はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

世界最大イーサリアム技術者会議の開催地が大阪に決定|33億円の年間予算も明らかに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Devcon、開催地が大阪に決定
世界最大のイーサリアム技術者会議である「Devcon 5」の開催地が大阪に決定した。開催日は2019年10月8日から10月11日の四日間。またイーサリアム財団が今後積極的に出資を行う意向も示された。

Devcon、開催地が大阪に決定

世界最大のイーサリアム開発者カンファレンスである「Devcon 5」の開催地が大阪に決定した。開催日は2019年10月8日から10月11日の四日間となる。

イーサリアム財団のアドバイザーなどを務める宮口 綾氏が、5月10日にイーサリアルで公表したことで明らかとなった。

また、宮口氏は同ステージ上で、イーサリアム財団が今後12ヵ月のうちに、3000万ドル(約33億円)の資金を様々なプロジェクトに投資していく意向であることを明らかにしている。

そのうちの一つは、「イーサリアム 1.x」のPoWのパフォーマンス及びセキュリティの向上に取り組むプロジェクトで、その他には、アカデミックな分野での投資も行うとしている。その目的には、優秀な調査員や開発者をイーサリアムプロジェクトに引き込みたいという思惑がある。また、分散システムの開発に取り組む「MolochDAO」への支援も表明しており、ポテンシャルのあるプロジェクトにも少額での投資を行っていくとした。

イーサリアム1.x 今後の予定など

昨年10月の終わりに開催された「Devcon4」の秘密会議で、イーサリアム開発者らは内密に「ethereum 1x」とネーミングされたアップグレードを2019年の6月に行う計画について、議論を行っていた。

このアップグレードに関しては、未だ具体的なコード変更や機能の詳しい情報が開示されていないが、主にイーサリアムブロクッチェーンの有用性を高めるとされている。なお、現時点ではこのような概要が公開されている。

  • システム全体のアップグレード。目標は2019年半ば。
  • イーサリアム・バーチャルマシンからEWASMへの移行。
  • スマートコントラクト向けの「ストレージフィー(保管料)」というコンセプトの提案

なお、大型アップデート「Constantinople/St. Petersburg」が3月に無事完了し、次のアップグレードとなる「イスタンブール」は10月に仮予定されている。実際、確かな日時やブロックチェーン#などは決まっていないものの、それに向けたロードマップはデベロッパー会議で合意された。

  • 2019年5月17日:イスタンブールへの提案受け入れ最終期限(hard deadline)
  • 2019年7月19日:主要なクライアント導入の期限(soft deadline)
  • 2019年8月14日:テストネットハードフォーク予定日
  • 2019年10月16日:メインネットハードフォーク(イスタンブール)予定日

このように年間予算が充実する前提で、複数のイーサリアム開発プロセスはより順調に進み、期待されているPoSへの移行もより計画通りに進められていくだろう。つい先日、そのPoS(イーサリアム2.0のコンセンサスメカニズム)の第一段階となるビーコンチェーンのテストネットはコミュニティを対象に開始した。今後もイーサリアムの開発および実装はより加速化していくと見込まれている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/23 木曜日
15:17
アーサーヘイズのビットコイン100万ドル予想、高市政権の積極財政は市場の起爆剤になり得るか?
BitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏が、高市新政権の物価高対策によりビットコイン価格が100万ドル(約1.5億円)に達すると予測した。同氏は景気刺激策の推進が、日銀の量的緩和(QE)への転換につながると見ている。
15:11
ルミス米上院議員、仮想通貨アプリを後押しするオープンバンキング規則設立求める
米ルミス上院議員がCFPBにオープンバンキング規則の策定を要請した。銀行口座と仮想通貨取引所を接続するAPI活用で迅速な送金を目指す。大手銀行の反対姿勢も指摘した。
14:50
リミックスポイント、株式希薄化を伴わない仮想通貨購入方針を決議
株式会社リミックスポイントは10月23日、2026年6月まで株式発行による暗号資産購入を行わない方針を決議。今後は手元資金等を活用し、既存株主への希薄化を回避する。
11:57
ビットコインは弱含みで推移、米コインベースとロビンフッドにBNB上場へ
ビットコインは10万8000ドル台で弱含みの推移。米大手取引所CoinbaseとRobinhoodが相次いでBNB上場を発表し、規制環境の変化を示す歴史的な動きとして注目を集めている。一方、トランプ関税ショックで巨額利益を上げた大口投資家が再び大規模なショートポジションを構築しており、市場は警戒感を強めている。
11:15
米民主党議員ら、トランプ政権中東特使に仮想通貨開示要求 利益相反を指摘
米民主党議員らがウィトコフ中東特使に保有する仮想通貨などについて情報提供を求めた。トランプ一族のWLFI関連で利益相反の可能性を指摘している。
10:45
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大約1500億円調達をSECに提出 HYPEトークン購入含む
ナスダック上場のハイパーリキッド・ストラテジーズが最大10億ドル(約1,500億円)の資金調達を目指すS-1をSECに提出した。HYPEトークン購入を含む。7月設立後、早くも大規模増資計画。
10:30
計2600億円超相当のBTC、LuBian関連のウォレットから移動
計2600億円超相当の仮想通貨ビットコインが、マイニングプールLuBianに関連するウォレットから移動。トランザクションは4つに分けられて別々のアドレスに送金されている。
10:16
「ビットコインにとって2025年のゴールド高騰は好材料」Bitwise
Bitwiseは、ゴールドの価格上昇は仮想通貨ビットコインにとって好材料であるとの見方を示した。ゴールドの価格上昇の要因や市況を分析した上で、ビットコインにも同様のことが起きうると予測している。
10/22 水曜日
20:18
ソラナ(SOL)現物ETF、香港で初承認 10月27日取引開始
香港証券監督委員会がアジア初となるソラナ現物ETFを承認。ChinaAMC運用(香港)で10月27日取引開始。ビットコイン、イーサリアムに続く3番目の仮想通貨ETFとして、米国市場に先駆けた上場となる。
16:39
仮想通貨取引、米国で前年比50%増 トランプ効果鮮明に=2025上半期報告
TRMラボの最新報告書によると、トランプ政権下で米国の仮想通貨取引高が50%増の1兆ドル超に。日本は普及ランキング9位に上昇。ステーブルコインは前年比83%増で過去最高を記録。
16:30
注目の仮想通貨AI関連銘柄10選を網羅的に解説【2025年最新】
2024年注目のAI関連仮想通貨を10銘柄、時価総額・価格・年初来高騰率とともに解説。SUI、NEAR、TAOなど、AIとブロックチェーンを融合した主要プロジェクトの特徴について網羅的に紹介。
15:50
金融審議会、暗号資産のインサイダー取引規制と銀行の取扱要件が焦点に
金融審議会が暗号資産のインサイダー取引規制案を提示。DEX・P2P取引も対象に。銀行本体の取扱いは慎重に検討する一方、子会社には門戸を開く方針。無登録業者への罰則も強化へ。
14:30
「量子コンピュータはビットコインの最大リスク」、CoinMetrics共同創設者が警告
CoinMetrics共同創業者ニック・カーター氏が、量子コンピュータがビットコインの暗号セキュリティに及ぼす脅威について警告する論説を発表。ビットコインのセキュリティの仕組みについて解説し、量子技術の進化が現在の状況を変える可能性があると指摘した。
13:50
リミックスポイント、米ビットワイズのBTC保有企業ETFに新規採用
ビットワイズが3月から提供する「OWNB」ETFに、日本企業メタプラネット、リミックスポイント、ネクソンも組み入れられている。
13:30
ビットコインL2「Arkade」ベータ版公開、BTC上のステーブルコインや貸借の基盤に
Ark LabsがビットコインL2「Arkade」のベータ版を公開した。オフチェーンでステーブルコインやレンディング機能を実現し、ライトニングネットワークを補完する新基盤を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧