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債券をトークン化 金融大手ソシエテジェネラルが124億円相当の債券発行にイーサリアムを利用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソシエテ・ジェネラルが124億円分のトークン債権を発行
仏金融大手ソシエテ・ジェネラルが、イーサリアム上で124億円分のトークン債券を発行した。なお発行された債券は外部への提供はなく、同社が全てを保有する形となる。

ソシエテ・ジェネラルがトークン債券を発行

仏金融大手ソシエテ・ジェネラルグループが、イーサリアム上で1.12億ドル(約124億円)分の保証付債券を発行したことを発表した。なお、自社向けの債券発行であり、その全てをソシエテ・ジェネラル自身で保有する。

債券格付け企業のMoody’s Investors Serviceによると、今回発行された債券は12ヶ月の延長期間付きで満期は5年、パリパス条項(ローン契約において、返済順位において優先劣後のない同順位である旨を定めた条項)に該当するものであるという。この条項によって、発行者が破綻した場合は、優先順位なく他の債券と同等の保証が与えられる形となる。

また、今回の債券発行は、ソシエテ・ジェネラルグループ内部の起業プログラムによって設立されたブロックチェーン子会社Societe Generale FORGEによって設計されたものであるという。技術面でのアドバイスには大手プロフェッショナルサービス企業PwC、法律面ではフランスの法関連企業Gide Loyretteがサポートを担当した。

同グループのプレスリリースでは、今回の件について「この試みでより効率的な債券発行プロセスを模索していく」と述べている。

大手金融機関のブロックチェーン利用は増加傾向にあり度々報じられているが、債券の発行といったケースは稀であり、今回のユースケースには注目が集まっていくだろう。

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