- 世界初!ラジオ番組でdAppsゲームキャラクターのリアルタイム配布に成功
- Blockchain EXE主催のラジオ番組イベントで、リスナーに対して、リアルタイムでブロックチェーンゲームの限定キャラクター配信が成功した。dAppsを利用した今回の試みは、広告業界に新しい風を吹き起こす、革新的なものとなった。
ブロックチェーンゲームキャラクターをラジオ番組でリアルタイム配布
3月18日、銀座で開催されたBlockchain EXE主催の、ラジオ番組の試験放送パブリック・リスニング・イベントに、仮想通貨メデイアCoinPostも参加させて頂きました。
本イベントは、MBSの深夜ラジオ番組「オレたちやってマンデー」を聴いているリスナーに対し、リアルタイムでdAppsのキャラクターをプレゼントするという企画。未だかつて前例のない世界初の試みです。
深夜にも関わらず、80人近くの参加者が集う、この業界の”アツさ”を実感したイベントとなりました。
本記事では、ブロックチェーン業界における歴史的瞬間を生み出した本イベントの詳細をレポートしてまいります。
「Token Cast Radio」とは
「Token Cast Radio」とは、dAppsゲームのキャラクターやアイテムをラジオ番組内でリアルタイムでリスナーに配布するという、世界初のdAppsゲームプロモーション。
「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)が開発した、ブロックチェーン技術を活用して、トークンとして実装されたデジタルアセットを、リアルタイムで番組を視聴している生活者に対して一斉配布できるサービス「Token Cast Media(トークン・キャスト・メディア)」を利用することで可能となります。
そして今回は、株式会社フランジアが開発するdAppsゲーム「Cipher Cascade(サイファー・カスケード)」の限定キャラクターのリアルタイム配布。エヴィクサー株式会社の音声認識技術が組み込まれた、トークンポケット株式会社のdAppsブラウザアプリ「tokenPocket」を使用することで、キャラクターを受け取ります。
以下は、受け取りのイメージ図です。
今回の企画は、以下の企業の共同で実施されました。
- 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
- 株式会社毎日放送
- トークンポケット株式会社
- 株式会社フランジア
- エヴィクサー株式会社
MBSラジオ番組「オレたちやってマンデー」
今回の試験放送が行われたラジオ番組。
”声優””芸人””アイドル””モデル””おっかけ”と様々なジャンルのタレントが、他ジャンルの人気タレントたちとトークを展開。タレントたちの感性のぶつかり合いが聴きどころです。
出演者:蒼井翔太、クロちゃん(安田大サーカス)、坪倉由幸(我が家)、須田亜香里(SKE48)、久松郁実、渡辺舞
放送時間:深夜24:00〜24:30
試験放送開始、そしてキャラクター配布!
3月18日、24時ちょうどにMBSラジオ番組「オレたちやってマンデー」がスタート。
番組開始後、前回に出演者の皆さんそれぞれに描いてもらったイラストから、今回の配布キャラクターの原案となるイラストが発表。クロちゃん作「クロロボット」が見事採用されました。
番組開始から約10分、とうとうキャラクターの配信の時間に。ラジオから流れる特殊な音声「透かし音」をトークンポケットで読み取ることで、プレゼントキャラクターを受け取れます。
会場の全員が、トークンポケットを用意。さあ、無事に配信はされるのか。緊張感と興奮が会場を包みます。
そして、結果は。
無事に会場の全員が受け取りできたようです。こちらが今回の限定キャラクター「やってマン」。新たなカスケーズが追加されました。
歴史的瞬間に立ち会った会場内では、みながスマホを掲げる光景が。圧巻です。
無事に配信が完了し、開発者の皆さんからも安堵感が伝わってきたように感じます。
今回配信されたキャラクターはNFT(Non-Fungible Token)と言う、代替不可能なトークンなので、この場で配信された限りのものになります。
dAppsとブロックチェーンを利用した今回の試みは、広告の新たな形を生み出す革新的なものとなりました。
今後、この技術が広告業界にどのような変化を与えていくのか。その動向が注目されます。