はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨マイニング最大手ビットメイン「期限切れを迎えたIPO申請は再び行う予定」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットメイン、社内再調整+IPO再申請
中国仮想通貨メディアの独占情報によると、仮想通貨マイニング最大手のビットメイン社は26日に社内報を公表し、現在内部組織の再構築および販売業績の回復を明らかにしている。

ビットメイン、社内再調整やIPO再申請など

中国仮想通貨メディア「o-daily」の独占情報によると、仮想通貨マイニング最大手のBitmain社(ビットメイン)は26日に社内報を公表し、現在内部組織の再構築の計画および販売業績の回復を明らかにしている。

また、Coinpostの本日の既報で伝えたように、ビットメイン社は現在「香港取引所」へのIPO上場申請の期限を迎えているが、同社内報でもそれを確認しており、「時期を見計らって、再びIPOの申請を行う」と明確にしている。

本記事では、その社内報の内容を以下のようにまとめている。

まず、Bitmain社は開業5周年を節目とし、業務、組織編成および管理体制を必要に応じて、調整することにする。

仮想通貨とAIチップに関するハード・ソフトウェアとサービスに注力する各部門、子会社のリソースを統合し、より効率的かつ高品質が保たれるサービスラインを提供することを目指す。

同社の役員会議で、CEOを王海超(Haichao Wang氏)と任命したが、吴忌寒(Jihan Wu氏)は以前噂されたように、Bitmainの取締役を継続するという。

新たなチップ製造およびASICマイナーに関しては、以前Coinpostでも報じた、新開発の第2代の7nmチップ「BM1397」を搭載したAntMiner「S17」と、「T17」は、近いうちに生産に取り掛かると明かし、なお第3代となる「BM1684」のチップが実装された新型サーバー「SA5」の市場発売は、今年の第4四半期に予定している。なお、「SA5」の性能は旧型「SA3」の数倍となるとしている。

さらに、IPOに関して、Bitmain社はこのように伝えている。

現在のIPO申請は期限切れとなるが、今回の申請によって、Bitmain社はより透明性があり、企業ルールに遵守した企業に成長してきた。

Bitmainの財政は健全であり、サプライチェーンも正常に稼働している。

タイミングを図り、再びIPO申請を行う予定だ。

以上が主な内容となるが、「仮想通貨の厳冬」とも呼ばれている市場の低迷期を乗り越えたBitmain社、ポジティブな社内報を発表することにより、極めて前向きな事業方向性を見せている。

今後、Bitmain社がどのように市場動向に応じたビジネス手段をとるか、継続して注視すべきだろう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨採掘大手Bitmain、上場審査期限が目前に  審査難航の背景には
「IT企業史上最大のIPO(Initial Public Offering)案件になる」と注目されていた仮想通貨マイニング最大手Bitmain社の上場審査が、承認を得られないまま期限切れを迎える可能性が高まっている。その背景とは?
ニューヨーク州の仮想通貨マイニング企業が直面する壁|マイニング業者の実情とは
米国ニューヨーク州において、マイニング業者はエネルギーコスト増加や規制の影響を受け、また弱気市場も重なり、同州のマイニング企業は窮地に立たされている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
12/26 金曜日
18:02
Aave、ブランド資産移管案を否決 DAOガバナンスの課題浮き彫りに
Aaveのブランド資産移管提案が26日のSnapshot投票で否決。反対55%、棄権41%、賛成わずか3.5%。CoW Swap手数料問題が発端となった所有権紛争は、DeFiガバナンスの構造的課題を浮き彫りに。
18:00
仮想通貨の税制改正大綱、押さえておくべき重要ポイントを専門家が徹底解説|Gtax寄稿
税制改正大綱で、暗号資産(仮想通貨)税制の大幅見直しが示されました。分離課税・3年間の繰越控除が導入される一方、対象となる「特定暗号資産」や取引形態には制限も。現物取引とデリバティブ取引の損益通算、ステーキング報酬の扱い、NFTの課税方式など、今後の制度設計を見据えて準備すべきことを公認会計士・税理士が詳しく解説します。
16:00
リトアニア、仮想通貨ライセンス義務化へ 申請低迷
リトアニア中央銀行が仮想通貨事業者にMiCAライセンス取得を義務化。2025年12月31日以降、無許可運営には罰金や最長4年の禁錮刑。370社以上が登録するも申請はわずか30社で全体の1割未満。同国はEU内でMiCAゲートウェイとしての地位確立を目指す。
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
14:00
ステーブルコインとは|市場規模・取引量・主要銘柄と規制の行方
ステーブルコインとは、価格が安定するよう設計されたデジタル通貨。本記事では仕組み・種類(USDT/USDC/JPYC等)・市場規模・リスク・将来性・国内での買い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
13:50
フィリピン当局、未登録取引所への取り締まり強化 コインベースなどアクセス遮断
フィリピン規制当局が無登録の海外仮想通貨取引所50社へのインターネットアクセス遮断を命じた。コインベースやジェミニも対象になっている。
13:20
ST市場効率化目指す、SBI新生銀行ら6社が新たな決済実証を開始 預金のトークン化で
SBI証券、大和証券、SBI新生銀行ら6社がトークン化預金DCJPYを利用したセキュリティトークンのDVP決済の実証に関する協業を開始した。
13:00
イオレ、仮想通貨レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約開始
東証グロース上場のイオレが暗号資産レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約を開始。年利8%〜、約1万円から利用可能。2026年1月下旬の正式リリースを予定し、事前登録者には4月まで13%の特別料率を適用する。
12:53
ビットコイン準備金とは | 米国・各州の法案動向まとめ
米国のトランプ大統領が「押収したビットコインを含む国家的なBTC準備金を創設する」構想に関する大統領令に署名。アリゾナやテキサスなど複数の州政府もビットコインを“戦略的準備資産”と位置づける法案を審議。連邦と州の両レベルで進むこれら2つの動向に注目が集まっています。
12:50
クシム、社名を「HODL 1」に変更 Web3・仮想通貨トレジャリー事業へ転換
東証スタンダード市場上場のクシムが社名を「HODL 1」に変更すると発表した。Web3・仮想通貨トレジャリー事業を中核とする企業へ転換。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧