イーサリアム投資信託が米金融規制機関から認可 仮想通貨投資運用企業が一般公開を開始

イーサリアムで担保される投資信託が認可
米投資運用企業Grayscale社が提供するイーサリアムで担保される投資信託が、米国の金融業規制機構FINRAの認可を取得。以前は適格投資家のみに向けられた投資商品が一般投資家からも購入可能となった。

イーサリアムを担保にした投資信託が認可を取得

アメリカの投資会社で仮想通貨資産管理の先導者であるGrayscale Investments LLCが、同社が提供するイーサリアムで担保される投資信託が米国の金融業規制機構FINRAの認可を得たと発表した。

Grayscale Investments LLCはビットコインなどの仮想通貨を専門とした投資信託を行なっている企業で、投資家に仮想通貨に関する新しい金融商品を提供し続けている。FINRAは自主規制機関ではあるものの、米国議会に認可されているほか、米国の証券仲介ブローカー業務を行う企業の登録が義務付けられており、市場運営者から独立性を保ちながら機能している。

この金融商品は全ての投資家がイーサリアムの価格に連動した投資ができ、その価値から利益を得ることができる初めての投資信託だと言われている。一般的な株式などの投資商品とと同様の方法で仮想通貨に投資ができるようになっており、投資家はイーサリアム自体を購入したり、保管する必要がない。

そのため、現物の仮想通貨を保有するリスクがなくなることが大きなメリットだ。

この投資信託は2017年の12月に作られ、以前は適格投資家だけを対象にした商品だが、投資には最低でも約274万円(25000ドル)が必要とされていた。しかし今後全投資家への販売が開始が予定されており、2週間ほどで開始できるのではないかという予想もある。

Grayscale社のように間接的に仮想通貨に投資ができる金融商品ができることは業界の認知度向上にとっては前向きな動きだと言えるだろう。これからも仮想通貨に関連した金融商品の誕生とその普及には注目していきたいところだ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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