はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ソフトバンク投資ファンド、保有していた「米エヌビディア」株を全売却|仮想通貨ビットコイン暴落に伴うマイニング事業縮小の余波も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソフトバンク投資ファンド、保有していた米エヌビディア株を全て売却
世界有数の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が、保有していた米エヌビディアの株価低迷を受け売却した。中国経済減速のほか、ビットコインなど仮想通貨市場の大幅下落が影響を及ぼしたものと思われる。

ソフトバンク投資ファンド、保有していた米エヌビディア株を全て売却

ソフトバンクグループは6日、2019年3月期第3四半期の決算発表を行い、10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が保有していた米エヌビディア株を全て売却したことが判明した。

日本経済新聞によれば、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資額は、2018年12月末までに5兆円規模に達した。サウジアラビア政府が約50%を出資して発足、10兆円規模の運用を行う世界有数のファンドで、人工知能(AI)を応用するスタートアップ企業などに積極的な投資を行うことで、投資額は3カ月間で6割以上増加したという。

その中には、日本でも中高生を中心に流行中の短編動画共有アプリケーション「TikTok」の運営会社、中国のバイトダンスも含まれる。

苦境に立たされるマイニング関連企業

投資拡大を進める中、ソフトバンクグループの「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」、及びデルタファンドからの営業利益は8088億円だった。

米ウーバー・テクノロジーズや米ウィーワークの価値が上昇する一方、ビットコイン価格および仮想通貨マイニング市場低迷を受けて、エヌビディアの株価が大幅下落して約20兆円から10兆円分剥落。40億ドル(約4400億円)の評価損となっていたという。

米エヌビディアは、ここ3年で企業価値が11倍に膨らむなど急成長してきた。2018年第1四半期には、仮想通貨市場向けのチップ販売で2億8900万ドル(約316億円)をに売り上げ、売上高全体(32億ドル)の内、9パーセント以上を占めるに至っていたが、ビットコイン価格の低迷に伴い需要が激減。中国経済減速のあおりも受け、株価が半減していた。

CoinPostの関連記事

Nvidia:第1四半期は仮想通貨市場向けチップ売り上げが3億ドル弱に到達・全体の9%を占める
アメリカのGPUメーカーNvidiaが仮想通貨市場向けのチップ販売で2億8900万ドル(約316億円)を第1四半期に売り上げたの発表が行われ、また同社から第2四半期は売り上げが減少するだろうとの予測も公表されました。
GMOマイニング、過去最高の月間ビットコイン採掘数を記録|仮想通貨採掘事業月次開示は終了へ
GMO インターネット株式会社は8日、「2018年12月仮想通貨マイニング事業の月次報告」を発表した。前月比でハッシュレートの変化はなかったものの、BTC採掘量が過去最高を記録した。なお月次開示を終了する旨も述べ、今後は、四半期ごとの決算発表時に収益状況、事業KPIを開示するとしている。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/13 月曜日
10:15
トム・リー氏「イーサリアム下落は一時的」、相場を支える3要因とは
ビットマインが市場下落時に730億円相当のイーサリアムを買い増したとみられる。トム・リー会長は3つの構造的要因が変化しない限り市場の追い風になると強気の見解を示している。
10/12 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH1万ドル到達の可能性やBNBの過去最高値更新など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引の始め方|税制・手数料・リスクを徹底解説
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引を徹底解説。申告分離課税適用で税率20.315%の可能性、24時間365日取引、レバレッジ5倍など特徴を詳しく紹介。口座開設から注文方法、手数料、ファンディングコスト、リスク管理まで初心者にもわかりやすく説明します。
11:30
高値圏での日柄調整が続く可能性、半減期サイクルの節目に警戒感|bitbankアナリスト寄稿
BTC円は1900万円トライに失敗し1860万円台で推移。米政府閉鎖による指標発表延期で方向感欠く展開が続く中、10月18日に半減期サイクルの重要な節目を迎える。過去のサイクルを意識した売り圧力とETF資金流入の綱引きに注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税によるBTC暴落に高い関心
今週はメタプラネットの仮想通貨ビットコインの含み益、休眠クジラの6000億円BTC移動やトランプ関税などによるビットコイン急落、Binance JapanとPayPayの提携に関する記事が関心を集めた。
10/11 土曜日
14:30
13:20
ビットコインの年間の実現純利益が継続的上昇、今後の動向は=CryptoQuant
CryptoQuantが週間レポートで仮想通貨ビットコインの利確の動きは低調であるとして今後も上昇継続の可能性を予想した。一方、市場はトランプ関税発言で急落したところだ。
12:00
ケニア最大級のスラム街でビットコインが広がる理由|Afribit創業者インタビュー
ケニアの貧困地域で広がるビットコイン活用。なぜ使われ、どんな課題があるのか。現地取材による5つの質問と回答で、仮想通貨の実態をわかりやすく紹介。
10:45
「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落
トランプ大統領の対中関税警告で一部アルトコインがバイナンスなどで異常急落。ATOMは0.001ドルまで暴落しSUIは85%下落。過去24時間の清算総額は約3兆円に達した。
10:00
ノーベル平和賞めぐる情報漏洩か、ノルウェー当局が米賭けサイトのトレーダーに関する調査=報道
ノルウェー当局が2025年ノーベル平和賞の結果についてポリマーケットでの情報漏洩を調査している。受賞者マチャド氏は仮想通貨ビットコインの支持者として知られている。
09:45
米賭けサイト「カルシ」、3億ドル調達で評価額50億ドルに 140カ国展開へ
米予測市場カルシが3億ドルの資金調達を完了し評価額50億ドルに到達。セコイアやアンドリーセン・ホロウィッツが参加し事業を140カ国に拡大する計画を発表した。
08:10
世界大手銀行10行、G7通貨のステーブルコイン発行を共同検討
バンカメやゴールドマン・サックスなど世界大手銀行10行がG7通貨連動ステーブルコイン発行の共同検討を開始とBNPパリバが発表した。
07:30
32億円相当の仮想通貨を盗難か Hyperliquidのユーザーが被害者に
Peckshieldは、Hyperliquidのユーザーが32億円相当の仮想通貨を盗難されたことを報告。原因は秘密鍵の漏洩であると分析している。
07:00
キャナリー、XRPとソラナETFの申請を更新も長引く政府閉鎖が影響
米キャナリー・キャピタルがXRPとソラナETFの登録届出書を更新し手数料を0.50%に設定。SEC承認に向け前進するも政府閉鎖で承認プロセスが不透明な状況にとどまる。
06:30
モルガン・スタンレー、仮想通貨ファンドの顧客制限を撤廃=報道
モルガン・スタンレーが仮想通貨ファンドへのアクセス制限を撤廃し全顧客が投資可能にとCNBCが報道。10月15日から退職金口座を含むあらゆる口座で利用可能になる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧