はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

VeraViewsが語る、ブロックチェーン活用で透明性の高い広告エコシステムの実現|WebXスポンサーインタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル広告業界が抱える大きな課題である広告詐欺(アドフラウド)。この根深い問題に対し、ブロックチェーン技術を活用した革新的なソリューションで挑むVeraViewsが、WebX 2025への出展を機に日本市場への参入を加速させている。Proof of View(PoV)技術により、広告の視聴データの信頼性を保証する同社のアプローチが注目を集めている。

今回、WebXのプラチナスポンサーとしてブースを出展するVeraViewsのChief Product Officer、Olena Buyan氏に独占インタビューを実施。Web3技術を活用した広告エコシステムの変革と、日本市場への期待について伺った。

関連:WebX 2025完全ガイド|アジア最大級Web3カンファレンスの見どころ・参加方法・チケット料金は?

インタビュイー紹介

VeraViews Chief Product Officer | Olena Buyan氏

Olena Buyan氏は、アイデアから実用的なソリューションへのスケールアップまで、同社のプロダクト開発の中心的役割を担っている。細部にこだわり、目標達成に向けて常に先を見据えながら、VeraViewsの製品群全体のシームレスな実行と持続可能な成長を推進している。

広告詐欺の解決にブロックチェーン技術を活用

「Web3事業」に進出した理由は?

VeraViewsは、デジタル広告業界が抱える最大の課題のひとつ、広告詐欺への対策として生まれました。この問題は業界の信頼性を揺るがし、広告主の予算を無駄にし、パブリッシャーから正当な収益機会を奪っています。

特に動画広告においては、視聴者のエンゲージメントは高いものの、それが本物かどうかを確かめることが非常に難しいという問題がありました。

Web3技術は、この問題に対する革新的なアプローチを可能にしました。ブロックチェーンを活用することで、すべての広告表示データを透明かつ改ざんできない形で記録し、その信頼性を保証できるようになったのです。これは従来の広告配信システムでは実現できなかったことです。

私たちのソリューションはブロックチェーンを基盤としていますが、既存のWeb2企業でも、新しいWeb3プロジェクトでも、どちらでも導入できる汎用性の高い設計になっています。

また、Web3業界を見渡すと、多くのプロジェクトが質の高い動画コンテンツを保有しているにもかかわらず、それを適切に収益化する手段を持っていないという現実がありました。VeraViewsは、動画の視聴データを信頼できる収益に変えることで、今まで活用されていなかった価値を生み出す仕組みを提供しています。

実用性重視のWeb3ビジネスモデル

「Web3事業」今後の展望は?

私たちは将来に対して前向きな見方をしていますが、地に足をつけた現実的な戦略も大切にしています。

Web3の過度な期待や投機的なブームは過ぎ去り、今こそ実際のビジネス課題を解決するプロダクトが評価される時代になりました。VeraViewsはそんな時代のニーズにぴったり合ったソリューションです。

ブロックチェーン技術を活用して、これまで不透明だったデジタル広告の世界に、信頼性と透明性を実現しています。そして、こうしたソリューションへの需要は日々高まっています。

VeraViewsは、技術トレンドがどのように変化しても柔軟に対応できる広告プラットフォームとして、業界の進化を支援する準備が整っています。

WebX 2025がもたらすビジネスチャンス

なぜWebXのスポンサーを決めたのか?

WebXは世界でも有数の規模を誇るWeb3カンファレンスです。VeraViewsにとっては、動画コンテンツの収益化を改善したいと考えているパブリッシャーの皆様と直接お会いできる貴重な機会となります。

このようなイベントでは、透明性の高い広告収益化について具体的な話ができ、そこから実際のビジネスパートナーシップが生まれることが多いのです。

多様なニーズに応えるブース展開

WebX出展ブースのコンセプトや見所は?

私たちのWebXブースのコンセプトはシンプルです。それぞれのパブリッシャーの状況やニーズに合わせた提案を行うということです。

デジタル広告を始めたばかりの企業でも、すでに広告収益を確立している企業でも、どんなステージにある企業にも、動画コンテンツをより効果的に、そして透明性高く収益化するためのツールとサポートを提供し、一緒に新しいビジネスチャンスを探っていきたいと考えています。

日本のWeb3政策への期待

日本政府のWeb3政策に期待することは?

日本には、規制による安全性の確保と、イノベーションの促進を両立させる政策を期待しています。明確なルールがあれば、企業も安心して新しい取り組みにチャレンジできるようになるでしょう。

関連:金融庁、金商法移行を本格検討 分離課税やビットコインETFの機運高まる

WebX 2025 – アジア最大級のWeb3カンファレンス | CoinPost主催
2025年8月25日-26日 東京開催

WebX 2025

CoinPost主催 – アジア最大級のWeb3カンファレンス

注目のスピーカー

Web3・仮想通貨業界を代表する世界トップクラスのスピーカーが東京に集結。 最新技術動向から投資戦略まで、業界の未来を形作る貴重な議論をお届けします。

その他の注目スピーカー

アーサー・ヘイズ

BitMEX、Maelstroom創設者

United States

Derivatives CryptoTrading

オードリー・タン

台湾の元デジタル大臣

Taiwan

IT Infrastructure

ヤット・シウ

Animoca Brands CEO

Hong Kong

Blockchain Game NFT
??

近日発表予定

業界リーダー

Japan

Coming Soon Coming Soon

WebX 2025について

WebX 2025は、CoinPost企画・運営による日本最大級のWeb3・仮想通貨カンファレンスです。2025年8月25日から26日まで、東京のザ・プリンス パークタワー東京で開催されます。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/19 土曜日
13:50
トランプ一族関連のWLFI、4.5億円分のイーサリアムを追加購入 総額370億円超に
ワールド・リバティ・フィナンシャルが861ETHを新規購入し、総保有量は70,143ETHに到達。仮想通貨法案可決が追い風に。
13:20
ジャック・ドーシーのブロック社、S&P500指数に追加へ
ジャック・ドーシー率いるブロック社がS&P 500指数に追加される。株価は時間外取引で10%以上上昇した。同社は米国製の新ビットコインマイニングチップを年内発売予定だ。
11:30
ピーター・ティール支援の仮想通貨取引所ブリッシュがIPO申請=CNBC
元NYSE社長トム・ファーレイ率いるブリッシュが証券取引委員会にIPOを申請。コインデスク買収実績を持つ同社の上場計画と業界動向を報告。
11:02
著名アナリストが分析、「ビットコインからイーサリアムへ資金移動、アルトシーズンの兆し」
ウィリー・ウー氏らがアルトシーズン開始を予測。仮想通貨ビットコインからイーサリアムへの資金ローテーションが本格化し、アルトコイン市場の上昇環境が形成。
10:05
JBA、暗号資産アンケート 分離課税20%導入の場合84%が投資増額意向
日本ブロックチェーン協会が暗号資産税制アンケート結果を公表した。保有者の84%が分離課税20%で投資増額すると回答した。また、10人に1人以上が暗号資産を保有などの結果も出た。
08:50
仮想通貨全面高の一週間、米下院クリプトウィーク振り返りと今後の見通し|仮想NISHI
今週の仮想通貨市場は、米下院で開催された「仮想通貨週間」において、ビットコインが史上最高値となる12万ドルを超える展開となった。アルトコイン市場においても大幅な上昇が見られた。
08:30
リップル発行のRLUSD、ブルーチップから最高評価獲得
独立の格付け機関ブルーチップがリップルのRLUSDステーブルコインにA評価を付与。BNYメロンでの準備金管理と堅牢なコンプライアンス体制などが評価された。
07:30
「米SECはトークン化の規制例外措置を検討中」アトキンス委員長
米SECのアトキンス委員長が、SECは証券のトークン化における規制の例外措置を検討していると明かした。RWAのトークン化は仮想通貨・ブロックチェーン領域で大きなトレンドになっている。
07:00
「保有していれば国家債務削減できたか」ブルガリア政府が2018年に手放した21万ビットコインの現在価値
ブルガリア政府が2018年に売却した21万3500BTCの仮想通貨ビットコインの現在価値は250億ドル超。同国債務の約8割に相当する巨額損失として話題に。
06:20
米上場ビットデジタル、イーサリアム保有量12万ETHに拡大
米ナスダック上場のビットデジタル社が18日、6730万ドルの資金調達で19683ETHの仮想通貨イーサリアムを追加購入。総保有量は120,306ETHで、時価4.24億ドルに拡大。
05:40
トランプ大統領がステーブルコイン法案に署名、米初の仮想通貨包括規制法が成立
トランプ大統領が19日、ステーブルコイン規制枠組みを定めるGENIUS法案に署名し米初の仮想通貨包括規制法が成立。2500億ドル規模のステーブルコイン市場に明確な規制導入。
07/18 金曜日
17:36
JBA、仮想通貨の税制改正「5項目」提言 申告分離課税20%など
日本ブロックチェーン協会が7月18日、暗号資産の税制改正要望書を政府に提出。最大55%の総合課税から20%分離課税への移行、損失繰越控除、暗号資産同士の交換非課税など5項目を要望。
17:00
ビットコイン、上昇余地あるも利確の動きに注意=Glassnode分析
ブロックチェーン分析企業Glassnodeは、最新のビットコイン市場分析レポートで、オンチェーン指標と過去のデータから、ビットコイン価格はさらに上昇する可能性があり、13万ドルが次の重要な抵抗線となると予測した。
13:55
米サムザップ、仮想通貨投資枠370億円に拡大 XRPやDOGEなど6銘柄追加承認
米上場のサムザップメディアが17日、取締役会で仮想通貨投資枠を2.5億ドルに拡大と発表。イーサリアム、ソラナ、XRP、ドージコイン、ライトコイン、USDCを新たに投資対象に追加。
13:30
ハミルトン・レーンのSCOPEファンド、マルチチェーン化
資産運用大手ハミルトン・レーンのプライベートクレジットファンド「SCOPE」がイーサリアムとオプティミズムでマルチチェーン化した。セキュリタイズとワームホールが提携し実現している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧