
CMEがソラナとXRP先物オプションを新規上場
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが16日、10月13日にソラナ(SOL)とXRPの先物オプション取引を提供する計画を発表した。規制当局の審査を経て正式に開始される予定で、顧客は毎営業日、毎月、四半期ごとの満期でオプション取引が可能になる。
同社仮想通貨商品担当グローバル責任者のジョバンニ・ビシオソ氏は、ソラナとXRP先物の大幅な成長と流動性増加を受けた措置だと説明した。2つの異なるサイズで提供されるこれらの契約により、機関投資家から個人トレーダーまで幅広い市場参加者に柔軟性を提供する。
ソラナ先物は3月17日の開始以来54万件超の契約(223億ドル相当)が取引された。8月には月間平均日次出来高が9,000契約(4億3,740万ドル相当)、平均建玉が1万2,500契約(8億9,500万ドル相当)の記録を達成した。
5月19日に開始されたXRP先物は37万件超の契約(162億ドル相当)が取引されている。8月には平均日次出来高が6,600契約(3億8,500万ドル相当)、建玉が9,300契約(9億4,200万ドル相当)で記録を更新したという。
ファルコンXのジョシュア・リム氏は、仮想通貨の企業財務活用拡大に伴いソラナとXRPの機関向けヘッジ手段需要が増加していると指摘した。市場では初のソラナとXRP現物上場投資信託(ETF)の承認も注目されている。
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