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週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑やストラテジーのビットコイン押し目買いに高い関心

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週のニュース

この一週間(12/6〜12/12)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

今週は、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)によるビットコイン(BTC)押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

ストラテジーが約1500億円でビットコイン押し目買い、7月以来の規模に

ビットコイン保有大手ストラテジーは12月8日、先週約9億6,270万ドル(約1,500億円)で10,624BTCを追加購入したと発表した。1BTCあたりの平均購入価格は9万615ドルで、7月以来最大規模の購入となる。(記事はこちら

補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁

国民民主党の岸田光広政務調査副会長は8日、補正予算についての片山大臣の財政演説に対して国民民主党を代表して質問を行った。「103万円の壁」への対応や補正予算の規模のほか、暗号資産に係る税制の抜本的改革を求めた。(記事はこちら

仮想通貨市場は政策待ち姿勢 ビットコインとイーサリアムに資金集中=Wintermute分析

Wintermuteは8日、市場分析レポートを発表した。レポートは「市場は確信を持たずに保ち合いを続けており、主要な経済政策イベントが次の方向性を決定する」と指摘した。(記事はこちら

金融相場

FOMC控え不安定な展開続くビットコイン、前週末は大口の協調売りか

仮想通貨市場では、ビットコインは1BTC=90,977ドルに。8日未明の相場では、ビットコインが重要な節目とされる9万ドルを下抜けたことで売りが加速した。(記事はこちら

ビットコイン9.4万ドル急騰からの反落、FOMC利下げ後に軟調な動き|仮想NISHI

ビットコインはFOMCの利下げ発表を受け、一時9万4,000ドル台まで上昇したものの、その後反落した。執筆時点では24時間比でマイナス圏にあり、デリバティブ市場を中心とした「事実確定売り」が優勢となっている状況である。(記事はこちら

FRBの慎重姿勢でビットコイン反落 2026年の利下げは限定的か

ビットコインが前日比約-1.0%の下落となり、1BTC=91,712ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)は12月11日のFOMCで、政策金利を25ベーシスポイント(bps)引き下げ、目標範囲を4.25%~4.5%に設定した。(記事はこちら

アジア特集

「ビットコインを価値の橋渡し役に」Bitcoin Japan CEO、繊維業からの大転換とAI戦略を語る

東証上場の堀田丸正から「ビットコインジャパン」へ大胆に転換したフィリップ・ロード(Phillip Lord)CEOが、CoinPost独占インタビューでビットコイン準備金戦略とAIインフラ投資の詳細を明かした。「日本の品質×米国の規模」で2030年までに500MW規模のデータセンター投資を目指す。(記事はこちら

韓国、取引所に無過失損害賠償責任を導入へ アップビットのハッキング事件を受け

韓国メディアが7日に報じたところによると、韓国金融当局は仮想通貨取引所に対し、不正アクセスやシステム障害発生時に金融機関と同等の「無過失損害賠償責任」を課す方針を固めた。11月27日、アップビットのホットウォレットから約445億ウォン(約48億円)相当のソラナ系仮想通貨が不正流出する事件が発生した。(記事はこちら

リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す

株式会社リミックスポイント(東証:3825)は9日、エネルギー事業および蓄電ソリューション事業を対象とした中期経営計画(2027年3月期〜2029年3月期)を発表した。業績目標として、2029年3月期に売上高692億円、営業利益91億円を目指し、3年間で売上高を約1.8倍、営業利益を約3.7倍に拡大する。(記事はこちら

JPYC株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定

JPYC株式会社が、2026年2月27日に東京都内で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など「通貨の進化と社会実装」をテーマに、産官学のリーダーが議論を行う。(記事はこちら

国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に

国税庁は11日、令和6事務年度(2024年7月〜2025年6月)における所得税及び消費税の調査状況を公表した。暗号資産等取引を行う個人に対する実地調査(特別調査・一般調査)は613件実施され、追徴税額の総額は46億円に達した。(記事はこちら

Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結

Animoca Brands株式会社(Animoca Brands Japan)は12日、ビットコインを基盤とした分散型金融(BTCFi)プロトコルを提供するSolv Legos Ltd(Solv Protocol)と、デジタルアセットトレジャリー(DAT)領域での戦略的協力に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。両社は、日本の上場企業におけるビットコイン保有・運用の高度化を共同で支援する方針だ。(記事はこちら

関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

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注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
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