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仮想通貨市場「全面安」でイーサリアムとビットコインが急落、再び局面に|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●ビットコイン価格がさらに下抜けた場合の反発ポイントは

●国内取引所でXRPが一時20円台に

●仮想通貨モネロ、大型アップグレードを9日に予定

金融市場と仮想通貨

2019年3月4日(月)の国際金融市場の値動きは、以下の通り。

日付 NYダウ 日経平均 BTC価格
2/26(火) 26,091ドル(+60) 21,449円(-78) 41.9万円
2/27(水) 26,057ドル(-33) 21,556円(+107) 42.1万円
2/28(木) 25,985ドル(-72) 21,385円(-171) 42.5万円
3/1(金) 25,916ドル(-69) 21,602円(+217) 42.6万円
3/4(月) 26,026ドル(+110) 21,822円(+219) 41.5万円

本日の東京株式市場はさらに続伸し、昨年12月上旬以来の21800円台を付けた。3月中旬に控える米中通商交渉の合意締結期待が前進したほか、これに伴い上海株が3%超の上昇を見せたことも好感された。

年末年始の大暴落以降、先んじてリバウンドを見せる米国株よりも出遅れが顕著だったことも一因となっているようだ。

そんな中、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、東証1部のマネックスグループ(8698)やSBIホールディングス(8473)が価格を続伸。

特にマネックスは、昨年4月にコインチェック傘下に収めたニュースで急騰、昨年5月上旬に700円を超えて以来、右肩下がりが続いていたが、年始の業登録を受けて底打ち反転を見せて以降は、上昇に転じている。

同銘柄は、2月中旬に日足の25日移動平均線(404円)を強く上抜け、本日時点で乖離率+14.18%に達したほか、週足チャートでも強気の買いを確認できる。

出典:SBI証券 スマートフォンアプリ

現在の場中の出来高は、全上場銘柄中33位の約700万株であり、全盛期の出来高(1.5億株)の1/20に過ぎないが、今後関連銘柄での出来高上昇シグナルが確認できた場合、ビットコイン市場とも連動する可能性もあるため、注目しておきたい。

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ビットコインテクニカル分析

ビットコイン価格は、イーサリアム価格の一時前日比7%安となる大幅下落などの影響を受け、約1.5万円幅下落。先週末には一時上昇する局面もあったが、レンジ上限の42.7万円(fib0.382)に阻まれるようにして反落した。

現在は、レンジ下限の41.2万円(fib0.5)での攻防となっているが、これを割り込んで下抜けた場合、1月中旬から何度もレジスタンスとして機能(青い四角)していた39.7万(赤丸)付近まで下落し、再びセリクラが意識されるような展開も考えられる。

ただし、必ず反発があるとは限らず、長いヒゲで逆指値刈りも少なくないようなチャートなので、維持率には十分気を付ける必要がある。また、bitFlyerのマイナス乖離も1.0%近くまで進んでおり、41.2万円(fib0.5)で耐えきれば、ダブルボトムのような形状から反発する可能性もあるので、突っ込み気味のショートは控えた方が良さそうだ。

国内取引所のLiquidでXRPが一時20円台に

仮想通貨取引所Liquid by Quoineを運営するQUOINE株式会社は4日、同社プラットフォームのXRP/JPY取引で、サーキットブレーカーが発動したことを公式で報告した。

出典:Liquid by Quoine CoinPost撮影

Liquid上で朝方、XRP価格が20.1円まで急落、その後取引が止まっていたことが確認されている。

サーキットブレイカーとは、取引価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に取引を止める措置を採る制度だ。

2019年2月25日(月)に、ビットコイン価格が急落した際、bitFlyerのBTCFXでも、ロスカット連鎖に伴うフラッシュクラッシュにより、マイナス乖離が-15%近くの異常値まで加速(直近では数%で推移)、サーキットブレーカーが発動したことが確認されている。

システムメンテナンスの影響なのか、メンテ明けを狙った大量売り仕掛けなのかは判然とせず、現在(3/4 20:30時点)は、公式の続報が待たれている状態だ。

仮想通貨モネロ、大型アップグレードを9日に予定

仮想通貨モネロは3月9日、大型アップグレード(分裂しないハードフォーク)を控えている。

2月にモネロの公式アカウントで発表された、今回のアップグレードに関する重要点を以下のようにリストアップする。

  • 実行するブロック#:1788000(3月9日前後予定)
  • アンチ・ASICとしてコンセンサスPoWのアルゴリズム調整
  • コミュニティの意見一致によるアップグレードであり、分裂し新たな仮想通貨が生まれる「ハードフォーク」ではない
  • アップグレード実施に際し、ユーザーが特に用意することは無い

今回のアップグレード内容で、特に注目すべきは「アンチ・ASIC施策」で、長い間モネロコミュニティでも講じられていたASICマイニングマシンの抑止の仕方が、PoWのアルゴリズムの調整によって実現でき点が挙げられる。

当発表では、「モネロプロジェクトは、ASICに対抗する方法を正式に取り組み、アップグレードにて、PoWのアルゴリズムを微調整する予定」としている。

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