法的措置なしで決着
米証券取引委員会が分散型金融プラットフォームのアーベ(Aave)プロトコルに対する調査を正式に終了したことが分かった。約4年間続いた調査は法的措置の勧告なしで終結した。
アーベの創業者兼最高経営責任者のスタニ・クレチョフ氏が17日、Xの投稿で調査終了を明らかにした。同氏は調査対応に多大な労力とリソースを割いていたと述べている。
SECは書簡で調査について法的措置を勧告しない意向を示した。
調査は2021年後半から開始された。当時SECは中央集権型取引所だけでなく、仲介者なしで融資や流動性サービスを提供するDeFiプロトコルへの監視も強化していた。
SECは調査範囲を公表していないが、業界関係者はAAVEトークンやプロトコル運営が米証券法に該当するか、登録義務があるかが焦点だったとみている。
クレチョフ氏は調査が分散型金融全体への規制圧力だったと指摘した。調査終了を受け、開発者が金融の未来を構築できる新時代に入ると述べ、分散型金融の勝利を確信していると表明している。
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