仮想通貨支持派のバウマン氏も含まれる
ヤフー・ニュースなどが最近報じた内容によると、スコット・ベセント米財務長官は次期連邦準備制度理事会(FRB)議長候補を5人に絞り込んだ。今秋後半にトランプ大統領に推薦を提出する予定だ。5人の候補にはトランプ氏が以前言及した元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏、国家経済会議ディレクターのケビン・ハセット氏、現FRB理事のクリス・ウォーラー氏が含まれる。
残りの2人はFRBの銀行規制トップを務めるミシェル・バウマン理事と、ブラックロックの債券担当最高投資責任者リック・リーダー氏だ。
バウマン氏は仮想通貨に前向きな姿勢を示しており、中央銀行が金融イノベーションにおいて主導するか遅れを取るかの「岐路」にあると指摘。また、銀行と規制当局が新技術に対してオープンであるべきだと語り、スタッフは仮想通貨への理解を深めるため少額を保有すべきだとも意見している。
ベセント氏はジェローム・パウエル現議長の後任を探すプロセスを主導している。パウエル氏の議長任期は来年5月に満了するが、2028年まで理事として残ることができる。財務省は5人全員と再度面接を実施する予定だが、ベセント氏が今週のIMF・世界銀行会議に参加し、その後トランプ氏とアジアを訪問するため、感謝祭後まで完了しない可能性がある。
ウォーラー氏は先日のCNBCインタビューで、ベセント氏との面接について「素晴らしい面接だった」と述べ、FRBのさまざまな側面について多くの議論を行ったと語り、「政治的なものは何もなかった。全て真剣な経済議論だった」と付け加えた。また先週、FRBは新時代に入っており、仮想通貨は「もはや周縁部にはない」と述べ、決済イノベーションに焦点を当てた事業体に役立つ可能性がある「ペイメント・アカウント」の提案を検討していると語った。
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