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XRPのニュース・価格チャート|各種指標・ETFの見通し・将来性を解説

概要

XRPの概要

エックスアールピー(XRP)は、リップル社等が開発に参加するオープンソースの分散型ブロックチェーン「XRP Ledger(XRPL)」の暗号資産(仮想通貨)。

2011年から2012年初頭にかけて、ジェド・マケーレブ(リップル社の共同創業者)、デイビッド・シュワルツ(同社CTO)が独自のコンセンサスアルゴリズム「Ripple Protocol Consensus(現XRP Ledger Consensus Protocol)」を開発し、2012年にメインネットが起動。

決済に特化した通貨として設計され、高速かつ低コストのトランザクションを実現し、高度なスケーラビリティを有す。米リップル社が開発する国際送金ソリューション「Ripple Payments」をはじめとする、様々なユースケースが構築されている。

価格

  • 現在価格(2025年8月11日時点): 3.26ドル(約482円)
  • 年初来高値(2025年7月): 約3.66ドル(約540円)
  • 年初来騰落率(YTD): +57.44%
  • 過去最高値(2018年1月): 3.8419ドル(約567円)

価格動向

関連:XRPが2028年に12.5ドル到達か、イーサリアム超えの可能性も スタンダードチャータードの価格予測|25年4月

リップル社とSEC和解でXRP急伸、トランプ政権の仮想通貨政策など複数の材料が相場押し上げ|25年8月

時価総額

エックスアールピー(XRP)の時価総額は2025年7月時点で約1,940億ドル(約28兆円)、ステーブルコインのUSDTを上回り、仮想通貨市場の第3位。決済セクターの中では1位に位置する。同カテゴリで2位のドージコイン(DOGE)の時価総額は約361億ドル、3位のビットコインキャッシュ(BCH)は約115億ドル。

主な出来事

エコシステム支援組織

リップル社: 2012年9月にNewCoin Inc.として設立(技術開発チームにクリス・ラーセン氏が加わり、4名体制で創業)。後にOpenCoin Inc.に社名を変え、2013年9月に現在のRipple Labs Inc.へと改名された。

リップル社はRipple Netなどのソリューションを使って経済的な国境のない世界のための画期的なソリューションを構築することを目指している。カストディ企業を買収してステーブルコイン「RLUSD」へと展開し、XRPのエコシステムを主導している。

関連リップルのステーブルコイン「RLUSD」× 機関投資家向け戦略 SBIとの協業も

トークンアロケーション

XRPの総発行枚数1,000億XRPは、2012年のネットワークローンチ時にすべて生成された。技術的には、この1,000億XRPは最初にGenesisアカウントに生成され、その秘密鍵情報はソースコードにハードコーディングされていた。

初期配分の詳細

配分先 XRP数量 割合
Ripple Labs社 800億XRP 80%
創業者配分(合計) 200億XRP 20%
Chris Larsen 90億XRP 9%
Arthur Britto + Jed McCaleb 110億XRP 11%

注:技術開発に貢献したDavid Schwartzは初期配分を受けていない

2017年にXRPレジャーにエスクロー機能が実装され、リップル社保有分のうち550億XRPがロックされた。

出資している主なVC

  • 資金調達総額:2.9億ドル
  • シリーズC: 2019年12月20日 調達資金は2億ドル
  • リードインベスター: Tetragon Financial Group Limited
  • フォロー投資家: SBI Investment、Bossanova Investimentos、Route 66 Ventures

XRPの将来性

リップル社のRLUSDとRWA戦略

企業向けのステーブルコイン「RLUSD」が時価総額5億ドルを突破。GENIUS法案により規制の明確化が進み、今後は実世界資産(RWA)のトークン化プラットフォームとしての展開にも注目。RLUSD利用増加により、(XRPLの取引手数料として使用される)XRPの需要押し上げ効果も期待される。

2025年7月、XRPに影響を与える2つの重要法案(CLARITY法案・GENIUS法案)が米下院で可決。SECとCFTCの権限明確化やステーブルコインの規制枠組み整備が進展。

XRP ETFの審査状況

現物(スポット)XRP ETFについては、Franklin Templeton、Grayscale、Bitwise、21Shares、WisdomTree、CoinSharesなどが申請中。Franklin Templetonに対するSECの判断期限は2025年6月17日だが、年内のさらなる延期も予想されている。

米国ETF申請とオッズ


米国アルトコインETF申請リストと承認確率 出典:ブルームバーグ・インテリジェンス

ブルームバーグのアナリストは、2025年中の現物XRP ETFの承認確率を85%と予測している。一方、2025年4月28日にはProSharesによるXRP先物ETF3本がSECに承認され、同月30日から取引が始まっている。

ロードマップ

リップル社は、XRP Ledger(XRPL:リップルが開発したブロックチェーン)で機関向けDeFi(分散型金融)強化の一環として、2025年7月にイーサリアム互換のスマートコントラクトを導入するサイドチェーン「XRPL EVM Sidechain」をメインネットで稼働した。ユースケース・機能拡大が期待される。

取引所

おすすめ取引所の特徴比較・早見表

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取引所
おすすめポイント アプリの特徴 販売所 銘柄数 取引所 銘柄数 取引所手数料 最低取引単位 入金手数料 出金手数料 出庫手数料 詳細 備考
1

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