- リップル社、コインベースのXRPの上場との関与を否定
- リップル社のマーケット担当者が、先日発表された仮想通貨XRPのコインベースへの上場に関して、上場手数料支払いを行なったとする疑惑を全面的に否定した。
リップル社、XRP上場料支払いを全面否定
リップル社は28日、大手取引所コインベースへの仮想通貨XRP上場に際して、同社の関与を否定、上場料も支払っていないことを明言した。
今週26日、米仮想通貨取引所Coinbase Proに仮想通貨XRPが上場することが発表され、翌日から全取引ペアの取り扱いが開始されている。
The XRP/USD, XRP/EUR, and XRP/BTC order books are now in full-trading mode. Limit, market and stop orders are all now available.
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) 2019年2月26日
しかし、グローバルな国際送金ネットワークを手がけるリップル社がエスクロー口座に仮想通貨XRPの全流通量の60%を保有している点が、コインベースの上場規定に反するのではないかと一部では批判が行われ、過去のブルームバーグなどの報道なども影響し、Coinbaseへの資金供与を疑う声もあった。
これらの疑惑をうけ、リップル社のXRPマーケット担当者であるMiguel Vias氏がツイッター上で全面的に否定する声明を発表した。
We’re happy to go on the record. Coinbase’s listing of XRP (also, not “our token”) was Coinbase’s independent decision – we did not give them anything to make it happen. https://t.co/xTVvACqsQa
— Miguel Vias ⚡ (@miguelvias) 2019年2月27日
コインベースへ「我々のトークン」ではないXRPの上場判断はコインベースの自主的な判断だった。
我々は(コインベース側に)上場料を支払っていない事を正式に公表する。
リップル社は、現在XRPとリップル社との関係性の明確化に取り組んでおり、送金企業のリップル社と仮想通貨リップル(XRP)の差別化を目的に、昨年中旬には企業ロゴを一新、ユーザーに対しても利用する言葉の使い分けを推奨するなど、対策を講じている。
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