WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米CFTC、ナスダックの技術導入 仮想通貨市場などの監視強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

市場横断的な監視を可能に

米国の商品先物取引委員会(CFTC)は27日、ナスダックの監視技術を導入することで、暗号資産(仮想通貨)と従来型市場の両方について監視を強化すると発表した。

この動きは、CFTCのキャロライン・ファム委員長代行が3月に表明した、CFTC近代化に向けた広範な取り組みの一環である。ファム氏は次のように説明した。

「ナスダック・マーケット・サーベイランス」により、CFTCは初めて自動アラートと市場横断的な分析機能を利用できるようになる。これらはCFTCの各業務部門に恩恵をもたらし、市場を詐欺、市場操作、不正からより効果的に保護することが可能だ。

市場動向の分析、異常取引や破壊的な取引活動の検出における効率性も向上させ、職員がより迅速に適切な措置を講じることができるようになる。

ナスダック・マーケット・サーベイランスは、50以上の取引所と20以上の国際規制当局に利用されており、世界中の資本市場エコシステムの健全性維持に役立っているソリューションだ。

デジタル資産や予測市場を含む12の資産クラスを対象としている。

CFTC(商品先物取引委員会)とは

英語でCommodity Futures Trading Commission。米国で商品(コモディティ)取引所に上場する商品や金利、デリバティブ全般など、先物取引市場を監督する機関。

CFTCは、デジタルインフラが24時間取引を可能にしていることなどに言及し、市場構造の革新が進む中、不正防止・検知のための、より高度なツールが必要となっていると述べた。

また、CFTCが規制権限を拡大する中で、ナスダックのプラットフォームは、市場の健全性を促すというCFTCの使命を支えることになるとしている。

関連:米CFTC、仮想通貨スプリント第2段階開始 トランプ政権デジタル資産報告書勧告を全面実装へ

米国では、証券取引委員会(SEC)とCFTCの権限分担を明確にする内容も盛り込んだデジタル資産市場明確化法案(クラリティ法案)の審議が進められているところだ。

この法案は超党派の支持を得て、7月17日に下院を通過。シンシア・ルミス議員は、年内に上院での可決と成立を目指すとしている。

関連:米上院議員、仮想通貨市場明確化法案の年内成立を目指す

クラリティ法案の現在の草案では、仮想通貨を(1)デジタルコモディティ、(2)投資契約資産、(3)決済ステーブルコインの3つのカテゴリーに分類。これらのカテゴリーに基づいてCFTCとSECの役割を決めるものだ。

「デジタルコモディティ」は、その価値が「ブロックチェーンシステムの機能・運用、あるいはブロックチェーンが構築・利用される活動またはサービスに直接関連している」ものとされている。

こうした条文では、ほとんどの仮想通貨は証券ではなくコモディティに分類され、SECの規制の対象外になる可能性があると見られているところだ。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/17 土曜日
11:00
米証券大手シュワブ、BTCとETH取引を対象顧客全員に開放
米証券大手チャールズ・シュワブが、ビットコインとイーサリアムの仮想通貨取引を対象となる個人顧客全員に提供した。手数料は0.75%で、フィデリティの1%を下回る。年末までにソラナ、アバランチ、チェーンリンクの3銘柄も加わる予定だ。
10:25
ビットコインは年末にかけて回復見通し、ただし9万ドルが壁=レポート
コインベースとグラスノードが10〜12月期の仮想通貨市場見通しを公表。利上げ下でも回復が進んだ現状を評価しつつ、上値の供給圧力など短期リスクにも言及した。
10:00
コインベース、カード発行のMarqetaに仮想通貨基盤提供 
仮想通貨取引所コインベースが、カード発行基盤を手がける米マーケタの企業顧客向けに、ステーブルコイン裏付けカードの保管・換金・決済基盤を提供する。カード保有者は世界の加盟店でステーブルコイン残高を使える。
09:10
ウォーシュFRB議長が利上げ示唆せず観測後退、ビットコイン当面レンジ相場
コインシェアーズは16日、9月の米CPIと小売売上高が予想を上回りFRBの利上げ観測が強まったため、仮想通貨ビットコインの短期見通しはデータ待ちのレンジ相場とみるべきだと分析した。
07:30
東証上場のunbanked、金連動トークン「Kinka」の暗号資産事業を廃止 採算難
金地金を裏付けとする仮想通貨「キンカ」を発行してきた国内上場企業unbankedが、暗号資産事業の廃止と子会社3社の解散・清算を決議した。販売低迷と採算確保の困難を理由に挙げ、2027年3月末までに清算を完了する予定だ。
06:50
ドイツ銀行、法人向け仮想通貨保管サービスを数週間以内に開始 アジア展開も
ドイツ銀行が数週間以内にドイツで、法人向けの仮想通貨保管サービスを開始し、2027年にアジアの金融拠点へ展開する計画だ。ビットコインとイーサリアムの保管から始め、ステーブルコインの出し入れ支援やトークン化預金へ段階的に広げる。
06:15
中国発老舗Coboの個人向け仮想通貨ウォレット終了へ、公開から約9年
仮想通貨の保管サービスを手がけるCoboが、個人向けウォレットアプリを12月1日に終了すると発表した。11月30日までに引き出さなかった資産には、月2%の手数料が課される。
05:55
サークル、上半期売上の約59%を提携先と取引費用に
サークルは16日、2026年上期の売上約14億ドルのうち約8.19億ドルをUSDC流通の提携先と取引費用に支払い、純利益は売上1ドルあたり約7セントだったと明らかにした。新規参入企業の主張には反論した。
05:00
2022年以来初、米国がビットコイン純輸入国に
チェイナリシスは、米国が2022年以来初めて仮想通貨ビットコインの純輸入国になったと明らかにした。1万ドル未満の小口送金は流出超、大口の送金は流入超だった。
10/16 金曜日
17:54
3メガ銀、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧