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ビットコイン(BTC)前日比一時40万円弱の暴落で大荒れ模様、V20サミット速報も|仮想通貨市況

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仮想通貨市場
ビットコイン(BTC)価格は、直近最大級となる5月17日の下落率(前日比-15%)を凌ぐ前日比40万円弱(-25%)を記録、リップルやイーサリアムも-20%を超えた。いずれも大幅反騰するなど半年ぶりの大荒れ模様に。

仮想通貨ビットコイン(BTC)市況

本日より、開催される「G20首脳会談」と並行して大阪で開催される「V20仮想通貨(暗号資産)サミット」が開幕した。FATFや政府関係者らがビットコイン(BTC)市場に影響する新ガイドライン対応など協議される。

V20には、CoinPostも仮想通貨メディアとして参加、SBIホールディングス傘下のSBI BITS CEOが仮想通貨サミットV20に登壇し、取引所SBIVCの資金洗浄・テロ資金対策について説明したほか、JBA代表理事に就任したbitFlyer Blockchainの加納氏が「他国納税など仮想通貨の規制逃れを防ぐために、世界基準の必要性を強調」したスピーチ内容を掲載するなど、最新情報をお届けしている。

06/28 11:46

ビットコインテクニカル分析

27日5時に発生した20万幅の大暴落を機にチャートが崩壊したビットコイン(BTC)は、天井シグナルへの警戒感から利確と戻り売り、損切りの連鎖が巻き起こり、25,26日分の大幅上昇分を打ち消すようにして全戻しとなった。

午前2時前には120万円付近も強く割り込み、28日5時頃には前日比一時40万円弱の暴落(-25%)を記録した。これは、欧州取引所Bitstampでクジラの大量売りが発端となって急落した5月17日のフラッシュクラッシュ(前日比-15%)を大きく上回る下落率となっている。

前日比-20%を超えた時の様子(コインチェック)

しかし、4時間雲上と75EMAの重なるラインである111〜112万円付近(①)で下げ止まると急反騰。18:00時点で15万円幅もの反発を見せるなど、昨年11月15日にハッシュ戦争の影響で、6,000ドルを割り込んで大暴落して以来の異常なボラを記録した。

フラッシュクラッシュ直前には、MACDが5月の急騰時にサーキットブレイクを付けた水準(②)の2倍近く(③)まで達するなど異常に膨れ上がっており、過熱しすぎた市場に冷や水を浴びせたと見る向きも強い。

21:00時点で、半値戻し水準の130〜131万円(12,000ドル)で揉み合っているが、上抜けた場合は135〜136万円を復帰できるかどうかが注目される。

ショートポジション急増に加え、直近のロングポジションを振るい落として上値が軽くなったためか、時間足チャートで異常な強さも見せている。もしこのまま最高値を試しにいくようであれば常軌を逸したスピード調整となるが、全てが規格外のビットコイン(BTC)市場だけに、翌日の値動きを予想することすら困難を極める状態にある。

再度下値を試しにいく場合は、120万円付近に加え、直近安値の110万付近と1万ドル(107〜108万円)での値動きに注目したい。

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