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仮想通貨取引所Huobi、XRP(リップル)の先物取引開始「非常に近い」 機関投資家向けた構想と説明

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仮想通貨取引所HuobiのXRP先物取引計画
大手仮想通貨取引所Huobiが近々仮想通貨XRPの先物取引を開始する予定であることが判明した。機関投資家に向けた仮想通貨デリバティブ構想の一つであるとHuobiの顧問弁護士は説明している。

Huobi、XRP先物取引計画が判明

大手仮想通貨取引所Huobiが昨年末発足したデリバティブ取引市場で仮想通貨XRPの先物取引商品を提供する計画があることが、関係者の話から明らかになった。

Huobiの顧問弁護士で、グローバルセールスと法人向け事業部門の部長も務めるJosh Goodbody氏は、海外仮想通貨メディアに対し、XRPの先物取引商品の提供を、近々開始する計画を語った。

XRPの先物取引を「非常に近い将来」、リリースしようと思っている。

また2019年は、そのほかにもさらなる暗号資産も追加する予定で、この発表の間隔はさらに短くなっていくだろう。

現在Huobiは以下4種の仮想通貨銘柄の先物取引を提供している。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • イオス(EOS)
  • ライトコイン(LTC)

11月にベータ版が開始したHuobi DM(デリバティブ・マーケット)は最初ビットコインのみの取り扱いから始まり、その後12月にイーサリアムとイオスがラインナップに加わった。また先日25日には新たにライトコインも取り扱いが発表された。

このようなデリバティブ市場提供の背景には、機関投資家を仮想通貨市場に誘致する姿勢が表れている。

長期的に言えば、機関投資家プレイヤーのさらなる参入を望む弊社の信念の下、今後も機関投資家向けの商品を今後も開発し続けていく。

機関投資家に目を向ける仮想通貨取引所の流れは、Huobi以外にも多岐に及ぶ。

今月バイナンスがOTC取引提供を開始することを「Binance Blockchain Week」で発表。OKExも限月の無い「永久先物」といった先物取引と酷似しているデリバティブ商品を提供を開始している。

永久先物(Perpetual Swap)とは

先物取引と類似したデリバティブ商品の一種で、人工的に現物と似たエクスポージャーを得ることができる。先物取引と異なる点は契約終了日が無い点で、決済期は毎日行われる為、ポジションを半永久的に保てる。

2017年12月にCboeとCMEがビットコインの先物取引提供を開始した際にはビットコイン市場への期待が高まり、12月のビットコイン最高値を更新した要因の一つとなった。

先物取引は機関投資家などが仮想通貨やビットコインを直接所有しなくても、仮想通貨のボラティリティにポートフォリオにエクスポージャを与える機会が利点の一つである。多くの仮想通貨取引所が積極的に先物商品提供に走っている傾向に関連していると言えるだろう。

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