CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨管理の新時代/韓国の大手銀行が仮想通貨ウォレットサービスを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国大手銀行、新韓銀行が仮想通貨ウォレットサービスを進めていることを報告
サイバーアタックなどによる仮想通貨被害が起こったことを受け、銀行側が安全に保存できるウォレットの作成を進めています。

韓国で仮想通貨業界にとって重要な発表がありました。

韓国で2番目に大きな銀行である新韓銀行(Shinhan Bank)が現在デジタル・アセットを安全に保管できる仮想通貨ウォレットサービスを進めていることを報告しました。

韓国最大手仮想通貨取引所Bithumbでは、7月に3万人のユーザープライベートデータが漏れをおこし、11月にサーバークラッシュ事件が起きており、この様な事件で韓国の仮想通貨業界が揺れていましたが、この様な事件があった後に発表されたことになります。

銀行の代表者によるとこの新たなウォレットサービスは外部のサービスよりも安全であると話しています。新韓銀行は預金を手数料無料、引き出しは手数料付きのサービスを考えています。

銀行は、 「これはブロックチェーンキーを銀行が提供するバーチャル金庫を通して保管するサービスです。お預けは手数料無料で引き出しの際に手数料がかかるサービスを検討しています。」と言及しています。

今回報告によって仮想通貨業界採用においてさらなる成長が指摘されています。ビットコインの未来についてシカゴ・マーカンタイル取引所からの報告及び多数の新たなビットコインヘッジファンドによって主流の仮想通貨業界採用が続くでしょう。

Korea’s Second Largest Bank Building Secure Crypto Wallet Services

Nov. 27, 2017 by Jon Buck

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

この様な信頼が置ける銀行による仮想通貨ウォレットサービスの提供は、仮想通貨を電子資産だと考えるユーザーにとってかなり喜ばしい発表でしょう。

今回は韓国の取引所の話ですが、仮想通貨ユーザーの拡大に伴い、他の銀行サービスも追随することが考えられ、将来的に仮想通貨をよりクリーンな環境にするためにもとても良いサービスだと思います。

この様なサービスの利点として、政府側も追いにくい国民の仮想通貨資産の移動状況や、資産額の把握。 また最近の高騰による仮想通貨保有者を狙う事件など、自分の資産を現金の様に安全な場所に移すことで、自分の身を守ることにもつながるでしょう。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア