はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「XRPの成長を最も望んでいる」Ripple社CEO、仮想通貨XRP価格への影響を否定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「リップル社はXRPエコシステムの成長を最も望んでいる」
米有力メディアCNNの取材で、CEOのGarlinghouse氏は、XRP価格や機関投資家に対する販売、XRPのエコシステムの成長などの話題について明確な見解を語った。
           

「リップル社はXRPエコシステムの成長を最も望んでいる」

「リップル社はXRPエコシステムの成長を最も望んでいる」

リップル社CEOのGarlinghouse氏が、米大手ニュースメディアCNNの取材で答えた。XRPをエコシステム開発のツールとして用いていることに触れつつ、「XRPのユースケースと課題解決にフォーカスしている。最も喜ばしいことは、他の企業がXRPのユースケースに投資する事例が増えていることだ。」とコメントした。

また、市場参加者から指摘が行われたリップル社によるXRP売却の影響について続けたGarlinghouse氏は、「リップル社が仮想通貨XRPをOTCで機関投資家に販売していることはXRPの価格自体に影響を与えていない」と言及。ビットコイン市場に影響を及ぼす「クジラ」の存在を引き合いに、リップル社のXRP保有額と比較してリップル社の影響力を改めて否定した。

XRPと主要アルトコインの相関性を見れば、その高さは一目瞭然だ。

リップル社は、XRPの価格をコントロールすることはできない。ビットコインクジラがビットコインの相場をコントロールできないようにである。

その上で、XRPほど時価総額と日平均の出来高が大きな規模の通貨については、(規定された売却プロセスにおいて)相場操縦は不可能ではないか、とコメントした。

XRPの相場とリップル社の利害関係に関して、市場におけるXRPを「ダンプ(価格を押し下げる行為)」することはリップル社にとっても利点にはならないと説明。リップル社がXRPをダンプしているというSNS上の批判に対して、以下のように論じた。

我々は健全で成功するエコシステムを望んでいる。これを目標にしているから、ダンプを決してせずにXRPをエスクローにロックアップするなどの対策を取っている。

根本的にいえば、リップル社はXRPに触れることができない。

関連リップル社CEOが異例の声明 「売却停止を要請する署名運動」で

機関販売について

「企業割引セールは存在するのか」 CNN司会者が行なった質問では、企業癒着のような「特別なディール」は一切ないと明確にした上で、XRPとxRapidを利用する大手送金企業「MoneyGram」を例に「MoneyGramはxRapidを利用し、米ドルをメキシコペソに換金する際、XRPをオープン市場で購入している。」と発言。MoneyGramがxRapidの利用時に、市場価格で購入を行なっている旨を初めて明確にした。

一方、機関投資家に対する販売では、通常の現物価格ではなく多少の割引が適用されるとしたGarlinghouse氏。機関投資家が1,000万ドル分のXRPを買う場合、トークンが売却できない期間を設けるロックアップ制度があると説明、機関投資家によるXRPのダンプ行為対策で、一定の制限をかけているとした。

参考:CNN取材

CoinPostの関連記事

リップル社投資部門、仮想通貨XRPのエコシステム拡大を図る事業戦略を発表
リップル社の投資部門「Xpring」は、XRPの利用普及を図る新たな取り組みを明かした。XRP関連開発ツールの構築などを新たな事業方針として推進する。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/09 火曜日
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
13:20
カナダ税務当局、仮想通貨利用者の4割が未申告と推定
カナダ歳入庁が過去3年間で仮想通貨関連監査により1億カナダドル以上を徴収したが、2020年以降刑事告発は行われていない。同庁は仮想通貨プラットフォーム利用者の40%が未申告または高リスクだと推定している。
12:50
『ガス先物市場』、ヴィタリックがイーサリアム手数料を安定させるアイデアを披露
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏がガス代先物市場を提案した。将来の手数料をヘッジ可能にする構想であり、コミュニティ内で議論が活発化している。
11:45
米大手銀行CEO、上院議員と仮想通貨市場構造法案を協議予定 ステーブルコインの利息付与に反対表明へ=報道
バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴのCEOが9日、上院議員と会談し仮想通貨市場法案を協議する。銀行側はステーブルコインへの利息付与に反対し、仮想通貨分野での競争能力確保を求める姿勢だ。
11:23
テザーのUSDT、アブダビで「法定通貨参照トークン」認定範囲が拡大 9チェーン追加
テザーのUSDT、アブダビで法定通貨参照トークンの認定範囲を拡大。新たに9つのブロックチェーンで規制業務が可能に。USDC、USD1、RLUSDも承認済み。UAEがステーブルコイン規制拠点として台頭。
10:22
マイケル・セイラー氏、国家主導のビットコイン銀行システムを提案
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長がアブダビで、ビットコイン担保型の高利回りデジタル銀行システムを各国政府に提案。20兆〜50兆ドルの資本流入を見込むが、価格変動性への懸念も。中東の全政府系ファンドと会談を実施。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大約47億円規模の自社株買い実施へ
仮想通貨ハイパーリキッドの財務企業ハイパーリキッド・ストラテジーズは、最大約47億円規模の自社株買いを実施すると発表。延期や中止の可能性もあるが最大で12カ月間実施する計画である。
09:40
アルゼンチン中銀、民間銀行による仮想通貨取引の解禁を検討か=報道
ビットコイン支持のミレイ政権下で、アルゼンチン中央銀行が民間銀行による仮想通貨取引サービスの許可を検討中だと伝えられる。実現すれば普及が促進される可能性もある。
09:35
UAE初、イスラム系銀行ルヤがビットコイン投資サービスを開始
UAE拠点のイスラム銀行ルヤが8日、仮想通貨インフラプロバイダーのフューズと提携し、モバイルアプリを通じてビットコイン投資サービスを開始した。イスラム系銀行として初めて顧客にBTCの売買を可能にする。
08:15
PLUMEとJUPITERがコインベースに新規上場、機関投資家向けアクセスも提供
米コインベースが12月9日にプルームとジュピターの現物取引を開始する。RWAトークン化のプルームとソラナ系DEXアグリゲーターのジュピターが新規上場し、機関投資家向けアクセスも利用可能になる。
07:55
SECがOndoへの捜査を訴追なしで終了、トークン化証券のハードルをクリア
トークン化プラットフォームのオンド・ファイナンスが、バイデン政権下で開始されたSECの捜査が訴追なしで終了したと発表した。トークン化証券が米国資本市場の中核となる時期が到来したと同社は期待。
07:15
仮想通貨投資商品、先週は1110億円超の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週の資金フローは約1,116億円の純流入だったと報告。ビットコイン、XRP、チェーンリンクの投資商品の需要が高かった。
07:02
ビットコイン担保をデリバティブ市場で使用、米CFTCがトークン化パイロットプログラムを開始
米CFTCがビットコイン、イーサリアム、USDCなどのデジタル資産をデリバティブ市場で担保として使用するパイロットプログラムを開始した。トークン化担保に関する新たなガイダンスも発行している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧