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NFTシリーズ「Pudgy Penguins」の売却完了、運営陣が一新

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

8,888種類のNFT

NFT(非代替性トークン)プロジェクト「Pudgy Penguins」の売却が、正式に完了したことが明らかになった。創設者らが3億円相当の暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)でプロジェクトを売却したとCoindeskが報じた。

同プロジェクトは、8,888種類のペンギンの絵で構成されているのが特徴。ブロックチェーンには、イーサリアム(ETH)を使用しており、ローンチ後の21年8月には、海外掲示板Redditの共同創業者、Alexis Ohanian氏が所有を宣言し、注目を集めた。

今回のプロジェクト売却は、22年1月に発生した、プロジェクト創設者追放の結果として実施された形だ。

「Pudgy Penguins」は当初、トークン発行やメタバース展開も掲げていたが、実現には至っていない。また、22年1月には、共同創設者のCole Thereum氏が、プロジェクトの資金を着服した疑惑が浮上し、ディスコードで、同氏の追放を決定する投票が行われていた。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

750ETHで買収

投票後は、ロサンゼルスの起業家、Luca Netz氏が750ETH(約3億2,000万円)で、プロジェクトを買収するオファーを提示。その他にも複数の入札者が現れたものの、最終的に同氏が支配権を買い取った。

今回の買収によって、 Netz氏が率いる新運営陣はトークンの利用と、エアドロップの実施が可能となる。Netz氏は、将来的に「法律を遵守した形」でのトークンのリリースを視野に入れているという。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

ラップ化する動きも

Twitterでは1月、異なる動きも進行していた。

当時、同SNSで活動する仮想通貨投資家Vincent Van Dough氏(ハンドルネーム)は、「Pudgy Penguins」を50個、ラップ(Wrap)する構想を発表。ラップとは、ある資産を受け取り、それに並行する形で資産を発行するスマートコントラクトを指す。

ラッピングによって、「Pudgy Penguins」の所有者は、NFTを維持しつつ、ERC-721規格から離脱することができるとしており、ラップしたNFTは、その後、元の状態に戻すことも可能だ。

Van Dough氏は、この動きを創設者へのロイヤリティ支払いを絶ち、DAO(分散型自律組織)の形成を促進するためと説明。4月2日時点では、560個の「Pudgy Penguins」がラップされている。

関連:ブロックチェーンゲームで遊ぶメリットと自律分散型の将来性|廃猫

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