ビットコインを「デジタル版ラブブ」と表現
ブルームバーグが13日に報じたところによると、世界第2位の資産運用会社バンガード・グループのグローバル株式クオンツ責任者ジョン・アメリクス氏は、ビットコイン(BTC)を人気のぬいぐるみ玩具「ラブブ」に例え、投機的収集品に過ぎないとの見解を示した。同氏はニューヨークで開催されたETF関連会議で、ビットコインには収益性や複利効果、キャッシュフローといった資産特性が欠けていると指摘した。
アメリクス氏は、バンガードは以前より仮想通貨を投機的資産と位置づける姿勢を維持しており、ブラックロックのように独自の仮想通貨ETFを提供する計画はないと改めて表明した。
一方で同社は12月初旬、取引プラットフォームでビットコインを含む仮想通貨現物ETFの取引提供を解禁した。2024年1月のビットコインETF立ち上げ以降の実績を確認した結果、数百万人の投資家に選択肢を提供する決断に至ったという。ただし同社は売買について助言を行わない方針だ。
アメリクス氏は高インフレ環境や政治的不安定期など、特定の状況下ではビットコインが非投機的価値を持つ可能性を認めた。しかし現時点では投資論拠を語るには歴史が短すぎると指摘した。
一方で、同社広報担当者は、ブロックチェーン技術の有用性と市場構造改善への可能性については楽観的だと付け加えた。バンガードは規制基準を満たす大半の仮想通貨ETFをサポートするが、ミームコイン関連ファンドは除外されている。
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