
BNB価格上昇で関連銘柄も注目
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破し、BNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が高まっている。時価総額5位のトークンであるBNBの上昇に伴い、ネットワーク活動が活発化している。
バイナンス創設者チャンポン・ジャオ(CZ)氏が最近BNBチェーンプロジェクトを支持する発言を行ったことも関連銘柄への資金流入を促している。BNBチェーン上の最大のDEXであるパンケーキスワップのCAKEトークンは前日比約40%高騰した。
新興トークンも買いが再び入っており、分散型永久先物取引所アスターのASTERトークンは過去24時間で約16%上昇。アスターは現物取引と永久先物取引の両方を提供する次世代DEXで、ハイパーリキッドのライバルとして台頭している。
関連:仮想通貨ASTERが急騰 バイナンス創業者CZ氏が支持する分散型取引所
CZ氏は先日ソーシャルメディアで「アスターの永久先物取引手数料は低く、ユーザーにとって安価だ」とコメントした。CZ氏が率いるYZiラボはアスターに出資しており、CZ氏自身はアドバイザーを務めていることを公表している。
CZ氏はバイナンスの元社員が何人かアスターで働いていると認めており、同氏の支持が価格上昇の背景にあるとみられている。また、BNBの上昇によりトレーダーはより高いリターンを求めてBNBチェーン上の新興トークンに資金を振り向けているとも分析されている。
関連:急成長の分散型取引所Aster、トークンの分割エアドロップを検討 CZとの関係性も明らかに