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コインベース株価が375ドルで高値更新、規制整備とステーブルコイン法案などが追い風

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

業界に追い風

米仮想通貨取引所大手コインベース(COIN)の株価が27日、前日比約9.7%高の375.07ドルで取引を終え、上場来最高値を終値ベースで更新した。これまでの最高値は2021年11月の357.39ドルだった。ビットコイン(BTC)が中東情勢の緊張から回復する中、仮想通貨関連株全体が続伸している。

この日、米主要株価指数のS&P500も過去最高値となる6,141ドルを記録。前日に急落したサークル株も反発し、7.5%の上昇となった。

関連:コインベース株価9%超上昇、S&P500指数入りを好感

株価上昇の主因には、米上院でのステーブルコイン規制法案の可決などが挙げられており、同法案の成立によって仮想通貨業界への機関投資家の参入が加速すると期待されている。コインベース株は法案可決後の1週間で45%以上上昇した。

また、米上院銀行委員会のティム・スコット委員長が27日、ホワイトハウスの仮想通貨担当アドバイザーに対し、仮想通貨市場のルールを定める法案が9月30日までに完成する予定であると伝えたことも、投資家心理を支える材料となっている。

投資銀行バーンスタインは25日、コインベース株の目標株価を従来の310ドルから510ドルへ大幅に引き上げた。同社をS&P500構成銘柄の中で唯一の仮想通貨関連企業と評価し、2027年の売上高を141億ドルと予測している。

関連:「最も理解されていない企業」、米バーンスタインがコインベース株価目標を大幅引き上げ

Decryptの報道によれば、ベンチマーク証券のマーク・パーマー氏も目標株価を301ドルから421ドルへ上方修正。コインベースの欧州展開や、USDCステーブルコイン事業の収益性を評価材料として挙げている。

コインベース株は年初来で45.8%上昇し、2022年末の最安値から10倍超の高騰を記録している。ただし、ウォール街の平均目標株価は287ドルにとどまっており、仮想通貨市場に固有の価格変動リスクは依然として意識されている。

関連:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

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