- 仮想通貨市場
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●リスク高騰に複数の要因
●BittrexのIEOセールに早くも反響
●海外主要取引所の動きに、トークン価格が好反応
日付 | NYダウ | 日経平均 | BTC価格 | 3/6(水) | 25,806ドル(-13) | 21,596円(-129) | 42.8万円 |
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3/7(木) | 25,673ドル(-133) | 21,456円(-140) | 43.0万円 |
3/8(金) | 25,473ドル(-200) | 21,025円(-430) | 43.0万円 |
3/9(月) | 25,450ドル(-22) | 21,125円(+99) | 43.1万円 |
3/10(火) | 25,650ドル(-206) | 21,503円(+378) | 42.6万円 |
本日の東京株式市場は、前日比378円高の21,503円まで戻すなど、海外短期筋の買い戻しもあり強めに反発。米国株市場のハイテク株上昇が相場を牽引した。
これに伴い、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も、軒並み反発した。
ただし、大引け後に英国メイ首相の「合意案の可決は難しい」との悲観発言を機に、英ポンドが2円以上急落するなど乱高下、世界中の投資家に警戒感が台頭している。当面の間、英国の政情不安や米中貿易摩擦の動向に対し、国際金融市場が振り回されることになりそうだ。
ビットコインテクニカル分析
本日のビットコイン価格は、高値を切り下げて一時強めに下落。
本日、バイナンスで実施された最長8時間予定の「システム・メンテナンス」が無事完了し、価格変動にも特に影響せず、ほぼ無風で終わった。
仮想通市場全体が軟調に推移したが、チャネルのレンジ下限到達前に、反発を見せている。
日足ベースで確認すると高値を切り下げており、さらに下落した場合、40万円付近でサポートされるかどうかは焦点の一つとなるだろう。
リスクか高騰した3つの理由
本日は、リスクが大幅に上昇した。
仮想通貨Lisk(リスク)は、前日比8%以上の高騰を見せている。その要因については、3つの理由が挙げられる。
1. Lisk、INATBA協会に参入
また12日には、欧州連盟委員会が支援する「国際信用ブロックチェーンアプリケーション協会 INATBA」に参入したことを明らかにした。
Last week, #Lisk officially joined #INATBA as its founding member. Supported by the @EU_Commission, the 70+ member strong, multi-industry group will facilitate cross-governmental and industry alignment on #blockchain. More info: https://t.co/3MIitSJU6j
— Lisk (@LiskHQ) 2019年3月11日
米Ripple社やカルダノ財団も創設メンバーとして参画している「INATBA」は、EU全土におけるブロックチェーンの普及と法的整備の活動を行う団体だ。ドイツ本拠地のLiskが参入することは、同国および周辺国家のブロックチェーン推進にとって、非常に良い影響を与える可能性が高い。
2. Lisk「サイドチェーン」の進捗
なお、人気SNSプラットフォームRedditのモデレーターによれば、Liskの「サイドチェーン・プロジェクト」は、オンチェーンにおける機械学習の実装を遂げた。
報道によれば、共同開発企業GNYのCTOは、Liskのサイドチェーン上でGNY機会学習のアルゴリズムを長い間試行した結果、互換性を実現したという。
3. Lisk主催のミートアップ
3月29日、ドイツ・ベルリンのHQにて、ブロックチェーンのミートアップが開催される予定。
今回のミートアップでは、Liskのコンセンサスメカニズムである「DPoS」の改善提案に関して協議される模様だ。
If you're a member of the local #blockchain scene, or in town for @C3wide end of March, make sure to attend our #BerlinBlockchainWeek breakfast. The event will include talks from Lightcurve Tech Evangelist @RachBLondon and Cryptographer Jan Hackfeld. RSVP: https://t.co/IChRBQ0G3J
— Lisk (@LiskHQ) 2019年3月11日
Bittrexが初IEOセール予定
大手仮想通貨取引所Bittrex International(ビットレックス)は12日、初のIEO(取引所でのトークンセール)を行う予定を公式で発表した。
History in the making! We are excited to announce that Bittrex International will host its first Initial Exchange Offering (IEO) on March 15, 2019 at 10am KST. Learn more: https://t.co/TZFxyqs8Dm pic.twitter.com/KnZfpjjTbo
— Bittrex International (@BittrexIntl) 2019年3月11日
IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)とは、資金調達のための、ICOのような仮想通貨トークンセールのこと。
従来のICOと異なり、大手取引所の上場が約束されている点や、トークンのロックアップの時間、もしくはトークンプロジェクトのセール、上場に関わる審査の欠如など懸念点が大幅に取り除かれるため、特に大手取引所が開催すれば、投資家人気も集まりやすいとされている。
そんな中、世界有数の仮想通貨取引所Huobi Globalがトークン発行プラットフォーム「Huobi Prime」の設立を示唆。バイナンスでは、「Binance Launchpad」の人気沸騰。「BitTorrent(BTT)」と「Fetch.AI(FET)」がものの数分で完売。
これに伴い、Huobiの「HTトークン」価格は、前週比+25%、前月比+56%と大幅上昇を見せている。
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