はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨 Zilliqa(ZIL)とは|今後の将来性について

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スケーラビリティ問題の解決を目指す通貨
1秒で2500件ほどのデータを処理できる機能を有しているZilliqaが作られた目的は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨などで問題となっているスケーラビリティ問題を解決することにあります。
日本のVCであるグローバル・ブレインと提携
グローバル・ブレインは、日本のベンチャー企業の海外進出支援、またアジアや北米のベンチャー企業の日本・アジアへの参入支援をしている企業であるため、Zilliqaの今後の各国への展開も期待されています。
スケーラビリティ問題とは
1ブロックに書き込めるトランザクション数が限られていることで、ビットコインやイーサリアムといった取引数が多い通貨で起きている、送金遅延が発生してしまう問題。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

目次
  1. 仮想通貨 Zilliqa(ZIL)とは
  2. Zilliqa(ZIL)の特徴
  3. 今後の将来性
  4. 取り扱い取引所
  5. まとめ

仮想通貨 Zilliqa(ZIL)とは

Zilliqa は、2017年3月に発表された仮想通貨であり、シンガポール国立大学の研究者によって作られました。

Zilliqaが作られた目的は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨などで起こっているスケーラビリティ問題を解決することにあります。

スケーラビリティ問題は、通貨の利用者や利用頻度が増加することによって、ブロックチェーンの情報処理がうまくいかず、データの詰まりを起こすものです。

つまり、スケーラビリティ問題は通貨の能力を超えるデータ量を通貨が処理しきれないという問題であり、通貨としてのアップデートがない限り改善しない問題と言えるでしょう。

しかし、Zilliqaにおいては、通貨としての機能とデータ処理方法がビットコインやイーサリアムとは異なる為、スケーラビリティ問題に対応できる通貨となっています。

データ処理能力に関して言えば、Zilliqaは1秒で2500件ほどのデータを処理できる機能を有しています。

Zilliqaのようにスケーラビリティを意識した通貨は近年では、増加しつつあります。

増加している理由として、仮想通貨市場の基軸通貨であるビットコインのスケーラビリティ問題が仮想通貨市場やユーザーにとって無視できないレベルの問題になっていることも1つの要因でしょう。

また、スケーラビリティ問題が起きることによって、仮想通貨のメリットである迅速な取引という既存のシステムに対する優位性が失われ、仮想通貨全体の信用性も損ねることになります。

その為、Zilliqaも含めたスケーラビリティ問題を解決できる通貨やブロックチェーン技術が仮想通貨市場全体から求めてられている状況にあります。

Zilliqa(ZIL)の特徴

Zilliqaの発行上限は、126億Zilliqaとなっており、ビットコイン(2,100万枚)と比べて非常に多く、価格も安くなっています。

また、Zilliqaの最大の特徴は、Zilliqaがスケーラビリティ問題を解決するための通貨であることでしょう。

また、Zilliqaの情報処理機能は、イーサリアムへの適応も検討されているShardingと呼ばれるシステムであり、全てのデータを平行処理することが可能です。

イーサリアムやビットコインなどでは、データの処理を1つ1つ順番に行っており、データが増加すればするほど詰まりを起こしていきます。

つまり、Zilliqaは通貨の機能として、ブロックチェーン上の処理を分割して行う為、Zilliqaでスケーラビリティ問題が発生する可能性は極力低いと言えるでしょう。

そして、Zilliqaでは、データの並列処理を利用したデータフロースマートコントラクト機能を実装する予定です。

従来のスマートコントラクト機能と異なる点は、並列処理機能を利用する為、スマートコントラクト機能を使用しても時間差のない取引が可能である点です。

つまり、Zilliqaを利用したデータフロースマートコントラクトは、従来のスマートコントラクトよりも高速であり、なおかつZilliqaのブロックチェーンで動作するアプリ内の処理も高速化することが可能です。

その為、Zilliqaは将来的に、イーサリアム以上にスマートコントラクト機能を使用しやすい通貨となり得ると言えます。

今後の将来性

Zilliqaの将来性に目を向けてみると、2018年にメインネットなどの大きなアップデートを備えています。

予定通りにアップデートや開発が行われるのかは不明ですが、市場やユーザーからの期待が高いため、仮想通貨としてのZilliqaのニーズは、向上していくと見ていいでしょう。

また、Zilliqaはベンチャー企業への投資を行い、企業としての価値の向上を図るベンチャーキャピタルである日本企業グローバル・ブレインのブロックチェーン部門であるGlobal Brain Blockchain Labsと提携を行っています。

つまり、グローバル・ブレインの事業内容からすれば、Zilliqaのシステムをベンチャー企業に利用してもらうという狙いがあると思われます。

実際に、Zilliqaとは根本的な立ち位置が異なりますが、EOSなども企業に向けた展開を行っており、メインネットの実装後Zilliqaも日本企業に対して進出していく可能性もあります。

加えて言えば、Zilliqaはアプリなどの実装も予定している為、より世の中に浸透しやすい通貨となっていく可能性を秘めています。

Zilliqaは、2018年6月の段階では、メインネットの実装が待たれる通貨であり、開発途中の通貨と言えます。

しかし、Zilliqaの将来性に目を向けた場合、通貨としての機能が優れていることから、イーサリアム以上に実社会や生活に有用な通貨となり得る可能性を有しています。

また、多くの仮想通貨投資ファンドの投資先として、Zilliqaが選ばれていることも報じられています。

仮想通貨投資ファンドの投資先と利益率の状況は?|TRON・Zilliqa・OmiseGO・ICONなど
仮想通貨ファンドの投資先は、ビットコインや、イーサリアムなどの主要通貨ではなく、Zilliqaや、OmiseGO、ICON、aelf、TRONなど、比較的マイナーな通貨及び、トークンであることが明らかになりました。

その為、Zilliqaはその将来性に注目をされている通貨の一つであると言えるでしょう。

取り扱い取引所

Zilliqaを購入する場合、日本の仮想通貨取引所で購入できるようになる可能性もありますが現状では、比較的新しい仮想通貨を日本の仮想通貨取引所で購入することは不可能です。

加えて言えば、新規の仮想通貨の取り扱い自体が日本の仮想通貨取引所では非常に時間が掛り、場合によっては上場しないことも可能性の方が大きいこともあります。

その為、Zilliqaを購入する場合は、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

Zilliqaを購入可能な海外仮想通貨取引所は、Huobi・Binance・Gate.io・Kucoinなどであり、取引量においてはHuobiが最も多い状況となっています。

まとめ

Zilliqaは、現状の仮想通貨において重大な問題となり得るスケーラビリティ問題を解決する為に作成された通貨です。

通貨としてのデータ処理能力は、非常に高く、数ある仮想通貨の中でも優れている、とされています。

そして、データ処理能力に優れたZilliqaがスマートコントラクト機能は既存のシステムに対してどのような変化をもたらす存在となるのか、要注目と言えます。

2018年中には、メインネットの実装を含めた重要なアップデートがある為、今後のZilliqaの開発状況を、価格だけでなく、多角的な面から見ていく必要があるでしょう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:00
AI悪用で深刻化する北朝鮮の金融業界サイバー攻撃、2025年被害額が前年比51%増に=レポート
クラウドストライクの最新レポートで、北朝鮮関連ハッカーが2025年に約20億ドル相当の仮想通貨を金融業界から窃取と判明した。AI活用やIT工作員潜入など手口も巧妙化している。
13:25
韓国最大手銀Hana、仮想通貨取引所Upbit運営会社に1000億円超出資 持分比率6.55%に
韓国大手のハナ銀行が、Upbit運営会社Dunamuの株式228万株を6億7000万ドルで取得した。ウォン建てステーブルコインのインフラ構築でも協力する方針で、韓国伝統金融の仮想通貨分野への関与が加速。
11:39
ファセット、ステーブルコイン決済基盤の強化に向け約80億円を調達 SBIグループら出資参加
ファセットがSBIグループらから約80億円のシリーズBを調達。ステーブルコイン決済インフラ「Fasset's Own Network」を軸に、125カ国の新興国市場での中小企業向け金融サービス拡大を加速する。
11:20
テザー社・トロン・TRM Labs、計700億円超の不法資産を凍結
テザー社は、同社とトロンとTRM Labsの共同イニシアチブが計700億円超の違法な資産を凍結したと発表。仮想通貨に関連する金融犯罪をターゲットにして規制上の協調を強化していると説明した。
10:58
日本発のNyx Foundation、AIエージェント専用イーサリアムレイヤー2「Eris」開発を開始
一般社団法人Nyx Foundationが、AIエージェント専用Ethereum Layer 2「Eris」の開発とAIコンペ「ASCON」のスポンサー募集を開始。DeFiセキュリティの公共財化を目指す。
10:05
DeFiデベロップメント2026年1~3月期決算、ソラナ保有拡大と転換社債買い戻しを報告
仮想通貨ソラナのトレジャリー企業DeFiデベロップメントが1~3月期決算を発表。1株当たりSOLが前年比で増加した。独自バリデータで高利回りを実現している。
09:44
JPモルガン、イーサリアムとアルトコインのビットコイン劣後「当面続く」と警告=報道
JPモルガンが5月14日のレポートでETH・アルトコインのビットコイン比較劣後を指摘。イーサリアムのDeFi TVLシェアは2025年初から63.5%→53%へ低下し、Glamsterdamアップグレードの効果を市場はまだ織り込んでいない。
09:25
コインベース、ハイパーリキッドでUSDCの利用促進へ
仮想通貨取引所コインベースは、ハイパーリキッドのステーブルコインUSDCの正式なトレジャリー・デプロイヤーになったことを発表。主要ステーブルコインとしてUSDCの利用を促進する。
09:05
ビットコイン上昇、米クラリティー法案の進展を好感 焦点は上院60票の壁|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、15日朝にかけて上昇し、一時、前日比で約50万円高となった。背景には、米国のクラリティー法案が上院銀行委員会で可決され、法案成立に向けた進展が確認されたことがある。
08:40
ジェミナイQ1決算、売上高42%増 予測市場に本格参入
米上場の仮想通貨取引所ジェミナイが2026年Q1決算を発表。総売上高は前年比42%増の5030万ドル。予測市場・デリバティブへの本格参入とウィンクルボス兄弟による1億ドルの戦略的出資も明らかになった。
07:20
米ビットワイズ、HYPE現物ETFをNYSE上場へ ステーキング報酬提供
米ビットワイズがハイパーリキッド(HYPE)の現物ETFのNYSE上場を発表。米国初の内製ステーキング機能を搭載し、高成長を続ける分散型取引所エコシステムへの投資機会を提供。
06:55
米VC大手a16zが今夏に日本初拠点を設立、創業者が高市首相に直接表明
米大手VCのa16zが今夏、東京に初の海外拠点を設立する。創業者ベン・ホロウィッツ氏が5月14日に高市首相と面会し表明。5月5日には22億ドルの第5号仮想通貨ファンドの調達も完了している。
06:15
米CME、ナスダックとの共同指数を活用した仮想通貨先物を6月導入へ
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが、ナスダックと共同で仮想通貨時価総額加重型インデックス先物を6月8日に導入予定。ビットコインやソラナ、XRPなど主要7銘柄を網羅。さらにAI市場の拡大を見据えた世界初の「コンピュート先物」市場の創設も明らかにした。
05:45
米銀行業界6団体、クラリティー法の委員会通過後もステーブルコイン利回り規制の強化を要求
米国銀行協会など6団体は上院銀行委員会のクラリティー法可決後、ステーブルコイン利回り規定の抜け穴を理由に法案のさらなる強化を求める共同声明を発表した。
03:30
【速報】米クラリティー法案、上院銀行委員会を通過 本会議手続きへ前進
米上院銀行委員会は日本時間15日、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」のマークアップで採決を実施し、法案を委員会通過させた。民主党からは二名の議員が賛成したが、本会議での支持は条件付きとし、60票確保に向けた交渉は続く。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧