによるビットコイン市場分析。需要層により下落幅が緩和される一方、先物建玉の影響で価格変動のリスクも。
07:40
BTCが8万ドルに到達するための条件、Bitwiseが分析
仮想通貨ビットコインが2024年に8万ドルに到達するための条件をBitwise幹部が分析。今回、合計4つの条件を挙げている。
06:58
米VanEck新設の44億円ファンド、仮想通貨やAIセクター投資へ
ビットコインETFの発行企業である米投資企業VanEck傘下のVanEck Venturesは、フィンテック、デジタル資産、AI(人工知能)分野の革新的なスタートアップ企業に投資する3,000万ドル(44億円)の初期段階ファンドとして新たに立ち上げられた。
06:30
米当局、仮想通貨相場操縦で14人と企業を告発 ミームコイン市場にも関係か
米国ボストンの連邦検察は9日、仮想通貨における市場操作と見せかけの取引で金融サービス会社を刑事告発した初の事例として、4社と個人14人を起訴した。
06:10
アイルランド当局、5年前に押収した約600億円のビットコインにアクセスできず
アイルランドの犯罪資産局は未だ2019年に麻薬密売人から押収した仮想通貨ビットコインにアクセスできないことが明らかとなった。
10/09 水曜日
16:43
博報堂、OpenAI創設者関与のTools for Humanityと提携
博報堂がOpenAI創設者関与のWorldcoinの中核企業Tools for Humanityと提携。AI時代の個人認証システム「World ID」の日本展開を加速。虹彩スキャンによる認証技術で、AIと人間の共存社会実現を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア