バリデーター投票で最終決定へ
分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドを運営するハイパー財団は17日、プロトコルの「アシスタンスファンド」(Assistance Fund)に保管されている約10億ドル(1,557億円)相当のHYPEトークン(HYPE)を正式に「バーン(焼却)済み」として認定する提案を発表した。
承認されれば、対象トークンは流通供給量と総供給量から永久に除外される。バリデーターによる投票は12月21日に意思表示、12月24日に締め切られる予定だ。
アシスタンスファンドは、レイヤー1ネットワークの実行層に組み込まれたプロトコルレベルのメカニズムで、取引手数料の99%を自動的にHYPE買い戻しに充てている。
投資会社キャンターの試算では、ハイパーリキッドは2025年通年で約8億7400万ドル(1,361億円)の手数料収益を生み出したとされる。
現在このファンドには約3700万HYPE(流通量の13%以上)が保管されているが、秘密鍵のないシステムアドレスに送られるため、ハードフォークなしでは引き出しが不可能な設計となっている。
「イエス」に投票したバリデーターは、アシスタンスファンドのHYPEをバーン済みとして扱い、今後このアドレスへのアクセスを可能にするプロトコルアップグレードを承認しないことに同意する。これにより拘束力のある社会的合意が形成される。
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